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伝える事の大切さ

今日は久しぶりにつぶやきへの投稿。

今日の話は一人のアーティストとの出会いについて。
私の人生に大きな道を開いてくれた一人のアーティスト。
彼の名前は

6B

ラッパーとしてボーラーとして出会った彼の話。

彼との出会いは2、3年前の代々木公園のバスケットコートで出会った。あんまり面識もなく仲良くなったのは本当にここ1年くらいの話だ。190cmを超える彼はハーフで自分よりも7、8歳上のお兄さんのような人だった。

初め仲良くなったのは、なんだったかな。
印象に残っているのはバスケ終わりに彼と2人で渋谷でご飯を食べた日だ。
正直6Bをあまり知らない渡しだったが彼が壮絶な人生を歩んできたことをそこで知った。ホームレスをも経験し、怪我を乗り越えて今があるということを訊いた私は本当に衝撃を受け、同時に彼を

かっこいい

と思ったことを覚えている。
壮絶な人生を乗り越えている人は探せばいくらでもいるだろう。だけれど、超えたその先で成功という光だけを見るのではなく、自分自身を信じ続けて進む彼は本当にかっこよかった。
本当にスタイルを貫くスタイラーは目の輝きが違うのをそこで実感した。

それからしばらく彼と会う事が多くなった。
車を持っている私は彼と毎晩のようにドライブやら心霊スポットやら、楽しい時間を過ごしていた。その時間は今の私にとって大きな影響を与えるひと時となったのだ。
彼の周りにはたくさんの人がいる。友達、モデル、音楽関係者。そんな人ともたくさん繋げてくれた。
やっぱり貫く人にはたくさんの人がついてくるのは本当の話。そんな人たちと出会ってわちゃわちゃ話したり人狼やったりと、学生とやる事はそんなに変わらなく、楽しい時間だった。

そんな時何が私を変えてくれたのか。
それは

人生という大きなくくりの見方

だった。
どういうことか。
私は人生で色んな出来事を捉えるようになった人の一人が6B彼だった。
本当に壮絶すぎて、映画にできるくらいストーリーを持つ彼を見ていて、人生一度きりで色んなことやりたい!と思うのだ。その中でも一つの話題、言葉が私はすごく頭に残っている。

もしも自分自身をドラマとか映画化した時、面白いと思う?

この一言だった。
この一言で私は衝撃なのか驚きが出たのを今でも鮮明に覚えている。
今家でこうしてnoteを書いているこの一瞬までをドラマ化した時、私はまぁまぁ面白いとは思うが自信を持ってススメることにできる内容ではなさそうだ。
そうやって6Bに言った時に彼は、「俺は自分を映画化した時にめちゃくちゃ面白い映画にできるように人生を送ってるよ。色んな人が見ても面白いと思えるくらい色んなことをやってみようって思う。」と笑いながら言った。
こんな考え方は今までしたこと無かった。
自分の人生をストーリーで考えたこと無かった。

この頃から私は人生という一度きりのストーリーについて考えて行動するようになった。

それからしばらくして、6Bから誘われて音楽をやってみることになった。
私の人生で一回はやってみたいことに入ってる“音楽”。
いうたら、バンジージャンプみたいなこと。やってみたいけど一歩出ないってことだ。
初め本当に何を書けばいいか分からなかった。
「何を書けばいいんだろ」
こうやって聞いたのは湘南のビーチだった。
「自分のことだよ。なんでもいいの。愛とか思ってることとか自分のことを書いてみ。」
と言われた。
こうして私は歌詞を書き始めて、できた頃には彼の部屋でレコーディングをしていた。
それが始まりだった。

音楽を始めさせてくれて、人生に大きな道を創って開いてくれた彼に本当に感謝しかない。
これで私は将来の一つの行動を決められた。

私は人に何かを伝える職業でいたい

このことだ。
音楽は人に伝えることができる。
私が中学校から目指す教師は人に物事を伝える職業。
文章を書いて発信して人に出来事を伝えること。
こんな感じで私の目指す先には決まった共通点があった。
これを再確認させてくれて気付けたこと。
これは私の人生で大きな出来事だったに違いない。

ゴールのない人生で自分自身を追い求める人の目はキラキラと輝いている。


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