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【子育て】子どもが「自信をもつ」最高の「声かけ」とは。

これまで様々な子どもたちに出会ってきたJUNです!

先日開催した「学校では教えてくれないこと~お金編」でも、僕が想定していた「答え」を上回る名回答が続出しました!

「子どもってすごいなぁ。」と改めて感じた今日この頃。

本日は、そんな話題。

僕たち大人は、子どもに対して「願い」をもってかかわっていることと思います。しかし、その「願い」が強すぎると、「子どもの強み」よりも、「子どもの弱点」の方に気を取られがちになることがありますよね。

そして、「分かっているんだけどついつい口うるさくなってしまう。」なんてこともしばしば。

では、そのような「分かっているんだけどつい。」をどのように捉え、どのように変えていくべきなのかという内容をまとめてみましたので、子どもとかかわる機会のある方々は読んでみてくださいね。

▶子どもの「弱点」に目が向き勝ちな理由とは。

最初に言っておきます。

「子どもの弱点をついつい指摘してしまうのは、親御さんのせいではありません。」

「じゃあ、誰のせいなの!」となるとは思うのですが、もうそれは、

「我々の祖先が生き抜く上で身に付けてきた力だから仕方がない。」

と、腹をくくってしまおうではありませんか!!

「そんな乱暴な!」と思われるかもしれません。確かに乱暴な結論であることも否めません。しかし、自分を責めたところで何も始まらないのです!!もう「祖先」の方々にその責任の一端を担ってもらいましょう。あくまでも一端ですから大丈夫。

しかし、「祖先」たちも言い分があると思いますので、僕が変わりに説明しておきますね。

僕たちの祖先が現役で活躍していた大昔、世の中は今よりも危険に包まれていました。

日々の食生活も不安定ですし、油断したら人間よりも破壊力をもった生き物に襲われてしまう可能性さえあります。

そんな世の中に生きていた祖先たちは、「集団の力で立ち向かう。」という作戦を取ったに違いありません。そのような作戦において、「集団の中で、一人だけ違った行動をする人は信用ならない。」という判断になってしまったことは言わずもがなですよね。

そんな祖先様の価値観が「今」を生きる僕たちの遺伝子の中には刻み込まれているのです。

「急に大昔の話を始めたけれど、どんな関係性があるんだ?」と?マークだらけの様子がこちらからも伺えます。ここからが結論ですので、もう少しお付き合いください。

祖先から続く価値観が、現代を生きる親御さんたちにどのように関連しているかというと、

「周囲と比較してみて『成績が振るわない。』」

と判断したり、

「周囲と比較して、『みんなと同じように行動できていない。』」

という、「周囲と比較して『できていない!』」という判断のもと、ついつい「もっと勉強しなさい!」というような声かけをしてしまいがちであるということです。

本来であれば、「個人」として声をかける必要があるにも関わらず、ついつい「周囲と比較して浮き彫りになった弱点」ばかりが気になって、口うるさくなってしまっていることはないでしょうか。

「比較」というのは、子どもさんに声をかける際の、重要な振り返りポイントなのです!!

▶「大人」が知っておきたいこと。

昔話を随分長めに続けてしまいましたが、ここからは「今」を生きる僕たちの話。現代は、大昔に比べてずっと安全な世界になりました。

しかし、物理的な安心・安全を獲得した反面、「もっと〇〇したい!」とか、「もっと〇〇であってほしい!」という未来に向けた「願い」をもつことができるようになったのです!

そんな未来へ向かう話題として欠かせないのは、「子育て」でしょう。

前段で、「弱点に目を向けない。」というポイントを紹介させていただきましたが、ここでは、

「子どもさんの強みに目を向けることが大切である!」

ことを主張させていただきます!

メルボルン大学教授のリー・ウォーターズさんの調査によると、「子どもの強みに注目するタイプの親をもつ10代の子どもの心理的特徴」は、次のようなものだとされています。
#ストレングス・スイッチ

・人生に対する満足度が高い。
・喜びや希望といった、ポジティブ感情が大きい。
・自分の強みを理解している。
・自分の強みを活かして、勉強や友達関係に取り組む。
・積極的な方法でストレスを解消する。

などなど。どれも、僕だったら喉から手が出るほどほしい特徴です。

これまでたくさんの子どもたちと関わってきましたが、「自分の強みを見つける」ということは、子どもだけではなかなか難しいと感じます。

やはり、親御さんのような子どもと信頼関係が築かれた大人から、「子どもがもち合わせた強みを教えられる。」という経験が大変貴重なのです!

▶まとめ。

本記事では、「子どもの強みに対して声をかけよう!」という内容をまとめました。

「じゃあ、強みって何なんだ?」「どうやって見つけるの?」というご質問に対しては、サークル内で話題としていきますので、ぜひともご参加ください!!

大切なことは、「油断すると、弱点に目が向きがちになる。」という特性をしっかりと受け止め、意識的に「強みに対して声をかける!」というマイルールを頑なに守り抜くことです!

子どもが、「自分の強み」を理解して活躍するその日まで、手を貸してあげようではありませんか!!


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📕子どもの「強み」を見つけられない・・・。なんてお悩みの方に!



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