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《V系って知ってる?》lynch.


ラウドもバラードもシャウトもピアノもあり!

硬派な硝子!

それが────────

《lynch.》!!


衣装は黒を


概要

lynch.は2004年に愛知県名古屋市で結成されたビジュアル系バンドです。

ボーカルの葉月はLUNA SEAに影響を受けていますが、僕はLUNA SEAより好きです。

音に厚みがあるんですよ。

シャウトはあまり好きではありませんが、そういう激しい曲調が日本においてあまり売れないのも葉月本人は自覚しているそうです。

作詞作曲は全て葉月ですが、リーダーはギターの玲央です。玲央は最年長。


曲は好きなんですが、好きになれない要素がデスボイス以外にチラホラあって。

言葉を選ばずに言うと柄が悪い

まずタトゥーですね。

 長袖の時ですらちょっと見えてますもん。全身にびっちり。

玲央以外ガッツリ入れていることが確認できます。


真っ当な人にオススメはしにくいですね。

ブレイキングダウンとかケラケラ笑いながら楽しめる人にはオススメしたいです。

ちなみに葉月は格闘技大好きです。…解釈一致(^_^;) 

よくYouTubeでエイペックス配信やってます。これは意外。FPSやるにしてもCODとかやってそうなんですけどね。

あと葉月と言ったら…なんですが、ライブの煽りで「セックスしましょおおおおお!」 
とか叫びます。

これもオススメできない…というかライブ行きたくないです。

歌詞にもそういう性的なものがたまに入ってます。
ディルアングレイより直接的だと思います。

あと明徳は大麻ね。
完全にこれヤクザだから。
反社バンドだから。

音楽は良いけど、人で敬遠されがちです。
本人は「ビジュアル系という理由で敬遠しないでほしい」という思いですが、無理があるって😣

 タトゥー、下ネタ、大麻、暴力…いやもう負のイメージしかない。

これで音楽もシャウトばっかりだったら僕は好きになっていません。

lynch.はラウド系?

lynch.はビジュアル系文化の他にラウド系の文化も受けているようなので、行き過ぎたタトゥーはその影響なのかもしれませんね。

ディルアングレイの京もよくホイッスルボイスとかデスボイスとか海外的な歌唱をしていて、タトゥーもバリバリですから。

 ラウド系のバンドというとcoldrainとかFACTとかPay money To my Painとか?ですかね?あんまりくわしくないけど。そういえばcoldrainはlynch.と同じ名古屋出身です。名古屋はラウドの聖地なのかな?

ノれない曲


さあでは曲紹介しましょうかね。

さっき書きましたが、初期の曲調は嫌いです。

縦ノリできない。

デスボイスのある曲ってテンポが独特なんですよね。

口ずさめない。
「どはいおはうぇれっらぱっっじぇrボオオオゔゔゔゔ♪*♀&♡&♪&!!!」
みたいな。

いや乗れんわ。
後半だけ曲調が変わって曲になってますね。

悠介節、ディレイエフェクターがかかっているところです。そこだけ良い。

 神曲紹介

悪口ばかりになってしまいましたね。

素晴らしい曲紹介!

 KALEAIDO

 イントロから神曲の予感…。

そしてその予感は的中します。

君がいなくなったって
何も変わらない
そんな残酷な世界で

lynch./KALEAIDO

 歌詞までいい。

この歌詞は葉月いきつけの店主が亡くなってしまったことから考えられた歌詞です。

ああ それでも忘れゆくよ
僕らは生きてくんだから

lynch./KALEAIDO

ギターソロはありません。

シャウトもありません。

たしかに音はうるさいかもしれません。

だけど構成がいい。

さっきの曲と同じ人が書いたとは思えません。

歌詞も構成も繊細です。

LUNA SEAよりも力強く、キャッチーなのです。

音がハードなのでLUNA SEAの後継者とまでは言いにくいですが、この曲だけはLUNA SEAの後継曲と言っても良いでしょう。曲として完璧です。
こんなに好きになった曲はありません。

 SORROW


lynch.の法則
神曲はイントロが穏やか
だろう?

そして厚みのある弦楽器。
どんだけ重ねてんすか。厚みありすぎ。
構成は緩やかですが、音は激しめという、巨人の行進みたいな曲になってます。


IN THIS ERA

後半から激しさを畳み掛けてくる曲になっています。

なので序盤〜中盤にかけて物足りなさを感じるかも知れません。

しかし終盤で伏線が回収されますからご安心を😊

この時代に生まれた意味が
あるなら 死ぬ意味は
どうかどうかどうか
聞かせて

lynch./IN THIS ERA



ASTER

IN THIS ERAと同じアルバムに収録されております!

このアルバムでlynch.はひと皮剥けたというか、方向性を保ったまま成長した感がありますね。激しい面はより激しさを増し、繊細な所はより繊細にするという《静と動》のメリハリがハッキリしていて気持ちがいいです。

それを芸術的なところまで昇華している。

激しいけど下品じゃない。

おっと語りすぎました。
曲の説明ね…。 


これまた最初穏やかです!

 サビとギターソロからその後以外は穏やかという初期のlynch.からすると想像できない化け具合です。

ラウドロック出身とは思えません。

おわり間近のコーラスは夜を連想させます。
それもそのはず《ASTER》はギリシア語・ラテン語で《星》を意味します。

この曲を聴いてから調べて分かりました。

イメージを音で伝えるなんて凄い表現力😳

他にもいろいろ良い曲あります!ぜひ検索してみてください。


lynch.の曲全体について


lynch.の曲は当たり外れが激しいです。

ハズレは大抵ヘビメタかつスピード曲です。

テンポがゆっくりの曲にハズレは無いと記憶しています。

武道館の不幸

しかしこのlynch.というバンド、活動にあたって不幸が続いたことがありました。

武道館公演という重大イベント目前で、2度も中止になるという不遇(まあ自業自得なところもあったんですが後述します)に見舞われてしまいました。

1回目はバンドメンバー明徳(ベース)の逮捕です。この記事の前にも書いたんですが、イケナイ葉っぱですね。

しばらく武道館もベースもなしで頑張っていました。

まあ自分の行いだけど葉月にしてみれば迷惑…なのかな?
…解釈一致なんだけど(((ボソ。

その間LUNA SEAのJや黒夢の人時といったビジュアル系のレジェンドベーシストにサポートで呼んで活動していました。

その後、明徳は復帰しましたがまあlynch.は見た目も中身もアレなバンドというイメージになりました。


そして2回目はコロナです。
不遇すぎ…(;_;)

よく分からんバイ菌のせいでベースどころかライブまで出来なくなるなんて!

そして2022年末に──────────

とうとう武道館公演を達成!


おめでとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))


2023年現在も精力的に活動中!(葉月節の下ネタじゃないですよ〜)


葉月はソロでも活動していますよ



ソロだとまた曲の毛色が違います。

葉月さんどんだけ引き出しあるんですか…。

そしてバンドにも曲提供して、ソロでも新曲出してって凄すぎ。ソロでも全部自分で作詞作曲してるんですからね!?

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