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好き嫌いをなくしたい!保育士が教える克服ヒント③
こんにちは!妊活・子育てサポートアプリCOTETEで保育士監修ページを担当している、さとうなつこです。
『好き嫌いをなくしたい!保育士が教える克服ヒント①、②』と、子どもの好き嫌いに関しての知識や、克服するヒントを少しご紹介いたしました!
今回は③ということで、単発での声掛けや、子どもをその気にさせられるかもしれない”きっかけ”をご提案いたします!実際に我が子だったり、幼稚園・保育園で使っていたものになります!お子様に合う声掛けや方法が見つかると幸いです。
前回の記事はこちらです!
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<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
目で楽しむ方法
食べたいと思うかどうかは、精神的なものも大きいのが子どもです。
例えば、「嫌いだけど先生から褒められたいから食べる」「自分で育てた野菜だから食べられる」などです。
そのため、食べたいかも!と思わせる方法を試す子ことで、案外あっさりと食べてくれる可能性がありますので、ご紹介いたします!
キャラ弁にする
手間がかかってしまう方法ではありますが、キャラ弁(お皿の上でも可)にすることで、テンションが上がって食べられることが。何も言わなくても嫌いなものを口に入れることができる場合もありますし、「嫌いなものがある…」という反応をされた場合には、「どうしてもココにピーマン使わないといけなかったんだー…!だってここ、緑でしょ?」などと言うと「確かに…」と納得して食べてくれることもありました!
園では、鯉のぼり給食に野菜がのっていたり、クリスマスのサラダに野菜が入っていたりしましたが、気分が上がって食べられることが多かったです。
可愛いお皿を使う
キャラ弁より簡単な方法として、可愛いお皿を使う方法があります。
新幹線の形をしていたり、アンパンマンの形をしていたりと、洗いにくいですが子どもが喜ぶ食器も販売されています。
イベントシーズンには100均にも可愛い紙皿が売ってることもありますよね!
他にも、お店で自分が気に入った茶碗やお皿を使うようにすることで、食事が楽しくなることもあります。
お弁当箱に詰める
何気ない食事をお弁当箱に詰めてみるのも、気分転換になります!
お庭やベランダでピクニックのように一緒に食べても楽しいですね♪
ひと手間かかってしまいますが、時々試してみてはいかがでしょうか?
一工夫する
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え、それだけ?と思うような一工夫で、子どもが食べてくれることがあります。本当に“気分”の問題なのかなと不思議に思うこともしばしば。
ぜひ試してみてください!
食事がしゃべりだす!
「僕はピーマン!私はトマト♪よろしくね!いっぱい食べてくれるととーっても嬉しいな!」と、アフレコをします(笑)
「僕はピーマンってお名前なんだけど、君はなんてお名前?」と聞いてみると「〇〇!」と答えてくれ、他の物を食べているときに「僕のこともすこーーしだけ食べてほしいなぁ~」なんて言うと、「えー…いいよー」とパクッ!
今の今までしゃべっていたものを食べてしまうシュールさはありますが…(笑)
「お腹の中でピーマンが、うれしいー!って言ってるよ!聞こえる??」と声をかけるとニコニコ。
他にも、「僕はお魚。〇〇ちゃんのお口の中に泳いでいこうかなー!すーいすーい!」などとお口に向かって泳がせるだけでパクッとしてくれることもありました。
楽しく食事をすることが大切なんだなぁと思わされます!
もっと嫌いなものを置いておく
同じお皿の上に、もっと嫌いなものを置いておくだけで、なぜか普段嫌いなものを食べてくれることが。
「こっちよりはマシ…」と思って食べるのか、大嫌いなものを見て普段好き嫌いをしている方を忘れてしまうのか…不思議です。
給食のときでも、苦手なものが2つ出てくると、片方は食べることができていました。
注意点として、この方法のときには、何か1品以上好きなお料理も出してあげたいところです。嫌いな物ばっかりだと、食事自体が嫌いになってしまいますので注意しましょう!
料理の完成を子どもの目の前で
この方法も、食欲をそそるようでおすすめです!
料理の完成を、既に食卓で座っている子どもの目の前で行う方法です。
例えば…ハンバーグなどには「ソースかけまーす!よけてくださーい!」と言いながら小鍋とお玉を持って食卓に行き、子どもの目の前でソースをかけます!
同じように、スープにはパセリをかけたり、野菜の横にマヨネーズを絞ってあげたりと、子どもの目の前で料理を完成させてみましょう!
できたてのお料理はより一層美味しそうに見え、食べたい気持ちを引き立ててくれますよ。
“特別”の演出
子どもは特別が大好き。「特別にパラパラしてあげるね!」などと、青のりやかつお節、パセリ、きざみノリなど何かをかけてあげるだけで“特別感”が出て食べたい!という気持ちになることがあります!
美味しい、楽しいの共有が大切
食事とは、生きるために必要不可欠なことですが、ただ最低限栄養をとればいいというわけではありません。
食に関する知識と食を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる人間を育てることを目的とした『食育』が近年重要視されている中、美味しく、楽しく食事をすることはとても大切になっています。
食べている間は大人しいから…と子どもだけ先に食べさせるのではなく、家族みんなで食事を楽しめるようにしていきましょう!
お父さんお母さんが「美味しいね!」と食事をすることは、お子様にとって食事を好きになるきっかけになり、好き嫌いも少しずつ改善していくことができますよ。
最後に…
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3回に渡って食事について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか??
食事を好きになる声掛けや、方法が少しでも参考になれば幸いです♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
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