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ふたりはともだちと江國香織

noteの世界で、時々こりゃあまいったな。という出会いがあります。

私にその出会いを運んでくるのはたいてい #はなまるえ さんです。

まるえさんのこちらの投稿が、私にまた新たな出会いを運んできました。

まるえさんは、この頃、自分の中のいろいろなものときちんと向き合い整理整頓をしているようにみえました。(妄想癖ありますのでね、私)

一つまた、自分の気持ちを置いておく場所を見つけたのかもしれない。よかったなと思った記憶があります。私は、まるえさんにおいては人柄や生き方や、向かう道筋にフォーカスしすぎて文章を文章として受け取れません。

まるえさんは、私にとってそういう人です。

感情移入や思い入れが濃いという意味で、特別な人なので、この人の紹介にことごとく弱いという傾向にあります。

で、この投稿には、#くまさん#skyfishさんが出てきます。

#くまさん との話は、次のお話に登場します。くまさん待っててね。

ここでは #skyfish さんとそのお友達、 #微熱 さんへの想いを綴ります。

私はこの頃、出会いを広げることに対して、自主規制中でした。

基本的に自分のアンテナに引っかかる人に出会うと、惚れやすいので自己管理が必要です。また、見たらやばいなと思いました。もう絶対好きになるな、そしてずぶずぶと沼にはまるなと思いました。

見ちゃダメなものって、なんであんなに見たくなるんですかね。

薄目で見出したskyfishさんのnoteは、アンテナどころか琴線に触れてしまいました。noteにおけるスタンスや、表現、感性に似通ったものを感じてしまい、もうちょろい女といわれてもいい!!!ぐらい、簡単に惚れてしまいました。イチコロです。好きになると肉食系なのですぐアプローチです。

コメントでのお返事もいかしていました。いやんなっちゃう、スキ。みたいになりました。

skyfishさんのどこにそんなに惚れているのか、言葉にするのは難しいのですが、ひとえにしなやかさと自由さであると思っています。

負の感情を昇華するためにどう向き合うか、日常のくだらないといわれることをどれだけ拾い上げるか、生きることにどう丁寧に向き合うか、そこには、自分で引き受ける器としなやかさ、そしてどこでも、どの方向においてもskyfishさんで居続けられる強さを感じます。

私は、柔らかく強い人が好きです。そこに至るには、あまたの痛みや苦しみを引き受けた傷があると思います。そこに甘えず、屈せず、自分のエネルギーにする人を尊敬しています。

そんなskyfishさんがまた言うのです。大事なお友達ですと紹介するのです。

ここで、微熱さんを知ります。しかし、私はこの時に紹介された投稿は見なかったような気がします。もう無理だって・・・。また好きになるでしょう。自主規制はどうした!おだんご!自分で自分に言い聞かせます。

見ちゃダメって思ったらどうしてあんなに見たくなるんでしょうね。

同じ下りありましたね。同じ下りは同じ方向に合流しますね。

別の投稿に手を出しました。浮気心があるんですよね。多少あまのじゃくで味付けもしてある柔い心です。薄目で見たけど、完全に好きでした。

文章に体温があります。微熱さんは微熱といいつつ割と低めの平熱の文章を書きます(私の主観)

淡々とつづられる日常の風景。おかしみといとしさ。ああ、生きているなあと思います。微熱さんが生きて生活している長野の空とここが繋がっていて、こんな愛おしい日常を紡いでいる人がいるんだなあとじんわりします。

生きてるっていいなあと心底思います。

最近のイチオシはこちら。私、その日クラムチャウダー作りました。


微熱さんの文章を読むと、江國香織さんを思い出します。

私の一番好きな作品で「流しの下の骨」という小説があります。

家族を描いたものです。あとがきに、「よその家族は外国ほどにちがう」という内容の一文があります。

私が嫁いで、ここが自分の居場所だとは到底思えていなかったころ、結婚が決まり家を出る義理の姉からもらった本でした。

義理の姉はとても大人で、本当に優しい人です。でも、姉が出ていくときに私は少しホッとしていました。そういう自分も許せませんでした。

「江國香織すきだよね。これ、もしよければ」といわれてもらった本でした。

たいてい弱っているときに読み返しました。風邪をひいて、ただでも役に立たないのに、さらに役立たずな時に布団の中で読んでいました。

人の家の話に逃げていました。外国だから仕方ないと言い聞かせていました。どこのページからでもその世界に入れました。それほどまでに支えられていました。

その本を思い出します。微熱さんが書かれる日常にすぐに意識は飛び、景色が見え物語に入ってしまう。空気も感じる。そんな魅力的なnoteでした。

どちらのことも大好きになり、2人がコメントでかわすやり取りを見るのも楽しみでした。

お互いがお互いを大切に思っている関係を見ることが好きです。人として全うな趣味です。

二人のやりとりを見ていると、子供たちに読み聞かせた物語を思い出します。

「ふたりはともだち」という絵本です。がまくんとかえるくんのお話です。

もうぼんやりとしか内容は覚えていないのですが、がま君とかえる君みたいと思います。

2人の物語に参加したくて、ちょいちょいコメントをしてしまいます。

お手紙を運ぶかたつむりくんになりたいのです。

物語の中に住む人に出会いました。その物語はどちらも独立していて空気が凛としています。その魅力には抗えません。

多分、2人とも美人だと思います。私好みの美人だと思います。

毎日のnoteの旅が忙しくなりました。魅力的なnoteが多くて嬉しい悲鳴です。

これは、2人に贈るファンレターです。

同時にあなたを私と同じ沼仲間に引き入れる勧誘レターでもあります。

はなまるえ魂が乗り移りましたね、私。



お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。