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写真を撮られるのって、好きですか??

写真を撮られるの苦手だよ〜、に共感しまくり〜って方、いらっしゃいませんか??

さて、前回からの続きものです。

まだ読んでない方は、前回の投稿も読んでくれると嬉しいです!



写真が苦手!という方、日本には多いんじゃないかと思います。

携帯やスマホを誰もが持つようになり、「写メ」や「スマフォト」が浸透するようになって。

ずいぶん気楽に写真を撮る文化が一般化したとは言え、「自撮り」はまだまだハードル高い。

複数の記念写真も、どうして良いのか分からず、照れ隠しについついピースしてしまう(笑)



でも、「写真が苦手」の本心は。

特に、日本の女性の本心は。

「本当は綺麗に撮ってもらいたい・・・」じゃないのかな??



確実に綺麗に撮ってもらえるなら、写真に撮られるの好きなんだけど、撮ってもらっても自分がイケてないから撮られたくない。

素敵じゃない自分を、敢えて、後から、わざわざ証拠のように目の前に突きつけられて。

それを見返えすなんて、もはや拷問。

だから、積極的には撮られたくない。



しかも。

素敵に写っていないのは、「撮る人」の腕が悪いとかじゃなくて、「撮られる」自分がイケてないから。

つまり自分が悪いから。

そう思ってる人が、実は多いんじゃないかなと思います。

少なくとも、わたしはそうでした。

前回書いたように、わたしは、容姿に関して強烈な自己否定感、嫌悪感があったので、特に酷かったです。



わたしは、子供の頃から着物が大好きで、七五三の振袖は、本当に心底楽しみにしていました。

振袖もこだわって選び、普通の女の子が選びそうな、可愛い華やかな花柄などではなく。

群青色の、十二単を着た源氏物語の絵巻のような女性の絵がたくさん描かれている、かなり渋い個性的な着物。

本番前には、本や雑誌で、着物を着た時の所作や歩き方をしっかり調べて、準備万端。

内股の小股で、姿勢正しく歩いて、全く着崩れませんでした。

大人たちからは、「大変でしょ」とか、「偉いわねえ」とかたくさん声かけられました。

が、1ミリも大変とは感ぜず、別に偉くもないよ、当たり前だよ、くらいに思ってました(笑)。

しかし、唯一苦痛の瞬間が。

それが、写真撮影。

子供の一大イベントですから、親もちゃんとカメラマンに頼みますし、アルバムも作ります。

これが・・・

本当に拷問だった〜(涙)

着物を着ること自体は、天にも登るほど楽しい事なのに、とにかく写真に撮られるのが苦手。

頭の中に聞こえてくる「ブス」という声。

「ブスが笑うんじゃね〜よ」って聞こえてくる。

大人たちもカメラマンさんも、笑えって言ってくる。

笑えないんだよ。

だから、笑えないんだよ!!

そして、引き攣った笑みを浮かべて、それが写真に収められ。

出来上がった写真を、嬉しそうに親が見せてくる。

もう、拷問だった。

着物を着るのは本当に楽しかったけど、それを残して見せつけられるのは、とても辛かった。

「なんでこのブス、こんな変な顔して気持ち悪く笑ってんだろ」

自分を見てそう思った。

辛くて仕方なかった。



七五三の日に、たまたま出会った幼馴染と、一緒に撮ったスナップ写真もあった。

彼女は、女の子らしくて、とっても可愛かった。

彼女と並んでいる2ショットの写真が、自分の可愛くないところを強調しているかのようで。

誰も比べてないのに、勝手に比べて、勝手に自分を卑下して、ますます落ち込んだ。

その写真を見返すたびに、吐きそうになった。

そして、わたしにとって七五三は、着物を着るという、最高の経験と、写真という最悪の経験がないまぜになった行事となった。


七五三の後に、写真館で写真を撮ることが楽しかったのか、別の写真を家族で撮り、わたしと妹もそれぞれピンのショットで撮影された。

親としては、可愛かったのでしょう(笑)

そのピンショットをこともあろうか、パネルにして、リビングに飾った・・・

見るたびに吐きそうで、自己嫌悪でいっぱいになるから、何度も写真を飾るのは嫌だと言ったけど。

いいじゃない、可愛いじゃない。

で片付けられた。

今思えば、親としては、本当に可愛いと思ってのことなんだけど、当時のわたしとしては、究極の拷問。

自分の嫌いな部分、表情、顔立ちが写真に写し出されていて、目に入るたびに傷は深まった。


その後も。

学校で遠足や修学旅行、運動会などの行事にスクールカメラマンが入るけど、カメラの視線を感じると常に逃げてた。

写りたくなかったから。

一応全員撮らなきゃって思うようなカメラマンさんは、大変だったと思う(笑)



強烈に写真が苦手な幼少期ではあったけど。

大人になるにつれ、色んな経験を経て、写真への苦手意識はかなり緩和されていった。

何せ、元々は自分が写っている写真を見ると吐きそうだ、というくらい酷かったから(笑)

劇団に入って、役者として活動を始めたことで、ある程度は写真に撮られることが必要になって、少しは慣れたという経緯もある。



でも。

決定的に変わったのは、実はこの3年くらいのこと。

それは、わたしがプロのカメラマンとしても活動するきっかけとなった、とあるスクールに入ってから。



元々、別のカメラ教室で撮り方を習ったこともあったけど、このスクールが普通のスクールと大きく違うのは。

在学中から、どんどん活動を推し進めるノウハウをしっかり学べること。

そして、全く予想すらしていなかったことだけど。

在学中の間に、このスクールに授業料として支払った金額分の売り上げを上げることができてしまったということ。

これは、本当に驚いた!

そんなところ、あるんだ(笑)

脱線しちゃったけど。

このスクールに入ったことで、たくさんのカメラマン仲間ができた!

しかも全国に!!

そこでできたネットワークのお陰もあって、今では気がつけば全国を飛び回り。

「いつもどこかに行ってるよね?」って言われるようになった。

あ、また、脱線しちゃった。



本題に戻ります!!

ここでたくさんのカメラマン仲間ができたことによって、みんなの撮影の練習相手をするようになった。

それがきっかけで、色んな人と一緒に作品作りをする、ポートレートモデルとしても活動するようになった。

嬉しいことに、コーディネートや絵作りやコンセプト作りも込みで、ポートレートモデルとしてアパレルのお仕事をお声かけくださる方も出てくるようになった。



あんなに。

あんなに写真に撮られるのが辛かったのに。

自分の写真を見たら吐きそうだったのに。

そして、そもそも自分の容姿と性格に強烈なコンプレックス、自己嫌悪、自己否定の塊だったのに。


仲間たちが、次から次へと、本当に素敵な写真を撮ってくれて。

その写真を何度も何度も。

何枚も何枚も見るうちに。


本当に、びっくりするくらい。

自分の自己肯定感が上がっていた!!



だって、本当に素敵に撮ってくれるんだもん(笑)!!

いや、やっぱりプロは凄いよ!!!


死ぬほど自分が嫌いで。

鏡を見ても、写真を見ても吐きそうだったのに。



劇団の先輩にその話をした時に、

「え〜。わたしが杏ちゃんだったら、わたし超イケてんじゃ〜ん!って思うけどな〜(笑)」

って言われた時も。

客観的にそうだとしても、わたしはそう捉えられない・・・。

だから、深刻なんだよ・・・。


そう思ってしまうくらいに根深いものだったのに。

気がついたら、そういったものが綺麗に解消されていた!



企業さんがモノを売りたい時。

国を動かす人間が大衆を煽動したい時。

一番効力が大きいのは「視覚」に訴えかけることだという。


五感の中で一番大きな影響を受けるのは視覚だと言われている。

だからこそ、現代のわたしたちは、視覚に色んなものを訴えかけられて、目が限界なのかもしれないとも思う。



その「視覚」に。

「めっちゃ素敵な自分」を撮ってくれた写真を見ている内に、根深い思いがいつの間にか解消されるだなんて。

まさに思ってもいなかった副産物!!


写真って、人生におけるかけがえのない瞬間を収めるメモリアルなものとしてだけではく。

人の人生を変えてしまうほどの。

人の自己肯定感を書き換えてしまうほどの。

大きな効力を持った、ものすごいパワフルなまさに「魔法」のツールなんだ!!


それを、わたし自身が身をもって体感した。

カメラって、本当に無限の可能性を秘めてると思う。

撮る撮られるにとどまらず、そこから新たな何かに発展・作用して人の人生にすら影響を与えてしまう。


写真との出逢いにも。
スクールとの出逢いにも。
写真とスクールを通じて出会った仲間たちとの出逢いにも。

言い尽くせないほどに、感謝しかない。
本当に、心の底から、ありがとう!
そして、これからもよろしくお願いします!


写真についても、わたしの人生についても、まだまだ書きたいことはあるけど、今日はこのくらいで(笑)。
本日も、長文のお付き合い、ありがとうございました!




12/12(月) 19時〜

わたしの人生を変えたと言っても過言ではない、このスクールのオンライン無料セミナーに登壇します。

ホントに正直なことを言ってしまうと。

わたしが、生きていく上て、人生を送る上で本当に大切だと思うことを、ただただ伝えている内容になってます(笑)

なぜかというと。

カメラというのものの持つ可能性や、生きていく上でこれこそが大切だってわたしが思っていることを、一人でも多くの人に伝えたくて。

参加してくれた方が、少しても、「元気出た!」「やる気出た!」「明日からワクワク、生き生き毎日を送れそう!」そう思ってもらいたくて。

その場を借りて、伝えさせてもらってます!

無料なので、カメラに興味があってもなくても、わたしの想い、受け取りに来てくれたら、めっちゃ嬉しいです!!

逆に、わたしの想いには大して興味ないけど、カメラとか、スクールとは興味あるなあって方も歓迎です(笑)

わたし以外にも登壇する講師もいるので、別日開催へのお申し込みも可能です!

お申し込みの際は、紹介欄に「杏」と書いてくださると、別途特典がもらえます!
それだけでなく、わたしが感涙むせび泣き喜びます(笑)

セミナー日程、どの日も予定合わないけど、内容興味あるな〜って方は、「セミナー興味あり」と、お気軽にメッセージくださいね。

セミナー詳細&日程▶︎ http://www.photogaku.com

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