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台紙のデザインや紙質について

台紙の大きさは決まっても色や紙質、デザインも悩みますよね。
紙質はやや厚めで重みで折れ曲がらない高級感のある紙がいいと思います。ただし和紙や毛羽立った紙は値札のタグシールごと剥がれるものや台紙に糊が残るタイプの紙があります。ハンドメイド専用の糊が残りにくい用紙もありますので不安な場合は事前に紙のサンプルをもらったり確認するのがベストです。タグシールの糊が台紙に残ってしまうものはマステを貼るなど糊が残らない工夫をお願いします。また艶のある紙は金属が当たると色がついてしまう場合もありますので確認してみてください。今は簡単に自宅のプリンターで印刷、カットできる用紙も売られていますが、カット面や用紙の厚みなどプロの印刷のものと比べて高級感は薄れてしまいますのでご注意ください。

台紙を彩るロゴのクオリティ

作家さんにとって大事なものがロゴです。オンライン上で様々なフォントや色から選べ簡単にオリジナルのロゴを作ることができます。またロゴ専門のデザイナーも多くいらっしゃいますので何パターンか作ってもらい、作品にベストマッチするロゴを探してみてください。台紙を変えただけでぐっと高級感が高まり作品のコンセプトが伝わりやすいので時間を使ってでも台紙選びはこだわりたいです。文字は箔押し加工など美しく魅せるオプションもありますので作品コンセプトにあったものを選んでください。
ただデザインにこだわりすぎて大切なロゴが読めないフォントもあります。特に私達の若いスタッフ世代は筆記体を学校で習っていないのでせっかくのロゴが読めないのは残念なのです。ブランド名を知ってファンになってもらうことは今後の活動に大きな影響があります。スタイリッシュさだけを重視しすぎず読みやすさとの両立を考えてデザイナーさんに相談してください。美しさと気品のあるデザインはあなたの作品のブランド力を何倍にも引き立ててくれるはずです。
色々と試行錯誤してみて自分にぴったりな台紙を探してみてください。


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