19話
昼過ぎ、センパイの家に到着。
ドアのチャイムを鳴らすと・・・
センパイの母親が登場した。
センパイは外出していて、夕方には戻るとのこと。
また夕方に来るのでよろしくお伝えくださいと言い残し、彼は一旦去った。
そこから10分ほど離れたホームセンターの駐車場に車を停め、イスを倒し、仰向けになり、天井を見上げ・・・
なんか、ここに来て我に返ったような。
今思えば、卒アルに電話番号も載ってるし。
まず、そっからだよな?
何やってんだ俺はハハハッ。
あー、俺、そういえば最近、笑っていなかった気がする。
笑ったら眠くなって来た。
昨日の夜は、超緊張して眠れなかったもんなぁ・・・
試合の前日でさえグッスリの俺が、眠れないとか、ありえな・・・
彼は眠りに落ちていた。
3時間後。
うわ!やべ!寝ちまった!
センパイの家に行かなきゃ!
再び、センパイの家に行くと、センパイが登場。
「ビックリした!どしたの!?」
よお、白馬の王子様が迎えに来たぜ。
「白馬が、カローラⅡにしか見えねぇし!」
センパイ、今からデートしよ。
「あ、うん、そだね、せっかく来てくれたんだし」
2人は、近くの公園へ行った。
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