元ポジティブ

僕は夢を抱く人間だった。

今になって思うのは期待しすぎだったということ。

楽観的過ぎ

ということでもあった。

今でこそ、芸能人になれる道があったとして「そんなにうまい話ある?」というような考え方をしてるけど、子供の頃はとにかくなんでも肯定的だった。
元ポジティブ。

人生紆余曲折あって、ちょっとネガティブ過ぎやしないかと思われるくらいのネガティブになったが、現実は予想以上の残酷さを見せる時がある。
自分の考える最悪を上回る出来事。
でも、常に最悪を想定することは無駄じゃない。
驕らなくて済むし、深刻度合いが予想を上回ったとしても、落差はポジティブ思考時より少なくて済む。


ネガティブの意義

子供って無駄にポジティブ。
僕もそうだった。
毎日楽しい。
けどそれが良いわけじゃない。

危険予測の面でダメダメ。

ボールを追いかけて車道に飛び出す子供とかは典型例。
「ボール取っても大丈夫でしょ!」
ポジティブゆえ危険予測ができてない。
あと、知らないおじさんについて行って誘拐されるのも典型的。
大人になると「車に轢かれるかも…」「この人悪い人かも…」というネガティブ思考が働いて危険回避できるが、ポジティブな子供はそれが無い。
言葉を選ばず言うとバカ。
人生は幸せ。悪い事を考えなくていいから。一長一短。



ネガティブ思考は不幸だが、危険予測ができているということ。

ネガティブが悪いとは思っていません。防衛本能が長けている。危機管理に敏感だ。と解釈しています。

NON STYLE 石田明

そういえば僕もポジティブな時は命の危機的な状況があった。
川で溺れかけたり、自転車の前輪に足を突っ込んで1回転したり、椅子から落ちて頭を割ったり。
これらは全てポジティブ思考からくるものだ。

今でもポジティブなら、日々怪我しまくっているだろう。
車に乗らないのはネガティブ思考によるものだ。運転技能に自信がない。子供の頃と変わらないポジティブ思考なら、人を轢き殺していた可能性がある。
てか子供の頃の危機体験で死んでいた可能性も全然あった。親が近くにいた幸運があったから生き残れただけ。

なにごとにも裏を疑う面倒な人格になってしまったが、これでいいのかもしれない。

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