田舎暮らしをはじめるには
2019年から東京から岩手県の小さな田舎町に地域おこし協力隊として移住して役1年が経ちました。
田舎暮らしを始めるには色々なルートがあると思いますが、一番はじめに
入りやすいルートが地域おこし協力隊だと思います。
これから都会での生活にお金や人間関係に疲れて田舎暮らしをしてみたいという方に是非知ってほしい制度です。
最近はテレビなどでも取り上げられて少しずつ地域おこし協力隊という言葉が知られてきていると思いますが、自分は田舎で協力隊として移住している友人から教えてもらうまでは全く聞いた事もありませんでした。
地域おこし協力隊について知らない方は僕の最初に書いた記事を読んでみてください。
1・募集している地域を探す、リサーチ
2・履歴書作成
3・引越し
1、募集している地域に問い合わせる。
わたしの場合、元々協力隊としてすでに移住していた友人がいて色々と事前に話を聞いていたので役場の担当者を紹介してもらい、すぐに連絡すると心良く対応してもらいましたが、大半の方は協力隊の知り合いがいない方の方が多いと思いますで、まずは協力隊を募集している地域をリサーチしてみる事から始めるのがいいと思います。
全国の地域おこし協力隊の募集情報と紹介ページがありますので貼っておきます。
条件や詳細なデータが鮮明でとても使いやすいサイトでした。
民間ブラック会社の求人と違って協力隊は市町村で募集しているので内容はホワイトだと思います笑
僕の場合、入る前に聞いた条件と違う!というようなトラブルは今の所ありません。
ここでアドバイスする事は、相当ここがいい!という場所がない限りは最初は出来るだけ今住んでいる土地から近い場所を探してみる事をおすすめします。
近くに協力隊の仕事で興味がありそうな募集があったら実際にその土地に行って体感するのが一番いいと思います。もちろん、下見だけでも大概の市町村の方は心よく対応してくれます。
近い場所であれば休日などを使ってちょっとした旅気分で調査して日帰りできるからです。
僕の場合は、元々、友人が先に協力隊として現地にいたので地域の情報を聞いていた事と、仕事の都合上、なかなか行けなかったので引っ越し当日に初めて今の町に来ました。
2、履歴書、面接
こちらも核自治体によって異なることもあると思いますが、もちろん、履歴書が必要です。
地域おこし協力隊になるには最初に送られてきた書類、履歴書に学歴、職歴、入隊理由などを書いて提出します。
僕の場合は手書きでしたが、ハイテク化が進んでいる所はウェブ上で履歴書を書くところもあります。
履歴書を作る時のコツとしては自分がその土地に行って何をして将来的に何をしたいかを具体的に書く事が重要です。
ただ単純に
「田舎暮らしにずっと憧れていました!」
「都会での生活に疲れました』
などではなかなか通りません。
履歴書を作成する上で重要なのは「目的」をしっかりする事です。
特に民間企業での職務経験がある方は優遇されやすい傾向がありますので、自分が今までどんな会社でどのような経験をして、どんなスキルを身につけたのか。
という事を明確にする事が良いでしょう。
例:「前職の営業職で活かした集客スキルを活かしてイベントを開催して地域の活性化に繋げたいです。」など
3、採用が決まった後の引越し
あたり前ですが、採用が決まったあとはいつ頃に今の仕事を退職するか。
そしていつ頃に現地に引っ越しするのかを担当者の方と連絡を取り合うことになります。
家賃補助がついている所などでは最初から住む場所が決まっている場合がほとんどです。
私の場合は単身用の築5年ほどの町営住宅でしたのでスムーズに契約できました。
あまりないケースかと思いますが、余程という限りは自分で住む場所を探さないといけない。
というケースはないと思います。
大概の場合は市町村の担当者の方が状況に応じて住まいを探してくれます。
人によっては既婚者の方で家族や子供と一緒に移住する方もいます。
こちらも条件によっては保育園が完備されているところもありますので、担当者の方に相談するのもいいと思います。
という流れになりますが、協力隊の仕事は各県によって様々な種類の内容がありますので自分にとって今の環境から調査しやすい条件の場所を探してみてください!
もしかしたら、あなたの人生を変える大きなきっかけとなる場所が見つかるかもしれません。