シェア
「ごめんね、彼氏いるんだよ」 うん。分かった。 「彼氏いるって気づいてたよね?それでも言…
昼過ぎ、センパイの家に到着。 ドアのチャイムを鳴らすと・・・ センパイの母親が登場した。 …
自動車教習所には、いろいろな人がいた。 自分のような表向き浪人生、周りと違う道を選んだ人…
彼の高校は、ほとんどの生徒が進学。 少数が就職。 まったく学業をやっていなかった彼は、筆…
「あたしで良ければ・・・」 彼とコウハイは恋人になった。 好きな人と付き合うと幸せな気持…
コウハイの同級生の水泳部女子たちは、みんな、彼氏がいた。 「あたし、売れ残っちゃった~」…
センパイの車の中は、洋楽が流れていた。 センパイ、洋楽、好きなの? 「そだよ!洋楽とか聞く?」 んー ビートルズとか、イーグルスとか、中島みゆき、とか。 「古っ!しかも、中島みゆき、日本人だし!」 センパイ、短大は楽しい? 「楽しいよ。そっちは大学とか行くの?」 んー 体育大学に行こっかな。 (俺、将来、何やりたいんだろ?) 彼は、自身がセンパイを好きなことを確信した。 後ろの席には、他の部員も乗っていたので、さすがにそこで「好き」みたいなことは言えなかった
3年生の卒業式が終わり、そのあとは各部活での送別会。 水泳部も先輩方を見送る。 彼は、そ…
いや、それは、ちが・・・ 「お似合いだと思うけどね。まあ、頑張ってよ。じゃーね」 告白の…
マショはニコッと笑い、彼に言った。 「ごめん、付き合えない」 はい? ・・・ それから、…
彼とマショは、以前から音楽の話などで気が合い、タイミングが合えば、途中まで一緒に帰る仲だ…
センパイ、俺さ・・・ 「ねーねー、お願いがあるんだけど」 え? あ、うん。何すか? 「野…
「ハハハ・・・やっぱダメだったけど、しっかりと伝えられて良かったよ」 メガネ・・・よくや…
メガネが部室で告白中、彼は、近くの自転車置き場で待っていた。 メガネはどうなるのか? 彼は実は・・・メガネがこれからどうなるかを知っていた。 それは、以前、部長と電話をしたときに、部長のタイプを聞いたことがあって、そこにメガネは該当しなかった。 そもそも年下は無い、と。 その会話内容は、もちろん誰にも言っていない。 男って意外と、そういうところの口は堅いものだ。 「俺さ、コクるわ」 このとき、メガネはフラれるということを言ってあげたかった・・・ メガネの強い視線に、