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未来を。

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未来に向けた思いを詠った作品郡。(2023 9月~2024 1月) 利用画像:写真AC
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#生きる

「選定の夢。」(詩)

「選定の夢。」(詩)

私には夢がある。

いつか聞いた予言の詩。

誰かが作った予言の詩。

それが私を作ったんだ。

予言の内容はこうだ。

「現実の世界は不自由だ。

時として嘘だって

平気でつかなきゃいけないし。

自分を傷付ける人に対して

容赦しちゃいけない。

少し感じた違和感で、

細い希望を手探り寄せる。

それはそれは血にまみれた物語だ。

僕らはそれに縛られている。

楽園はどこだ?

夢はどこに

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「一人は無力だ。」(詩)

「一人は無力だ。」(詩)

一人は無力だ。

誰であっても、

他人に助けられて生きている。

一人では誰も生きていけないけど。

私は他人が怖かった。

自分を助けてくれた人。

自分に優しくしてくれた人。

何割かは、エゴで出来ていたから。

本当に他人のために

他人を救おうとする人は少ない。

もし本当に存在するなら

本来、幸せになるべき人だ。

なのに。

そんな人が幸せになれるとは限らない。

時に

利用され

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「言葉の欠片。」(詩)

「言葉の欠片。」(詩)

死したフレーズ

言葉を忘れ。

散らばった欠片は綺麗だ。

浮かばないタイトル。

思い付かない物語。

何かを書きたい感情だけが

自分を動かしている。

決断の時が来る。

足掻いて、足掻いて、足掻いた先で。

私に残されたものはなんだ。

間違って、怯えて、傷付いて。

それでも未来は残されていた。

バラバラにされた心のピース。

言葉の欠片。

それは星のように

綺麗で、儚くて。

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