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青春はカメムシ色

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10代、20代前半の頃の実体験を書いています。 青春の思い出がメインなので、恋愛(片思い)の話が多いです。 ってゆーか、これ、誰得なのかなあ。 ちょっと不安。 ――――――――…
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記事一覧

先生のことが好き……なのか?

高校は、ほぼ女子校だし(女子クラス・そもそも生徒の7割が女子生徒) 出会いはないし……い…

花千世子
9日前
2

高校一年生、地獄の合宿。

高校の入学式から1週間もしないうちに、合宿があった。 1年生全員強制参加の合宿である。 …

花千世子
12日前
15

中学卒業!

「青春はカメムシ色」の中学編はこれで終了かな、と思ってこういう記事にしてみた。 いや、時…

花千世子
12日前
4

文通が中学生女子の間でプチブーム。

中学3年の頃だったと思う。 周囲の友だちが、文通をしていると言っていた。 文通相手を見つ…

花千世子
3週間前
16

映画レオンのマチルダに憧れた15歳。

「レオン」という映画にドはまりしたのは、中学三年生の頃だった。 その頃には、私はまるでゾ…

花千世子
3か月前
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13歳、生まれて初めての本命チョコ。

バレンタイン、ということでマガジンの「青春はカメムシ色」でも更新しようかなと思っていたら…

花千世子
4か月前
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教習所で一目惚れをした話~後編~

前編はこちら↓ 先生になかなか会えないのに、手紙を渡せるのだろうか。 そう思ったけれど、案外あっさりと先生に会えた。 教習所の建物に入る直前で、先生とバッタリ会ったのだ。 「久しぶり」と先生は笑ってくれて、私はチャンスだと思った。 「先生、ちょっと話があるんですが」と言って、足止めに成功。 周囲には誰もおらず、本当にこれが最高のチャンスだと思えた。 先生は私が呼び止めたことを、あまり不思議に思っていなさそうな表情で言った。 「花さん、仮免受かったんだってね」 「はい。

教習所で一目惚れした話~前編~

私が住んでいた愛知は、狭い範囲にいくつも教習所があった。 当時は18歳を超えたら免許を取…

花千世子
1年前
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地獄の強歩大会<後編>~ゴールの幻が見える~

また前編後編に分けてしまった。 前編はこちら↓ 夜の道、しかも知らない道を女子4人で歩く…

花千世子
1年前
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地獄の強歩大会<前編> ~やる気スイッチは突然に~

中学二年の冬に、40キロ歩行という行事があった。 40キロを夜通し歩いてゴールを目指そう…

花千世子
1年前
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ラブレターの催促しちゃう系女子。

前回の記事の続きです。 ニシウラ君と二人きりになることに成功した。 やったね! ……しかし…

花千世子
2年前
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生まれて初めて書いたラブレターは、待ちぼうけの産物。

……って、誰か聞きたい人っているんだろうか。 いや、そもそも私の青春の話に興味がある人が…

花千世子
2年前
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あきらめない15歳の最終兵器。

前編はこちら↓ 森野の好きな人は、もちろん私ではない。 だけど、本人の口から好きな人の存…

花千世子
2年前
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塾に行けば、あの人に会える。

塾のない日は、私はとても退屈だし、何よりも寂しい。 ああ、あの人の顔が見たいと、とおまじないをしたこともあったな。 話を少し戻そう。 中学三年生の一学期に、私は塾に通いだした。 母が気まぐれに「行ったほうがいい」と言ったからだ。 幼なじみで仲の良いミカちゃん(仮名)も同じ塾に行くというので、とりあえず行くことにした。 ちなみに、塾に行かなくていいほど頭が良かったのではなく(むしろ真逆だ)塾に行っても、もう進学できる高校が限られていることを私は悟っていたし、何よりめちゃくち