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浅地亮の自転車旅で見る世界
2021年1月20日 21:29
日本の7.2倍、世界9位の国土面積を持つカザフスタン。このカザフスタンを含む中央アジアすべての国と、ウクライナ、ベラルーシ、アゼルバイジャン、バルト三国、ジョージア、アルメニア、モルドバなどもソ連というひとつの国の領土だったのだから、その巨大さは異常だった。世界最大の内陸国だが、カスピ海に面しており、資源に恵まれている。石油や天然ガスよりは鉱物が豊富で、特にウランは世界一の産出量を誇る。
2021年1月18日 22:00
シルクロードの代名詞ともいえるウズベキスタン。古代より交易地として栄えたオアシス都市群が今も生きている。サマルカンド。どっしりとした風格、それでいて緻密で、均整のとれた美しさ。通るたびに足を止め、みとれてしまう。紀元前からの歴史を持つ古都だが、建築物は8世紀のイスラム化以降のもの。13世紀にモンゴルによって破壊されたが、ティムール帝国の都となって復興し、モスクやミナレット、神学校