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声に出して読みたいニャークス


夫がさっきからニャーニャー言っている。
とうとう猫にでもなったかと聞き耳を立てると、
ニャークスニャークス、と言っている。

私は最近、noteで交流する方が増えてきた。
こんな呑んだくれ、かつ、
ネガティブ思考の私と仲良くしてくださるなんて
本当に懐の深い方ばかりである。
最近、仲良くさせて頂いているあっちんさんは、
ご自身の記事で、私の記事を、褒めに褒めてくださった。

この記事を見て、私のnoteに遊びに来てくださったのが、
ニャークスのヤマダさんだ。
夫が、このニャークスという名前を気に入ったようで、
私の最新の記事に、ニャークスさんからスキがついたか、聞いてくる。
その時はまだだったので、まだだよ、と答えると、

「ニャークス、まだなのか、何してるんだニャークス」

などと言っている。
夫はただ、ニャークスと言いたいだけのようだ。
ニャークスのヤマダさん、夫のご無礼をお許し下さい。
夫のことは気になさらずに、
スキはお好きな時に、好きな記事にして下さい。

noteを始めてから、本名のわからない人の話をすることが増えた。
現実離れしている名前であっても、馴染んでしまうと、
違和感がなくなるものだが、はたから見たら、
何の話をしているのか、全くわからないような名前の人もいる。

「今日、おだんごさんが、はじめてラジオをやったんだよ」

夫に今日、このように報告しようと思うのだが、
事情を知らない人が聞いたら、

「はーい、皆さんいかがお過ごしですか?
アナタのハートをブスっと串刺し、おだんごラジオが始まりました!」

DJさながら、マイクの前に座る三色団子の姿を
想像してしまうかもしれない。
だんご3兄弟をヒットさせたEテレなら、
有り得ない話ではなさそうである。


夫は、ニャークスのヤマダさん以外にも、
先程ご紹介したあっちんさんの、
あっちん、という名前もお好みのようで、

「あっちんさんのコメントは、いつもあっちんね!」

と言って、朝、仕事に出かけていった。
あっちんさんは私の記事に、いつも熱いコメントを寄せて下さる。
解説すると、
熱いね!→あっちぃね!→あっちんね!
というオヤジギャグである。
あっちんさん、夫の無礼をお許し下さい。そしていつも有難うございます。


夫に、「そうだ ともさん、という人がいるんだけどね」
と話をした時も、その目をキラリと輝かせた。
私との会話をぶった切ってまで、

「そうだ とも……そうだとも!そうだとも!」

そう連呼している。
名前自体がギャグであることが、お気に召したようだ。
確かに、そうだ とも、は良い名前だと私も思う。
ハイスクール奇面組を思い出す。懐かしい。
そうだ ともさん、夫のご無礼をお許し下さい。

よくよく考えてみれば、夫はことばで遊ぶのが好きな人だ。

先日、微熱さんという方にnote感想文をお見舞いしたのだが、
同日、おだんごさんも微熱さんに宛てた記事を投稿していた。
突然の「あなたの記事が話題です!」ダブル攻撃に、
微熱さんは喜びで胸が一杯になり、
お昼ごはんを食べ逃してしまったと記事に書かれていた。
そのことを夫に話すと、

「微熱が高熱になっちゃったんだねw」

とか言い出す。

「このご時世に高熱出したら危ないよぉ、今すぐ冷やさないとぉ」

もう言いたい放題である。
微熱さんにも、このご無礼を詫びなければならない。

皆様にご無礼をして、申し訳ないと思いつつも、
夫なりに、noteの存在を楽しんでいるようで、私としては嬉しい限りだ。

そういえば、随分前に、齋藤孝先生の
「声に出して読みたい日本語」と言う本がブームになった。
夫からすれば、ニャークスのヤマダさんのニャークスは、
まさに声に出して読みたい名前だったのだろう。
夫を虜にした、その名付けセンスに脱帽である。


夫がご執心のニャークスさん、
今、  #真夜中のnote現象  というハッシュタグをつけて
記事を書いてみませんか? と、ご提案されています。
私の書いた、転校生、恵方巻という記事がきっかけとのこと。
大変恐縮です。 是非、こちらの記事を読んで頂き、
いつもと違う記事をnoteに投稿してみて下さい!

来たれ!イレギュラー衝動!

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