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話を聞いてもらうために必要なこととは。

「先生の話」がとっても苦手なJUNです。

あります?毎日、話したいこと?

そんなこと言いながら、授業中は余談に余談を重ねて、もう戻れなくなってしまうタイプ。

そんな矛盾した状況をしっかりと整理してみて気づきました。

「目的に向かって進んでいく途中の寄り道だから楽しい!」

ということに。

「寄り道が目的地」にはなり得ませんからね。

だから、「先生、なんかおもしろい話して!」というふりが一番きつい。

本日は、そんな話題。

「教師」になると、「話し方」ってとっても大切だなと実感します。

そして、「なんとかして分かりやすく話をしたい」と思い、毎日改善していくもの。

しかし、気付いたのです。意外な事実に。

その意外な事実をまとめましたので、ぜひとも読んでみてくださいね。

▼「話を聞いてもらう」ために必要なこととは。

さて、意外な事実から書いておきましょう。

それは、

「子どもが話を聞いてくるかどうかは、話のうまさではない。」

ということ。

もちろん、うまいに越したことはありません。

しかし、「うまさだけではない!」ということは言えそうです。

例えば、単発で来てくださる外部講師の方。

なかには、「あまり話慣れていないんで。」と恐縮しているところを、「ぜひ!」と半ば強引に話を聞かせてもらうこともあるのです。

しかし、子どもたちは真剣に聞いている。

もちろん、「えー。」とか「あー。」とかが気になり始めたら注意力をもってかれるのですが、子どもたちは話を集中して聞いているのです。

このように、「話すことに慣れていなくても子どもたちの注意を引き付けることができる人」は、確実に存在しているのです。

しかし、ほぼほぼ毎日欠かさず話をしてきた僕の話は聞いてくれない。

「こんな理不尽なことがあるか!」と真剣に考えてみたのです。

そして、分かりました。

子どもたちが「聞く」「聞かない」の判断している基準は、ずばり、

「自分との関りがあるかないか?」

だということに!!

考えてもみてください。

「学校で外部の方に話をしてもらうタイミング」は、何か「特別なイベント」のことが多いはず。

ということは、子どもたちは「その”イベント”を楽しみにしているという構図ができあがっている」のです。

もしかすると、子どもたちの中には、

「ちゃんと話を聞かないと、楽しみにしている活動がうまくいかないかもしれない。」

なんて考えているかもしれません。

このような子どもたちは、当然、「聴く」を選択するでしょう。

そう考えると、毎日、コンスタントにチャンスがめぐってくる教師の話は、「お決まりの流れ」であり、「子どもたちの自分事になっていない」場合があるかもしれません。

もしかしたら、日々、教師側から提供される「授業」もそうかもしれません。

「よーし!この問題を絶対に解決してやるぞ!」という意識で参加しなければ、「話を聴く」なんて選択肢を取ることはありません。

ということは、やはり、

「自分が『主体的』に関わっているかどうかで、話を聴くか聴かないかを選択している。」

ということが言えるのです。

教師にとってみれば、この結論は何とも受け入れがたいことではありますが、諦めてはいけません。

ここに、子どもたちが目をきらきら輝かせて参加してくれる授業の入り口があると思うのです。

そう、単純に考えて、

「子どもにとって自分事となるような話題を提供することで、授業への参加を促すことができる。」

という事実も見えてくる。

しかし、どの教科のどの単元でも、これができるかと言ったら難しい。

そう、カリキュラムが決まってしまっていますからね。

教材研究をして、「むむっ」って思う単元、いくつかあるでしょう。

ただ、「自分事」というキーワードは、忘れずにいたもの。

この「自分事」が実現したのであれば、子どもたちは、先生の話でさえ「聴く」という選択肢を取ってくれるのです。
#僕はそう信じてる

▼まとめ。

本記事では、「話を聴いてもらうヒントは、『自分事』にかかっている!う!」という内容をまとめました。

分かってはいますよ。

「それが一番むずかしいんだよ!」ということに。

ただ、「意識」はしておきましょう。

そう、自分への戒めとしてここに記しておきますので、度々反省をしつつ、スキルも磨いていこうではありませんか!



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