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【入社エントリ】仕事にくすぶっていた私が、熱狂できる組織とサービスに出会った話

改めまして、2023年8月16日から株式会社Asobicaで広報PRの立ち上げを担当することになった、野内遥(やないはるか)と申します。

X(Twitter)アカウント🕊:https://twitter.com/haohaoharu

私が「広報PRという職種に就きたい」と志して、実際に広報になってから約1年半。これまで広報と名乗りながら、自分のnoteの更新は行わず、Twitterの短文投稿で誤魔化していることを反省しています。(少し)

今回は、2回目の転職を果たし、爆速急成長中のスタートアップであるAsobicaへジョインを決めたやないが、これまでの自分を振り返るとともに、Asobicaで働こうと思った決意までを記してみようと思います。いわゆる入社エントリです!

このnoteは、以下のようなことを感じている人にこそ、ぜひ読んでいただきたいです。
・仕事が楽しいなんて、そんなの絵空事
・仕事の原動力が仲間だなんて、声を大にして言えない

そして、Asobicaで働くことに少しでも興味を持って下さったらうれしいです。良ければお付き合いください!


社会人人生は「世の中の体温をあげる」ひとりとしてスタート

Asobicaに入社する話の前に、これまでの私の話をしたいと思います。

時は遡ること2017年4月。農学系の大学に在籍していた私ですが、学んだことを活かす道に進むかどうか悩んだ結果、「自分が働いている姿が想像できる仕事に就きたい」と、食べるスープの専門店「スープストックトーキョー」へ入社することを決意します。今思えば、「目の前の人や周りにいる人に想いを伝える」「チームで働く」ことが好きで得意だった私にとっては、ピッタリの選択だったと感じます。

スープストックトーキョーの企業理念は「世の中の体温をあげる」。この理念は、お店のパートナー(※アルバイトの総称)にも浸透していました。入社時のオンボーディングでももちろん伝えられますし、パートナーを含めた全社員が読める社内報で登場する社長のコラムでも「世の中の体温をあげる」という言葉がよく使われていました。

当時は当たり前に感じていましたが、学生・主婦・フリーターに関わらず、2,000人近く存在する全国のアルバイトの方が自分のバイト先の企業理念を言えるってすごいことですよね。ただスープを装っているだけではなく、全員が一つのミッションに向かって、目の前の人や周りの人のために行動することを日ごろから大事にしていたと感じます。

入社してから、はじめは店舗社員として勤務、恵比寿→名古屋→新宿と場所を転々としました。日々の接客・店舗運営に加え、パートナーのマネジメント、シフト作成、PL分析・管理、デベロッパーの方とのやりとりなど、今思うとマルチタスクだったな……と感じます。

入社同期との写真です

のちに私は、スープストックトーキョーで広報を担当するようになるのですが、現場での経験があってよかったと今思い返しても感じます。おかげで全ての商品の説明ができますし、メディア記者の方から「お客様の反応」について聞かれた時も、当時のリアリティある記憶からお伝えすることができました。

入社して4年目のある日、私は企画販促を担う部署へ異動になりました。「企画販促」と名を打ってはいましたが、お店にまつわる全てのサポートを行うような部署でした。お店で使用するPOPやポスターのディレクションを考えるのがメインの仕事ではありますが、その他、お客様からのお問い合わせに応対したり、かと思いきや全店の売り上げ進捗を毎週追って、全店に配信したり。

お恥ずかしい話ですが、異動当時は、誰が見ても分かる・理解できるメールを一通作成するだけでも時間がかかっていました。Excelにはもちろん不慣れだし、ディレクションなんてやったことないですし、毎日新しいこと(=まだできないこと)が降り注ぐ連続で、最初の3か月は「向いてない」「お店に戻った方がバリューを発揮できる」「戻りたいって言おうかな」と燻る毎日でした。

それでも仕事というのは不思議なもので、できないことができるようになったり、教えてくださっていた先輩や店舗メンバーから感謝されて、労いの言葉をもらうだけで、「もうちょっと頑張ろう」と思うんですよね。
何より、自分も携わらせてもらった販促物がお店に飾られて、お客さまに見てもらえる嬉しさは何者にも変えられなかったです。

「広報PR」という職種との出会い

販促企画という仕事を通して文章を書くことも多かった私は、ライティングスキルをもっと伸ばしたいと思い、オンラインスクールの「SHElikes」に通いはじめ、そこで講座の一つにあった広報PRという職種に出会います。

「発信の仕方次第で、世の中を大きく変えられるかもしれない。広報にはそんな可能性がある」

そう感じた私は、徐々に広報PRという仕事に興味が湧いてきました。(「SHElikes」を通しての自身の変化もめちゃくちゃ語りたいのですが、長くなりそうなので割愛します)

しかし、なかなか未経験では広報PRの部署へ異動できないのも現実です。

「異動届を書くだけじゃダメだ、何か実績があればな……」

そこで、これまで本業で書いていた文章や、「SHElikes」で書き溜めた文章をポートフォリオで提出し、副業としてとあるスタートアップの企業でPRのお手伝いをさせてもらうことになりました。
(ここで経験したことについてもめちゃくちゃお話したいのですが、長くなりそうなので割愛します)(割愛祭り)

そんな私の行動を広報管轄の部長が見ていてくれて、晴れてスープストックトーキョーの広報PR担当となることができたのです。

それからと言うものの、とにかく実践で動きまくることを第一に行動しました。異動して早々、テレビ取材で15分の尺をいただき、メディアの方と見せ方の相談や社内の調整役に走ったり、取材に同席して社長や副社長が話すことを自分でもそのまま喋れるようにしたり、はじめてのプレスリリースを執筆したり、社内報の担当になってコンテンツを考えたり。とにかく必死でしたが、今考えると、そのような打席を与えてもらえるだけでありがたいことだったな……と心から思います。(しみじみ)

一方、とにかく実践の機会をいただく中で、「ネームバリューがある会社だから、こんなにお問い合わせをいただくのは、私の力では決してないんだよな」と考えるようにもなりました。
そこで、もう少し小さい会社で広報PRの筋トレをしたいと、人生初の転職に踏み切ることを決意するのです。部長は、私の決断に一度は反対しながらも、最終的には受け入れてくれました。

(スープストックトーキョーでの卒業式の様子。温かく、そして逞しく育ててもらいました。いつまでもファンです!)

初めての転職で、塞ぎ込む時期

初めての転職は、広告マーケティングの支援を行う企業にPR・マーケティング担当としてジョイン。30人規模のスタートアップだったため、スピード感や一人ひとりの業務量が多く、着いて行くのにとにかく必死でした。また、マーケティング領域は初めて担当したので、手探りでできることからやっていくことに。

しかしながら、「ひとりPR」かつ、めちゃくちゃ忙しい営業チームと一緒に行動していたため、遠慮しがちな性格が出てしまい、社内のコミュニケーションが上手く取れず、塞ぎ込む時間が続きました。

そんなときにキャリアSNS「YOUTRUST」でAsobicaのもっちーさんからスカウトをもらったことから、私の運命がまた大きく動き出します。

「人の価値観や常識、ビジネスのスタンダードを変える」それができるのが広報PR

Asobicaのことは、実は前職のスープストックトーキョーの社内報で「coorum」のシステムを使っていたので知っていました。そのとき担当してくれていたカスタマーサクセス部のめいめいは、毎週の定例でたくさんフィードバックをくれて、すごくありがたかったのを覚えています。

兼ねてからAsobicaを知っていたこと、また、スープストックトーキョー時代は「ファンマーケティング」「顧客起点」といった考え方をもとに業務を全うしていたこと、何よりもっちーさんの、「Asobicaは『人の価値観や常識、ビジネスのスタンダートを変える』ことができる会社で、広報PRはその肝となる」という言葉に、私が考える広報PRの役割と全く一緒だ……と感じたことから、ぜひカジュアル面談を通して話を聞いてみることに。

初めてのもっちーさんからのメッセージ

私が転職活動をする上で、特に大事にしていた軸は以下の二点です。
・自分が共感できるサービスやプロダクトを扱っている企業であること
・社内のカルチャーや組織づくりに向き合っている企業であること

面接はわがままを言って全て対面で行わせていただき、五反田にあるAsobicaのオフィスにも何度も足を運びました。代表の今田さん、人事のもっちーさん、木村さんとお話させていただく中で、私が転職活動において大事にしている軸である事業内容への理解やカルチャーフィットの観点から両想いに近付いていることを実感しました。

ただ、広報歴は胸を張れるほど長くないですし、Asobicaには広報PRの専任の方がいなかったので、立ち上げが務まるのか……めちゃくちゃ不安ではありました。

そんなときにもっちーさんから連絡をもらいます。

代表の今田さんと面接する前のもっちーさんからのメッセージ

上記のメッセージにもあるように、もっちーさんをはじめとしたAsobicaメンバーのいち採用候補者への向き合い方に、惚れてしまったというか、古巣のスープストックトーキョーの言葉を使うと「めちゃくちゃ体温があがりました」。へこたれることもあると思うけど、この会社でならへこんでも一緒になって悩んで「また頑張ろう」と声をかけてくれる方が大勢いる気がする。たとえ、広報PRのポジションではなかったとしても、この会社の成長渦中に居たい、ここで働きたいと思うようになりました。

オファー面談のときにいただいた、6ページにわたるオファーレター
採用してくれたもっちーさんとの2ショット

Asobicaのすごいところ

Asobicaは、2018年の会社創立から2023年2月で5周年を迎えました。MRRは直近1年で433%成長、30億超えの資金調達を行い、従業員数は100人突破するなど、大成長過程のスタートアップです。コミュニティ運営を通してロイヤル顧客の育成・蓄積・分析を行う「coorum」をメインプロダクトに、企業の「顧客中心」の経営の実現を目指しています。


私は、8/1から業務委託としてジョインし、8/16から正社員として働いています。が、正直に言うと、「めちゃくちゃ楽しい」です。

何が楽しいかというと・・・

【1】会社の新ビジョンを社員全員でワークショップして決める
100人規模の会社のメンバーが全員でビジョンを決めるってすごいことじゃないですか……!?自分たちで決めたから、みんながビジョンについて自分の言葉で話せますし、経営陣だけでなく現場主導で決めるカルチャーに胸が熱くなりました。

新ビジョンについては9月頭に詳細を公開します!

【2】毎日全社で朝会、チームでも朝会がある
インターンの方が毎日司会を務めてくれる(すごい)。しかも朝会のコンテンツ考案などをリードしてくれているのはインターンメンバー(すごい)。チームからの受注事例シェアや、働くメンバーの素顔を知れる「シルシルミシル」や、各メンバーのストレングスファインダーにおける強み発表などを毎朝行います。

全社朝会の様子
8月の朝会カレンダー。毎日何かしらコンテンツがあること自体、すごい!

【3】社内報「コミュニカ」が充実してる
社内報はWEB上で全メンバーが発信。Asobicaのシステム「coorum」でサイトを実装しています。(入社して5日間は、社内報の充実度に驚きを隠せませんでした)
毎日何かしらのトピックが発信されていて、入社したばかりの私はこの社内報があったからメンバーの顔と名前が一致させることができました。

トップページ
注目記事の中の「今週のワッショイ!!」が気になりますよね。ね。
メンバー紹介に一際目立つ人がいますね


【4】仲間同士の賞賛
Asobicaには5つのバリューがあり、バリューを体現しているメンバーには、日頃から社内報「コミュニカ」上で賞賛が飛び交っています。先日行われた5期の締め会では、MVP(Most Value Player)といって、Asobicaが掲げるバリューを最も体現したメンバーが選ばれました。

6期下期のMVPは同い年のたかしぃーでした

Asobicaらしさが溢れる5つのバリュー

毎日毎日、組織づくりに「これでもか」というくらい力を入れる姿勢に心を打たれています。他にも、福利厚生の充実さとか、メンバーの生産性のために広々と作られたオフィスとか、チーム横断で行うタスクフォースの話とか、「なんでこれ発信してないの!?」というくらい色々話したいことがあるんですが、これからはAsobicaのnoteで発信します。(よかったらフォローしてください^^)

これから何をする?

入社して2週間。広報立ち上げということで、広報PRの存在意義を社内に啓蒙することや、他部署のメンバーにお願いして1on1を約20回行いました。(みなさん嫌な顔一つせず、お時間を割いてくれました涙)
コミュニケーションを取りつつ、これまで発信したかったけどできなかったようなことや、「Asobica、ここがすごいんじゃね?」ということを聞いてまわる中で、同い年でセールスのしょうたさんがすごく良いことを言っていたので紹介します。

「coorum」を企業の方に「良い」と思ってもらうためには、今までのファネル型のモノの売り方を考え直して、「顧客起点」のビジネスに変換していく必要がある。

Asobicaはとにかく「熱狂」「誠実」「実直」な人たちが集まっています。熱い想いを抱くメンバーが集まっているので、本気で「顧客中心」のビジネスを全業界のスタンダードに変えていけると信じています。私も広報PRという立場(時には立場を抜け出して、どんな角度からでも)から、仲間とともにどこまでも頑張ります。

「顧客中心」をスタンダードの考え方へ変えていく

「船をゼロから作って漕ぎたい」あなたへ

「仕事が楽しいと声を大にして言いたい」
「仲間と仕事に熱狂したい」
「人生が終わる瞬間には、全力でやり切ったと言って幕を閉じたい」

これは私が大学生のときアルバイトをしていた頃から、常日頃思っていることです。(割と真剣に生きています笑)生きている中で大部分を占める仕事を、「嫌々、仕方なくやる」なんて絶対に絶対に絶対にもったいないと思うんです。

もし「仕事が楽しくない」「仲間と熱狂したい」と思っている方がいるのであれば、次のステージとしてAsobicaのことを候補に入れて欲しいです。
私はAsobicaで燃え尽きるまでやり切ります!

Asobicaでは現在、セールス、カスタマーサクセスをはじめとしたポジションで採用強化中です。どの職種が合うか分からないけど、「Asobicaの考え方に共感した」「急成長中のスタートアップで働きたい」「顧客中心のビジネスの浸透に興味がある」という方は、オープンポジションでの面談も行なっています。
このnoteを読んで少しでもワクワクした方には、ぜひ一度お話させていただきたいです。

船に乗りたい人ではなく、船をゼロから作って漕ぎたい人。そんな人をお待ちしています!

めちゃくちゃ長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
Asobicaの広報PRとして、今後もやないをよろしくお願いします!

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