コロナで得たものnote


フィリピンセブ島では、2020年3月ごろからちらちらとコロナウィルスが蔓延し始め、100人を到達する前にロックダウンを行いましたが手遅れ、現在までろくに外出もできない日々が続いています。私の旅行・カフェ・飲みに行くと言った趣味がなくなった3ヶ月間、自分のスキに関する新しい気づきがたくさんあったのでメモしたいと思います。


①健康的な生活と仕事の関係性

最初に興味を持ち始めたのは健康でした。時間ができまず始めたのはヨガ。YouTubeで自分の気になる体の箇所(足が太い・素肌を綺麗にしたい・便秘)などなど。と言うのも週6・8時間で働いていた私がピタッと仕事がなくなり家に籠る生活は運動不足と疲れない生活による不眠、将来への不安から精神的ストレスにもつながりました。このストレスから今までにない肌荒れ、便秘に悩まされました。

同僚とコミュニケーションを取ることも減り、英語を話す時間も少なくなりました。何気ない会話は自分にとってストレス解消であり、英語を使うことは自分の自己肯定感を上げていたのだと気づくことができました。この時自分の仕事は、「身体的健康」「精神的健康」そして「自分の成長」を叶えていたことに気づきました。仕事って私の生活そのものなんだなって。これから仕事を選んでいく際にはこの3つをできるだけ満たす仕事内容と収入のバランスを見ながら選んでいこうと学ぶことができました。


②健康的な生活と暮らし

「自然」「食」「運動」「人間」

当たり前のように聞こえますが、これらの要素は欠かせないと気づくこともできました。今年4月ごろ、フィリピンは常夏の中の夏に突入し、私は37度ほどの微熱を出しました。私の専属の医師はコロナの疑いがあると診断を下し、14日間部屋から一歩も出ることを許されず、人と話すことも禁じられました。この時が私の肌荒れのピークでした。太陽光を浴びることができず、緑を見ることもできない。新鮮な空気を吸うこともできず、外を歩くこともできない日々は相当なストレスがかかる行為でした。決まった食事のバリエーションで全て脂っこい食事、そんな時にYouTubeでは発酵食品や日本食を調べ、胃や体に優しい無添加の食品が食べたいと言う気持ちが芽生えました。その時日本食材デリバリーを初めて頼み、お餅や納豆、卵かけご飯を食べた時すごく幸せで、健康的な食事を作りたいと言う気持ちが高まりました。ストレスが溜まった時に調べ始めたことがヨガやエクササイズの運動関連でした。これは唯一家の中でできるアクティビティであり、運動した後は心が自然に明るい気持ちになりました。そして人間。笑 私の住処では幸いルームサービスを頼むことができ、家についたスタッフが窓から手を振ってくれました。そのスタッフが満面の笑みで手を振ってくれた時は、なんだか心が明るくなり、言葉を交わさずとも感じる人間の温かみは偉大であり、私が幸せに生きる上で不可欠であると気づくことができました。

この4つは私の軸であり、今後も意識して生活をしたいと思います。

③環境やナチュラルな物に対する意識

上記の通り、自然の癒し効果を再度実感した私は、自然への愛が強まりました。心の中では太陽さん・水さん・空さん・空気さん・緑さん・花さんありがとう。文章にすると本当にやばいやつですが、そんな感謝の気持ちを感じるようになりました。今までは野菜を家庭に育てるのは、野菜代が浮くから。そんな思想しか持てなかった私が、毎日野菜を育てていくこと自体の楽しさ、自分が育てた新鮮野菜をいただく嬉しさ、暮らしの一部として植物を育てる意味を考えられるようになりました。

最近では地球に対して貢献するエコ活動をしたいと感じるようになりました。就活時代では環境に関する会社を探し中でも大きなインパクトのあるプラントエンジニアリングに興味を持ちました。今ではそう言った大きなインパクトを与えるものの促進することより、一人ひとりの意識を変えることに興味があります。調べていくうちにゴミを出さない・プラスチックをへらす等の私たちのできることって本当に本当に小さなことで、しても意味ないと言われても言い返すことはできないのかもとも思います。じゃあエコなことをする意味って?そう考えた時、自分を幸福な気持ちにすることができるのがエコな活動や生き方なんじゃないかって思います。例えば、カフェにタンブラーを持参することで一つプラスチックゴミを減らした☺️って私が地球に貢献したって自己満足できればいいんじゃないかって思います。そんな思想を持つ人が少しずつ増えることが現代人の一歩なんじゃないかって思うようになりました。

家電販売員をしていた時「エコ=節約」。年間電気代がいくら安くなるんですよ〜!お得じゃないですか?が一番お客様に響くことで、こっちの製品の方が環境にすごく良いんですよ〜!ではお客様の購買意欲に響くことはなかったと思う。効率や金銭的節約を目指す社会のように、地球に優しいという事実が私たち人間日本人の心を動かす要因になれば良いな・そしてこれからどんどんそう変わっていくのではないかと望んでいます。


要は、人生でこう言う環境がガラリと変わること、今までの習慣が習慣でなくなることって今後もたくさんあると思うのです。でもこんな時って今までちょっと興味のあったことにより目を向け深掘りしていくことのできるチャンスある期間であることを忘れずに生きていきたいです。『コロナがなければ・・・』こんなふうに人間なので考えてしまうのは当たり前で私はこれをネガティヴ思考とは表現しません。逆にコロナはすぐなくなるから考えすぎはやめようぜ!こう言った思考もポジティブ思考とは捉えません、ただただ現実から目を背けているだけで。私が考える必要なマインドは、コロナという災害は自分には予測ができなかった・コントロールすることはどうしても不可能だったと認めること。そして今後もこの状況が続くかもしれない状況を予測しつつ自分のしたいことするべきことを考え、少しづつ着実に行動していくのみだなと。


「コロナがなければよかった」そう思う時がはいまだにあっても、その後すぐに「でも私にはどうにもできなかったしな:)」と切り替えるようにしてます。

今回は私が人生を左右する重い病気になったわけでもなく、コロナに大打撃を受ける業界の会社を経営しているわけでもなく、コロナという大きな敵に戦っている世界中の国民のうちの1人な状況です。今後私の人生を左右する出来事が起こっても、どうしようもできなかったこととを悔やむのはやめ、新たな道を進む姿勢を持って生きていきたいです。そして未来は私のコントロールできないことがほとんどであることが手にとって分かったので、今できること・今私が好きなことを丁寧にすることが大事だと思いました。



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