ふくふく

紙の商社に勤めています。生成AIでの業務効率化や物流効率化に興味があります。また、仕事…

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紙の商社に勤めています。生成AIでの業務効率化や物流効率化に興味があります。また、仕事とは別で、紙商品の企画みたいなことをやってみたいとおもい、「紙のふくふく」を立ち上げました。

最近の記事

紙の整理

また紙がたまってきた。 ちょっと切ったやつとか、なんとなくもったいないから置いていたり。 サンプルでもらったやつ、ちょっと多めにもらった分、やっぱり捨てずに置いといたり。 あと、予備で買ったやつ。 大体、たまってきたら捨てるしかない。 たまに「欲しい」と言われ、持っていったら、 「そんなにいらない」と言われることがよくある。 いらなくなった紙を使うためには、創作意欲が必要なのだ。 厚い紙でも、薄い紙でも、変な形の紙でも、 とりあえず切ったり、破ったり、貼ったり、

    • お店を始めてみた③

      商品がたくさんたまってきたので、 姉が経営する小児科の診療所に1号店(写真)を設置させてもらうことにしました。 今は、ぽち袋、箱、しおりを販売しています。 月に3回くらい、週末に売り上げチェックに行きます。 1個でも売れていると嬉しいもんです。 今は、しおりの新作、月に4つを発売することが目標です。

      • お店を始めてみた。②

        久しぶりにnoteを開きました。 2022年11月19日、お店を始めていたようです。 事前にホームページのお知らせで、やれる日だけやったらできるんちゃう? みたいな軽い気持ちで始めましたが、それさえ難しく、自然消滅してしまいました。 おつりの準備や掃除など、実際にしなければいけないことも結構ありますが、そんなことより、 「突然誰かが来るかもしれない。」 ということに慣れていなかったのです。 そんなこと、やってみなくてもわかりそうですが、やってみないとわからないものです。

        • すべての紙の見本帳が一般公開されて、誰でも自由に見れる場所があったらなぁ・・・。と、最近とくに思う。多品種小ロットの需要が高まり、オンデマンド印刷の普及も進んでいる。モノを作ろうとしている人自身がどんな紙があるのかを、直接、自由に見ることができるようになったほうがいいと思う。

        • お店を始めてみた③

        • お店を始めてみた。②

        • すべての紙の見本帳が一般公開されて、誰でも自由に見れる場所があったらなぁ・・・。と、最近とくに思う。多品種小ロットの需要が高まり、オンデマンド印刷の普及も進んでいる。モノを作ろうとしている人自身がどんな紙があるのかを、直接、自由に見ることができるようになったほうがいいと思う。

          お店を始めてみた。

          2022年11月19日土曜日、お店を始めてみました。 「お店をはじめた。」と言っても、いつも作業しているところで、商品を作って並べて、ドアを開けておいた、という程度の軽い感じですが。 もっと使う人とつながることで、紙の新しい可能性が見えてくるのではないか、という気持ちです。 今は、自分たちで作ったものが多いですが、ゆくゆくは仕入れのものも増やしていきたいです。 紙そのものも、もっと扱っていきたいと思っています。 しばらくは、月に1回~2回くらい、事前にインスタグラムや

          お店を始めてみた。

          紙を探す。

          紙屋ですから、お客さんが欲しい紙を探すことも仕事です。 紙は、実に種類が多いです。少なくとも、数万アイテムはあります。 ですから、紙を探すのは、結構大変だし、経験も必要です。 ①銘柄で聞かれる。 例えば、「〇〇という紙取扱いありますか?」という感じでの問い合わせです。 これは、一番ラクです。 とくに、今はインターネットで検索すれば、大体出てきます。 ②サンプルを預かる。 これもやりやすいほうですが、ちょっと経験がいります。 パッとみて、印刷用紙?、和紙?、特殊紙?、みたい

          紙を探す。

          紙屋の整理整頓

          どんな仕事でも、整理整頓は重要と言われていますが、紙屋も同じです。 まず、サンプルというものはどんどん増えるのです。 紙のサンプル・印刷のサンプル・加工のサンプル。何か仕事をするたびに、必要なサンプルを取り寄せたり、もらいに行ったりします。 これが、なかなか捨てられないのです。 さすがに置き場所がなくなってくると処分しようとしますが、処分した後必要になった記憶がよみがえってきたりして、選別にとても時間がかかります。 次に、形や大きさがばらばらです。 大きい紙に印刷した見本

          紙屋の整理整頓

          コースターの抜きカスの再利用

          コースターを製造すると、抜きカスがたくさん出てしまいます。 タイトル写真が、まさにそれです。2枚並べてみました。 何となく紅白でめでたいし、模様ぽく見えるような気がしたので、赤い紙の上に置いてみました。 この抜きカスを、なんとか有効活用 したいと考えています。 毎日コースターを作っているので、何万枚・何十万枚と抜きカスが出ます。 今は当然、古紙屋さんに引き取ってもらっています。 写真のような白無地は原料として利用しやすいのですが、インキがついていると、インキを取り除く必要

          コースターの抜きカスの再利用

          紙屋の仕事道具③ 紙の手帳

          紙の種類はとても、とても多いのです。 お客さんから、「『A』という紙ありますか?」と聞かれても、わからないことが多いです。 そんなとき、まず最初に見るのが、日本洋紙板紙卸商業組合発行の 「紙の手帳」です。 9センチ×15センチという、スーツの内ポケットに入るコンパクトなサイズに、統計、紙の銘柄やサイズ、各製紙会社の抄紙機の一覧などの情報がぎっしり詰まっています。 「紙の手帳」は、毎年発売され、それぞれの情報は毎年改訂されています。 紙の銘柄やサイズを調べることが一番多

          紙屋の仕事道具③ 紙の手帳

          #コースター集め

          インスタグラムで、「コースター集め」というハッシュタグがあることを 知りました。 「#コースター集め」をみていると、レストランやカフェ、喫茶店のコースターをコレクションしている人がいることがわかりました。 コレクションにあるコースターの写真は、単に店名だけを印刷したものではなく、 イラストや柄で、きちんとデザインされたものが大半でした。 いろんなお店のコースターの写真を見ていると、お店の雰囲気が想像できたり、実際に行ったような気持になったりして、案外いいもんだな、と思いま

          #コースター集め

          紙屋の仕事道具②  紙厚計

          今回は、「紙屋の道具といえば、コレ!」の、紙厚計です。 紙厚計は、100分の1mm単位で紙の厚みを測る道具です。 写真の紙は、0.09mmくらいです。 僕が紙屋に入った20年くらい前、大先輩方の中には、紙の厚みを手触りで見る人がいました。 僕にはそれは到底無理だと思っていたし、モノを測ることが結構好きなので、必ずサンプルを会社に持ち帰って、会社の紙厚計で測ることにしていました。 もらった紙の厚みは、その場ですぐに測れた方がいい、と思いながらも、 マイ紙厚計を持っていなか

          紙屋の仕事道具②  紙厚計

          「紙のふくふく」

          ずっと前から、もっと自由に、簡単に、いろんなものを作ってみることができれば、紙の可能性はもっと広がると思っていました。 4年くらい前、知合いの紙屋さんが、手放したい機械があると聞き、思い切って引き取らせてもらうことにしました。 その時引き取った機械は、 大判インクジェットプリンター、カッティングプロッター(この機械で、写真のキリンを作りました。)、裁断機、トナープリンターです。 運送代だけでも、結構お金がかかりました。 その後も、ダイカットマシン(小さいやつとA4サイズ対

          「紙のふくふく」

          SNSとはいえ、結局は近所づきあい。

          前回、SNSの運用に苦労している、という記事を書きました。 早速、僕のnoteの師匠のヤグチサトコさんから、ヒントとなるコメントをいただきました。 noteに書くといいことあるなぁ、と思いました。 ヤグチサトコさんは、ずいぶん前から紙に関する記事をnoteに書いておられます。 一方で、会社では、SNSコンサルタントに、一度相談してみよう、ということになり、2社のコンサルタントに相談してみました。 いろんな話が出た中で、特に今後に活かしたい、と思ったことは下記の3点です。

          SNSとはいえ、結局は近所づきあい。

          ホームページやSNSの運用が難しい。

          以前から、一応会社のホームページはありましたが、あまり機能していませんでした。 2年前、コロナ禍が始まり、いままでやっていた仕事が減り、客先への訪問も難しくなったことで、時間ができたこともあり、ホームページやSNSを整えようということになりました。 デザインが得意な社員がホームページを作り、ツイッター、インスタグラム、ユーチューブに登録しました。 僕も画像や動画の編集ソフトの最低限の使い方を覚え、運用担当者の一員になりました。 SNSやユーチューブに投稿しながら、ホー

          ホームページやSNSの運用が難しい。

          商品開発「箸置きコースター」

          コースター原紙メーカーの担当のKさんから 「ずっと前ですけど、コースターの工場で働いている職人さんが、『コースターに箸置きをつけたら絶対いいと思う。』と言ってたんですよね。」 という話を聞いた。 面白いと思ったので、すぐに「それはいいアイデアですね。何か試作してみますよ。」と返事した。 帰りの車中でいろんな形を考えたが、家に帰って、コースター用の紙を作って試作してみたところ、結局、シンプルにコースターの端を折り曲げるだけで十分に箸置きとして使えることが分かった。 ただ、コ

          商品開発「箸置きコースター」

          紙の加工屋さんを探す

          紙の加工はいろいろあって、加工屋さんを探すのはなかなか難しいです。 つい先日も、紙を重ねた真ん中を糸で縫うタイプのノート(学習帳みたいな感じ))の加工会社を探すことになりました。 僕は製本の知識はほとんどないので、このタイプのノートの製本の呼び名すら知りません。 「糸」「製本」「糸綴じ」とかいろいろ思いつくままに検索をしていたところ、「糸綴り」という加工があることがわかりました。 「糸綴り」という加工が、今回お願いしたい加工かどうかもわかりませんが、とりあえず聞きに行って

          紙の加工屋さんを探す