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本屋めぐりと昼飲み

最近、休日に本屋めぐりをしている。
単純に本が好きで、読みたい本を探している、というのもあるが、最近は、店主のこだわりの本が並ぶ、小さな独立系書店が増えていて、都内近郊の独立系書店に行くのが、楽しみの一つになっているのだ。

今日は、千葉県市川市にある、kame booksに行って来た。
この書店は、Xでアカウントをフォローしていて知ったのだが、もうすぐ閉店する、というので、その前に一度行ってみたいと思い、行ったのだった。

市川駅まで出て、そこからバスに乗る。

正直、交通の便がいいとは言い難い立地ではある。

バスに揺られていると、雨が降りそうな曇り空から、晴れ間がのぞいていて、何か先行きがいいなと思いながら、バスを降りる。

曇り空から、晴れ間がのぞいている。

バス停から5分程歩くと、kame booksのある建物に着く。

kame booksのある建物。

kame booksはその建物の4階にある。
階段を上っていく。

階段を上っていく。

すると、kame booksの看板が見えた。

kame booksの看板

上から、kame booksで本を買ったであろう女性とすれ違う。

kame booksに着くと、ビルの一室でそこは一坪。とても小さな本屋さんである。

本を買っていく人が一人、本を選んでいる人が一人いて、それだけでお店は一杯である。

店主の方が挨拶をしてくれる。

本を選んでいる人の邪魔にならないように、僕も店内に入り、本棚を見ていく。

色々面白そうな本が沢山あり、保坂和志さんの「カンバセイション・ピース」を買おうかと一瞬思ったのだが、今は図書館から借りた本が2冊あり、かつ僕はアルバイトの身でお金がないものなので、買わなかった。

その間にも、前に本を選んでいた人は何冊かの本を買っていて、僕の後にもどんどんお客さんがやってくる。

正直言って、繁盛しているように見える。

これなら、閉める必要もないのでは、とも思ったが、何か事情があるのだろうか。

kame booksの店主の方は、甲羅文庫という本屋さんも松戸市でやっているらしいので、そちら一本にするという事なのだろうか。

申し訳ないと思いつつ、何も買わずにお店を出た。

帰りは、バスで本八幡駅まで行った。

そこで、何か昼飲みをしたいと思い、イタリアンダイニングに入った。
ペペロンチーノと、ビールを頼んだ。
割と美味しかった。

帰り、乗り換え駅だったので、神保町で降りてみた。
最近読んだ、吉田篤弘さんの「神様のいる街」に神保町が出てきて、ちょっと行ってみたくなったのもある。

神保町の本屋さんは、どこもお客さんが一杯いて、近年、本が売れなくなって来ているというのが、嘘のようである。

夕方の空が綺麗だった。

神保町の夕方の空

何軒か回って、家路についた。

生きていると、日々何かしらの不安や、嫌な事があったりして、心が曇ってしまう時がある。

僕は、休日に本屋さん巡りや、昼飲みをする事で、そういった嫌な記憶、思念から、一時、解放される。

このブログを書くのもそういった理由である。

さあ、明日は何をしようか。
土日は、心を自由に開放させて、心の思うままに、遊ぶのだ。

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