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舞日記六 「天は観ている」
先日 舞を観に来てくださった方と
再開する機会に恵まれました。
その方は 芸術全般に造詣が深く 特に舞踊に関しては
ご自身もフラメンコを学ばれていたとのこと。
楽しく お話している際に
「ワタシごときでも舞える のですから
舞は どなたでも 舞っていただける
ということを お伝えしたくて・・。」
と つい 申し上げてしまいました。
でも それは けして
謙遜でもなんでもなくて。
舞日記七 「言葉の響きで舞う」
舞うことは 謡(ウタ)と関わりが深いと知って
歌詞のある楽曲で舞う場合 言葉の意味だけでなく
その響きにも 注意を 払うようになりました。
やがて「言葉の響き」を表現した
「舞の振り」が 産まれました。
母音と子音あわせて48音の響き舞
「花女舞(ハナメマイ)」 の 誕生です。
その「舞振り」を 記録しておこうと
スマホで パパッと 録画したところ
「ヒカリ」の「ヒ」の「舞の振り」のとき
舞日記八 「真実はひとつじゃない」
ドローイングクラスに通っていたことがあります。
友人に進められ ハマッてしまったのですが
オーガナイズしている画家さんも
集まっているアーテイストさん達も
とても 素敵な方々でした。
通い続けた イチバンの収穫は 色んな角度から
対象を観る習慣が ついたことです。
スープ皿ひとつとっても 上から観れば「丸い」形が
横から観ると「違う」形です。
同じスープ皿で あることには 変わりなく
舞日記十 「連鶴扇」
「扇」は舞人にとって「魂」と いわれるくらい
大事なものです。
その むかし 身分の差から今のように
「自由」では なかった時代にもかかわらず
どんなに位の高い御方の前であっても
「扇」を持って舞うモノは 何を 舞っても
「よし」という「自由」を 与えられていました。
以前 日本舞踊の先生から そんな風に お聴きして
心が 震えるような 何とも言いがたい心地がしました。
そんな大切な「扇