料理は実験だ ~甘酢漬け編~
皮が赤い小さめの大根を買いました。サラダ用に開発されたとのことで、そのまま食べても美味しいです。いちょう切りにしながら何枚かぽりぽり味見していたら、甘酢漬けが食べたくなりました。
浅漬けはビニール袋に素材と塩を入れてもみもみ。出汁や他の調味料を足す時も、少ない漬け汁でよく漬かります。
これで甘酢漬けもやってみましょ~。調味料の「さしすせそ」の「さ」と「し」は分子の大きさの違いですから、まずは分子が大きくて浸透しにくい砂糖から。
切った大根をビニールに入れて、砂糖を適当に入れてなじんだらもみもみ。
次に塩を入れてもみもみ。最後に酢を加えてもみもみ。あとは放置。
母の酢漬けや酢の物やドレッシングはとても酸っぱいです。おかげで私も酸味女王に育ちました。だからか、こんな適当な作り方でも満足の味でした。
写真は数時間ぐらい経ったものでしょうか。翌日はもっと赤が出て、翌々日は酢の尖った酸味がまろやかになりました。
甘酢をボウルで作ると、なかなか砂糖が溶けなくていつまでもザリザリしているのが気になるので、そのストレスはなくて良いですね。
ビニール袋で漬けるレシピは数多くありますが、ちょっと検索した限りでは調味料を全部入れるか、あるいは砂糖が溶けるまで煮立ててから入れるかでした。砂糖を先に食材に馴染ませておくのは良いかもしれません。
実験室からは以上です。
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