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傍の下で(妄想化学遊戯Lev8.1)

そして、待ち合わせ場所にて・・・。

出入り口付近には、既に待ち合わせをしていると想われる遊戯者が数名程、各々の距離で佇んで居た。その中に道探の目に留まった遊戯者が独り居た。

「・・・・・・はてぇ?。どこぞで見た様な~~ぁ・・・」

その言葉に時渡が窺う。

「如何したんだいぃ?」

「うん、・・・何でもない。其れより、時渡、その待ち人は何処に居るぅ?・・・」

「あーーぁ、それなら黒の鎧に身を包んで居る遊戯者だよぉ」

「・・ん、黒の鎧・・・。あーーぁ、あの遊戯者か」

特徴の有る黒の鎧に身を包んで佇んで居る遊戯者が道探の目に留まる。そして、その遊戯者に道探達は近付いて、時渡が声を掛けた。

「やーーぁ、台(うてな)。ご無沙汰」

時渡の言葉に台は、丁寧にお辞儀をして答えた。

「ご無沙汰してます。時渡さん」

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