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【INTERVIEW】Gibby Miller―僕はDaisのアーティストや友人達を含めて、今まさに芸術を創造している人々から常に刺激を受けているんだ。

PØRTAL ARCHIVES
■ISSUE FOUR(2020)

Gibby Millerはロサンゼルスを拠点に活動するプロダクトデザイナー/アーティストである。
彼は2007年から友人であるRyan Martinと共にDais Recordsの共同創設者となった。現在ではXeno & Oaklander、Drab Majesty、Riki、Choir Boyなどのアーティストを擁するUSゴシック、ダークウェイブ、ポストパンク・シーンの重要レーベルであるDais Recordsの創設から現在に至る前までの歴史についてインタビューを行った。

―Dais Recordsを始める以前は、どのような活動をしていましたか?どのような経緯でDais Recordsのボスになったのでしょう?

Dais Recordsは、2007年に僕と友人のRyan Martinと始めたんだ。レーベルを始める前の僕らは、レコードやアートを収集するのを共通の趣味に持つ良き友人だったんだけど、いつもどこかのレーベルからリリースされないかなと考えていたリイシューのアイデアやバンドのレコードのリリースについて頻繁に話していたよ。Ryanはこの頃にジェネシス・P・オリッジ(スロッビング・グリッスル、サイキックTV)のマネージャーをしていて、彼女のアーカイブを整理しているうちに、GPOの最初の録音として知られているThee Early Wormのマスター音源を発見したんだよ。
それをリイシューできないかジェネシスに相談したら、彼女はイエスと言ったんだ。それが僕らの最初のレコードになったんだ。 そこからレーベルの運営やビジネスのやり方を全て自分たちで勉強したよ。とにかく勉強の日々だったね。

Dais Records

―基本的な質問ですが、あなたの考えるレーベルのポリシーは?

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