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子どもに「勉強」をうながすとき、さらっと使いたい「声かけ」とは。

学校では、「勉強」を教えるのに、自分の子どもに教えることはないJUNです。

「教えて」とも「教えないで」とも言われていないので。

本日は、そんな話題。

親御さんと話をしていると、「なかなか勉強をしてくれなくて・・・。」というご相談を受けることがあります。

その理由は、もろもろ考えられるのですが、本記事では、「勉強を促す声かけ」について書いていきます。

親御さんがどれだけ「勉強してほしい」と思っていても、その思いはいつもすれ違い。

そんな方は、ぜひとも試してみてくださいね。

▼子どもに「勉強」を促すための「声かけ」とは。

先日、こんな記事を書きました。

実は、本記事もこの中に書かれていることを応用した方法です。

というのも、何をするにも「つまらなくする」ものは、

「やらされている感」

ということは間違いありません。

「勉強」で言えば、親御さんからの「勉強しなさい!」で勉強を始めるというのは、子ども側からしてみればなかなかの屈辱。

「今から始めようと思っていたのに!」

なんてことありませんか?

「あなたのためを思って」という親心は、ストレートな言葉では思ったようには届かないようです。

だからこそ、大切にしたいのは、

「自分が決断して始めたというコントロール感」

はい、お馴染みのアレでございます。

人間は、「自分で選んでやっている!」「これは、私が好きでやっているんだ!」という感情に勝るモチベーションはありません。

今回、ご紹介する「声かけ」は、この「コントロール感」と「親御さんの期待」をベストミックスした方法です。

ずばり、

「パパは今勉強しておいた方が、夏休みの終わりを気楽に楽しめると思うけど、まぁ、自分のペースもあるからな。後は任せるよ。」

という「声かけ」です!!

この「声かけ」の”からくり”をさらっと解説させていただくと、まず、「最終選択を相手に投げている」というポイントがあります。

そして、さらっと「親御さんの願い」も入れている。

さらに、もう1つの大きなポイントとして、「今勉強をしておくと得られるメリットを提示している」ということもあります。

人間はおもしろくて、「選択肢を提示されると、思わず試したくなる」という特性があるのです。

例の場合、「勉強を終わらせて夏休みを満喫する自分」を少なからず思い描いてしまうのです。

アメリカのイリノイ大学が、説得術に関する研究をメタ分析した結果、

「『~ですが、あなたの自由です』という言い回しで伝えると、イエスが返ってくる確率が2倍になった。」

というから驚きですよね。
#超影響力

ぜひとも、子どもさんに願い事を伝える際には、言い回しをちょっとだけ工夫してみてくださいね。

▼まとめ。

本記事では、「感情だけでぶつかるのではなく、選択肢を提示しよう!」という内容をまとめました。

これから始まる夏休み。

きっと、親子の時間も少しだけ増えるのではないでしょうか。

互いにストレートにぶつかるのではなく、よりよい関係性を維持できるよう意識してみてくださいね。



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