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【映画】マネーショート 華麗なる大逆転

 第一回目の気になる投稿ですが趣味である映画記事にしました。

またこれを題材に選んだことから、お金に関しがあることは察していただけたのでは無いかと思います。

では早速ですがザックリ映画の全体像をお話しようと思います‼︎

簡単に言うとバブルが起きていた相場にいち早く気づいた人間の、
逆転劇です。この物語の主人公たちは決して悪いことをしているわけでなく

むしろ現状の悪魔的な状況を改善しようとするマークは、兄の死の原因なども含め葛藤をしていました。個人的には目先の利益を優先にした詐欺的な行為は長くは続かない=成功はないという結論に至りました

記者的気になる点👀【徹底解説‼︎】
映画開始30分〜 
基本的なMBS(モーゲージ債)の概念は
=政府保証つきのAAAの住宅ローン債券

だが年月を経てトランシェ構造に…

↑分からない方はこちら

簡単に言うと”切り分ける”ということ
AAA債券は最初に支払われ
下に行くほど(格付けの事)支払順位が後ろに
Bの利回りは高いがリスクもある+時に焦げ付く
MBS市場の急拡大によりBとBBはゴミ箱行きに
FICO(信用度は最低)で所得もなし+変動金利でくそ?だ
=ローンの焦付きの確率は4%に
もし8%になったら?BBBもクズになる

これを狙っての逆手に取った空売りが今回の題材になってますね👍

この詳細→債券のCSD(保険契約)を仕掛けよう
市場が破綻すれば10〜20倍のリターンが✨

銀行は手数料を稼ぐのに必死だから誰1人注意を払わない‼︎

そもそもAAAが65%の債券なはずだが…
実は95%が低所得者向けのサブプライムで占められている

さらに市場が危険と判断したら銀行はどうするか?
銀行は売れ残りのくずをリパッケージしてCDOに変える。
CDOとは?債務担保証券のことである

Bランクの売れ残りを山と積み重ねリスクは分散されたように見える。
無節操な格付け機関は質問もせずにAAAを付けるー
CDOは住宅市場を危機に陥れ経済破綻を招いた元凶👿
CDOを有名シェフが解説するシーンは面白いですねw

正直ここを読み取れるようになれば、後のストーリーも耳に入ってくると思います‼︎

では最後に…
この映画を見てない方にはネタバレになりますが⚠️

結末は以下です↓
状況が沈静化した時には5兆ドル分の年金と不動産価値や401K、貯金や債券が消失していた

800万人が失業し、600万人が家を失った
 
マークは寛大になった
ダニーとヴィニーとポーターは今もマンハッタンでファンドを経営
近くに”Nobu”がある
 
チャーリーとジェイミーは格付け機関を訴えようとし一笑にされた
ジェイミーはファンドを運営
チャーリーはNYを離れ家庭を持つ
ベンは妻と共に広大な果樹園でオーガニックな種を蒔いている

マイケルは政府に連絡を取り金融崩壊の兆候になぜ気づいたのか教えようとした
しかし返事はなく4回監査に遭いFBIにまで尋問された彼は今でも1つの商品に絞り込んで小さな投資をし続けている
それは”水”だ

2015年 大手銀行がハイリスクなデリバティブ商品を売り出した
ブルームバーグによると看板を付け替えたCDOだそうだ

こちらではNO .1映画としても取り上げられていました。
気になる方は見てみてください👍


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