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優しさのすれ違い

よかれと思ってやることが、相手にとっては迷惑だったということがよくある。

SNSでありがち。
何の気なしに気になる人をフォローしたのだけれど、その人が「怪しいアカウントはフォローバックしません!去れ!」というような投稿をしていた。その人をフォローしているアカウントは色々あったが、僕も含まれているんだろう。当時はかたっぱしからフォローしていたし。
かつその人は「仕事先で上手くいかなくて辛い」というようなつぶやきをしていたので「大丈夫ですよ。頑張っていきましょう。辞めるのも手です」というようなコメントをしたら、その後の投稿で「私の投稿にはコメントをつけなくて結構です」というようなことを言っていた。
SNSをやっていると、こういう裏目にでるようなことが本当に多い。お前がそういうこと言うから悪いんじゃんということを言われれば、それまでなんだけど、納得出来ない。

最近もブロックされた。
その方は漫画作品を投稿していた。ちょうど創作大賞2024も開催されていたので、感想を正直に書いた。

  • 1話目なのに主人公の髪型がすぐ変わっていて、誰だか分からなかった

  • 1話目からキャラクターが出てきすぎて混乱する

  • よく分からない単語や概念が次々出てきてついていけない

その方がその方のレベルアップに繋がるかと思ったという、思いやり。これはまあ…押し付けかもしれないが。
その後「noteってもっとやさしい場所だと思っていた」という投稿をその方はしていた。普段から僕の投稿内容が気に入らないことを暗示するようなことを話していたので、何が効いたのか分からないが、僕の勝手な予想では、普段から気に入らなかったため、耐える器にストレスが溜まっていった。そのレビューでストレスが器から溢れブロックの決定打になったのだと思っている。知らんけど。

僕は正直な感想を述べることが優しさだと思っていた。
その方は、憶測だが、正直に言われるのは優しさとは感じないタイプなのだろう。憶測だけど。優しさがすれ違っている。これもnoteが過疎った一因だと思っている。相手を思いやると肯定的な意見しか言えないどころか、交流がなくなる。触らぬ神に祟りなし精神。それが健全かどうかは分からない。ストレスは無いのだろうが、フィードバックもない。それSNSやる意味あるのだろうか。

本当はこんな投稿するべきではないと思うのだが、その人らは僕をブロックしているから、この記事を見ないだろう。本当はもっとその作品に言いたいことがあったが、さすがに憚られた。ぜんぶ言っていたらその方は精神崩壊していたのかもしれない。

鼻毛出てる問題

話している人に鼻毛が出ている時、指摘するだろうか。
僕は指摘する。
指摘した人が恨まれるという理不尽があるから、指摘するしないという派閥が分かれるのだろうが。
でもそのまま指摘しないと、そこから会う人全員に鼻毛をさらすことになる。
言うは一時の恥、言わぬはずっとの恥。

常識や感性への指摘は、精神的な鼻毛が出ていることへの指摘だと思っている。

精神的な鼻毛は主観に依存するから、他の人が見たら鼻毛が出ているようには見えないのかもしれないから、なんとも言えないが。少なくとも、僕の目には思いっきり太い鼻毛が出ているように見えた。僕だけの幻想かもしれないが。
《優しい世界》というものが、鼻毛が出ているのに誰も指摘しない世界だというのだろうか。それが自分の幻覚だったとしても、一応指摘しておく。違ったら違ったで良かったねでいいはず。
 ちなみに今回記事に書いた例は《鼻毛が出ていることを指摘したけど、それを認めず、そのうえ不機嫌にもなられた》という事例だと思っている。誰も得しない最悪な結末。

共感した記事

↓の意見が少数派なのか多数派なのかは知らないが、僕は共感した。

私がフォロバ目的のフォローをしないので、フォロー返しをマナーと思って返してくる人だ。

この方はフォローする際、フォローした相手にフォローバックを期待しない。
ただのいち読者として読むつもりなだけ。他の目的はない。
僕の経験上でも、フォローバックしてくる人が非常に多い。求めてねえのに。それがマナーであり、美徳であるという全体認識なんだろう。
どうせこっちが外したら外すくせに。中身のない関係。
病理だと思う。

すぐ興味がなくなってフォロー外すかもしれないので、フォロバされると困るわけよ。

そう。《フォローされています》という表示は圧になる。
…むしろ圧をかけることが目的なのかもしれない。
政治的圧力で関係は固定される。そうして駄サイクル、井の中の蛙となっていくのだ。

プロフィールに「私はあなたを勝手にフォローするけど、いつ外すかわからないので私に興味がなければフォロバは結構です」って書いておくのがいいのだろうか。

プロフィールを読んでいる人間なんていないだろう。仮に読んでいたとしても、フォロー解除の圧力をかけることが目的だとしたら関係ない。

鼻毛出ている問題解決

鼻毛が出ている本人に「鼻毛出ていたら指摘した方がいいですか?」ということを直接聞くのがいいかもしれない。もうそれしかない。
その時の返答で指摘するかしないかを決めればトラブルにもならないかと。
「なんでですか?」と聞かれたら…答えるしかない。
それは質問に質問で答える相手が悪い。

精神的な鼻毛対処法

指摘したくなる漫画作品や投稿を見ても「感想って正直に言ったほうがいい感じですか?それとも甘口がいいですかね」みたいな確認をとるとか。
でもこれはこれで上からだな…。なんならこっちの方が失礼に感じる(笑)
今回僕をブロックした方の作品をオブラートレビューすると____

  • 「続きが楽しみです🤩」

  • 「頑張ってください👍」

  • 「魅力的なキャラクターですね❗」

としか言えない。
大袈裟…というか思ってないまである。ストーリーがよく分からないから、キャラクターに魅力があるのかどうかすら分からなかったんだから(ブロックされてなかったら言えない💦💦)。
当たり障りないコメントだけして去るのが常識なんだろうか。
それもうキッザニアじゃんね。クリエイターごっこでしかない。漫画《ネムルバカ》の駄サイクル(要は井の中の蛙)を地で行くことになる。
大前提として、その人は大海に向かうつもりがあったのかは知らない。…いやでも創作大賞に応募していたから、大海を目指す気満々だったというわけだ。
もし万が一選ばれたとして、そうなると不特定多数に見られるわけだ。
僕が放つ忖度なし評価なんかとは比べ物にならないほどのアンチコメントが届くだろう。そうなった時に「キャラクターが魅力的ですね✨」というような社交辞令コメントしかもらったことのない温室育ちの井戸カエルは耐えられない。
僕をブロックしたクリエイターさんは「俺ってSNS向いてないのかな」と投稿していたが、誰かに作品を開示することが向いていないと思う(これもブロックされてるから言えること)。それは投稿を含めてだ。漫画の投稿や持ち込みは、必ずフィードバックされる。持ち込みの経験はないが、コロコロに投稿した経験がある。5段階評価をされる。最高が5。ちなみに僕は全部1で返ってきた。「何が言いたいのか分からない」とのこと。
たしか内容は《ピカソの息子は才能がなくて、実力がないくせに蛭子能収みたいな絵をキュビズムだと言い張っている》というもの。
自信あったんだけど…。
絵は間違いなく下手だった。
4コマ漫画ね。

もうちょっと改善点を具体的に言って欲しかったが、ハッキリ言ってくれて嬉しかった。コロコロですら結構辛辣なのに、他の会社はもっと厳しいのではないか?

noteも

ひと昔前のニコニコ生放送のような誹謗中傷コメントがつきまくるより、閲覧数だけ伸びてコメントが付かない方が気持ち悪い。


令和でした


精神的な鼻毛をさらしているのではないかという強迫観念に苛まれる。ちなみに物理的な鼻毛は鏡で気付けるが、精神的な鼻毛は自分自身では絶対気付けない。
だから指摘してほしいんだ!

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