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「モチベーション」を上げる「ご褒美」の使い方とは。

「モチベーションに頼るな!」という記事を書いた次の日に「モチベーションの上げ方」という記事を書いている、「ミスター矛盾」ことJUNです。

人生、そうきれいごとばかりではやっていけません。

ときに「モチベーション頼み」になることもあるでしょう。

そんなとき、「モチベーション」を上げてくれるのはやっぱ「ご褒美」だよね。
#急なため口

本日は、「ご褒美」の力を最大限に引き出す工夫を書いていきます。

基本的には、内側から湧いてくるようなやる気が一番なのですが、「どうしてもやる気になれない。」なんて子どもさんのぼやきが聞こえてきたら、ぜひとも、試してみてくださいね。

▼「モチベーション」を上げる「ご褒美」の使い方とは。

何度もしつこく確認しておきますが、「ご褒美」を目的としている時点で「やるべきこと」は「単なる作業」になってしまう可能性もあることを頭の片隅にはおいておきましょう。

しかし、「ご褒美」は確かに「やるべきこと」へ取りかかる「きっかけ」をつくってくれることは間違いない。

例えば、「ゲーム」を「ご褒美」とした場合、

「勉強が終わったらゲームを1時間してもいい。」

という「ご褒美ルール」をつくることもあるでしょう。

しかし、ときに「1時間のゲーム」では「ご褒美」として弱いとき、ありませんか?

例えば、宿題が苦手な教科の場合。
例えば、宿題が、作文みたいなクリエイティブものの場合。

終わった後に「ご褒美」が待ち構えていていると分かっていてもなかなか動き出せないこともあるでしょう。

余談ですが、どれだか気が進まないことでも、「初めの一歩」を踏み出してしまえばこっちのもの。

何かに取り組むハードルは、初速の部分が一番しんどいのです。

だからこそ、親御さんにとってみれば、「何とかして一歩目を出すきっかけをつくってあげること」が大切なのです。

いつまでも踏み出そうとしない子どもさんに対して「ご褒美」を手立てとして背中を押してあげるのであれば、

「じゃあ、今日はゲーム1時間半でもいいよ。」

と、「ご褒美ましまし作戦」は1つの手立てでしょう。

しかし、この「ましまし作戦」には、「ましてないときのモチベーションダウン」というデメリットがひそんでいる。

だからこそ、手立てとしてはリスクが高すぎます。

だからこそ、お試しいただきたい方法は、

「じゃあ、勉強を始める前にゲームやっちゃえば。30分だけど。」

という「ご褒美カット作戦」がおすすめです。

子どもたちにとってみれば究極の選択。

「今すぐご褒美がもらえるけれども、いつもより少ない。さぁどうする?」

となるわけです。

そして、きっと、こう言ってくれるはず。

「いや、勉強する!俺、できるから!!!!」

そういって颯爽とその場を立ち去るでしょう。
#どこへ

この「ご褒美カット作戦」には、いくつかねらいがあります。

もちろん、「カットされるデメリット」に恐れおののき、行動を始めるというものもねらいの1つです。

さらに、「カットされる状況を断ることを自ら選んでいる」ということも実は、大きな効果をもたらします。

人間が充実感を得るのは、「自分が選んでいる」という「コントロール感」が欠かせません。

全て、お上の言う通りで動いていては、どれだけうまくいっていても心はさみしいもの。

やはり、「自分が選んだ選択肢」というのは、それなりの効果を発揮し、行動に駆り立ててくれるのです。

▼まとめ。

本記事では、「ご褒美の使い方はいろいろあるよ!」という内容をまとめました。

ぜひとも、時と場合に応じて、「ご褒美」を使いこなしてくださいね。



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