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セカンドライフ・アグリを楽しもう。

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人生100年時代にむけて、幸福なセカンドライフづくりを。企業を50代で早期退社して、農業に就くスタイルを『セカンドライフ・アグリ』と名付け、経営学と幸福学にもとづいた成功のための…
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2021年12月の記事一覧

幸福の危機が、50代にやってくる。     その2「失業不安」

幸福の危機が、50代にやってくる。     その2「失業不安」

失業は、幸福度を下げる大きな要因。
 人の幸福度に大きな影響を与える要素に、“失業”があります。内閣府の『幸福度に関する研究会報告』の中にも、「雇用者よりも失業者の方が幸福度の低いこと」、「失業することにより幸福度が大きく下がること」さらに、「失業の負の影響は、所得の減少よりも非常に大きいこと」が明らかにされています。特に家族を支える責任がある中年の男性などで、より幸福度が低くなると報告されていま

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幸福の危機が、50代にやってくる。        その1「役職定年」

幸福の危機が、50代にやってくる。        その1「役職定年」

農業を始めるのに、なぜ50代サラリーマンが適しているのでしょうか?
 安定したサラリーマン人生も、終わりに近づく50代になると”幸福の危機”がやってきます。危機に瀕したサラリーマン生活にしがみつくよりも、思い切って幸福なセカンドライフづくりへと舵を切るのも、人生100年時代にはアリな選択ではないでしょうか。
 「農業を始める適齢期は、50歳代」とお伝えしてきましたが、セカンドライフが間近に迫った5

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人生100年時代のための幸福学     Ⅲ「大切なのは、幸せの持続性」

人生100年時代のための幸福学     Ⅲ「大切なのは、幸せの持続性」

幸せには、いろいろ種類があります。
「幸せ」と一口に言っても、実は様々な種類があります。「うれしい」「楽しい」といった刹那的な感情に近いHappinessから、生活レベルの満足感の高さLife satisfaction、精神的にも肉体的にも健康な状態が継続しているかのWell-beingなど、幅広い幸せが存在します。

他人と比較して得られる幸せと、比べられない幸せ。
 さらに、経済学者ロバート・

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人生100年時代のための幸福学     Ⅱ「国連と日本の幸福度研究から」

人生100年時代のための幸福学     Ⅱ「国連と日本の幸福度研究から」

気になるわが国の幸福度ランキングは?
 「幸せは本人次第。他人と比べるものじゃないよ。」とは言うけれど、自分の”幸福度”ってどのくらいなのか、時々考えてしまいます。毎年、国連の関係機関から世界幸福度ランキングが発表されますが、日本の幸福度も気になるところです。国によって政治的情勢や経済状況、伝統文化、宗教観など、ライフスタイルや価値観が大きく違う中、国の幸福度をどのように評価しているのでしょうか。

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