食事に隠された鬱の原因

鬱の症状が起きる大きな要因の一つが日々の食事にあることに気づいた私は、さまざまなメンタルと食事にまつわる書籍を読み漁り、その結果記載がわかりやすく、実践したところ効果的面だったある書籍に出逢いました!

それが、現在も心療内科医をされ、広島大学でうつ病の研究もされていた藤川徳美さんというお方がお医者様の立場 で書かれた本
うつ消しごはん」です。


有名な本なのでご存知の方も多いかもしれませんね。私も聞いたことがあるな…くらいでしたが、実際に読んでみると目から鱗。私が不調を感じてしまう白砂糖小麦についてもメンタル不調を引き起こす原因だと言及されていて、まさに!と思いました。
(自分の心の弱さだけが原因では無いと知るとホッとしますよね。)

その他にもハッとさせられる内容が本当に盛り沢山・・
さらに実践したところみるみると不調が改善していったのです!

病院のお薬に頼るばかりでは苦しかった方も、全く違うアプローチ(食事)で症状が改善できたら嬉しいですよね!

今回は私ががこの書籍から知ることのできた鬱の原因メカニズム。

そして実際に実践した内容その効果について私なりにかんたんにまとめてお伝えします!

今、辛い状況にいる方もそうでない方も
「こんな方法があるんだ!」と知っているだけでも参考になる記事になっていると思います。

(※私自身は専門家ではない為、あくまでも本を読んだ上での私なりの見解になります。詳しく正確に知りたい方は本を読んでみることをおすすめします。)

(余談ですが鬱以外の精神疾患、ADHDやLD、統合失調症、パーキンソン病、アルツハイマー病についても栄養が原因ということを言及されていました。私は上記の疾患はないので実践はしていませんが、こういった症状にお悩みの方もやはり同様に食事からのアプローチも効果的かもしれません!)


心のバランスには整った栄養が不可欠!

精神疾患の要因は栄養失調から引き起こされることがほとんどだそう。主にその栄養失調とは
「糖質過多+タンパク不足+ビタミン不足+ミネラル不足(鉄を含む)」で、現代人のほとんどがバランスを崩しています。
そして鬱などの精神疾患は、心の安定を保つのに必要な神経伝達物質 が欠如してしまうことが要因の一つ。
※神経伝達物質とは、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンのことで幸せやる気を生み出してくれる大切な物質です。

つまり、この神経伝達物質に必要な栄養素が欠如することでセロトニンなどが出にくくなってしまい、鬱や精神疾患が起こってしまうんだそう。

じゃあ、その神経伝達物質を作るため絶対に欠けてはいけないものとは…?

以下の二つだそうです。
①タンパク質
②鉄分
(特に女性は鉄分不足!)

タンパク質
タンパク質は髪や爪のみならず、
神経物質も作り出す大切な栄養素。こちらの本では、植物性よりも動物性をお薦めされており、お肉をとにかくたくさん食べることが大切とのこと。またそれだけでは足りないので、プロテインも◎。(厚生労働省の健康基準でも、50キロの体重の人が1日に必要な摂取量は50gと記されています。)


鉄分
鉄分はセロトニン、ドーパミン作成の補因子。日本人女性は潜在的な鉄分不足の方が多く、それが原因で鬱やパニック障害に至るケースも。(私
もパニック症状が出た時はおそらく鉄分不足でした…)
50代以下の女性はほとんどの方が鉄分の欠乏状態にあるそうなので、サプリメントの服用を推奨されています。また鉄分は神経伝達物質意外にも様々な役割(エネルギーを運んだり)があるので積極的に摂取したいところ。

これ以外にビタミンなども大切ですが、前提としてこの二つの栄養素は基礎になるそうです。(※他に必要な栄養素や実践した内容についてはこのあとの記事でお伝えさせてください)

何となく気分が鬱々としている‥という方、まず普段の食事を振り返ってみるとタンパク質と鉄分、確かに足りて無いかも!という心当たりはありませんか?

私は昔からメンタルが強い方ではなく、特に20代後半からは落ち込みやすい傾向にありました。
ずーっと 「私は心が弱いのかな…」とばかり思っていましたが、
この書籍を読んで、「月経で鉄分が一気に欠乏しやすい20~30代は特に鉄分不足に陥りやすい。」ということが分かり、私の症状も、鉄分不足からのセロトニンの生成がしづらい身体になってしまっていただけだったんだ!
と気づくことが出来ました。
自分の心の弱さが原因なのではなく、単なる栄養失調
と気づくだけでも、なんとなく心が軽くなりますよね!

是非この記事を読まれている方も食生活を振り返ってみてください!

つぎの記事では、実際に私が実践した対策とその効果についてもご紹介していきたいと思います。























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