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花散(はなはふり)花祝(はなはふり)花葬(はなはふり) 五七五の句を詠むことが好きです…

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花散(はなはふり)花祝(はなはふり)花葬(はなはふり) 五七五の句を詠むことが好きです。 漫画を描くことが好きです。 文章を綴ることが好きです。 2023の半ば、大きな出来事があり、環境がガラッと変わりました。自分自身をケアしてゆく過程でのアウトプットをしてゆきます。

マガジン

  • 自助の詩

    自分を助けるための|詩《うた》をまとめています。

  • もノがタり

    創作した文章を掲載してゆきます

  • 五七五のつぶやき

    五七五のつぶやきと、詩、日常の一コマをまとめています。

  • 五七五の吟(ウタ)

    感謝の漫才で取り上げた、その月一番スキされた五七五のつぶやきを、不定期とフィーリングでチョイスし、即興の吟詠で詠(ウタ)っています。

  • 自助漫才

    自分を助けるための漫才をまとめています。 ※読者の皆様への感謝の漫才も含みます。 ※(10)以前は、「はんなりアドレリアン」実践前のものになります。

最近の記事

只のウタ(1)【自助の詩外伝】

こんにちは、hana.hafuriです。 (鳥の如 ただただウタう 紡ぐ文) これは、ただ、ウタうことで私を助けてくれる側面はありますが、本腰入れて自分を助けるつもりは無い、散書きなウタの詰め合わせです。 自助の詩に昇華させるかもしれませんが、ケ・セラ・セラでして、ただ、書きたかっただけでした。 なんとなく詩がスキな場合は、一読してもらえると私は幸せです。 (途中で絵も入れてます) 『語るモノとは 何なりや』 沈黙 語る 数多とて 読みすぎ がちで あるゆえに 沈

    • 【掌編小説】[SSSF]リンク

      物語は、時に、唐突に始まる。 それは、区切りの良いところから、始まる保証もない。 「━━!」 敦は言う。 …だが、何を言ったのかは、物語の始まりから漏れてしまった。 リコは、それをキョトンとして聞いていた。 「え?なんで?」 「…は?わかんねぇの?」 敦は横を向きながら、声に出す。 それを、リコは、じぃっと見つめた。 「んん、わかんない。言ってよ」 「…はぁ…」 ため息をついて、敦は目を閉じた。 敦の二の句が出てくるのを、ある程度待ったかのような間の後、リコは声を出

      • 【掌編小説】たんぽぽ綿毛の子

        こんにちは、hana.hafuriです。 (曲に添え こど物語 召し上がれ) 『たんぽぽ綿毛の子』 たんぽぽ綿毛の子は ドキドキしながら 待っていた 今日は 最高の 春風が 吹くっていう 噂だったから ▼🍀━━━━━━━━━━━ まだかな? まだかな? ━━━━━━━━━━━🍀▲ 風の音色は 気持ちを はやらせる その たんぽぽ綿毛の子は 最後に たんぽぽに 残っていた子だった 一つ前の 春風の音色に みんな旅立っていったけれど たんぽぽ綿毛の その子は

        • 五七五のつぶやき(152)

          田の囲い 平均台を カラスゆく (たのかこい へいきんだいを からすゆく) こんにちは、hana.hafuriです。 (心中 おおきく伸びて 句を読んで) 5月頃のことです。 田んぼを四角く囲う細い堤防の上を、カラスが歩いていました。平均台の上を移動しているかのような二足歩行でした。 簡単な詩を綴ります。 烏 幅 狭き コンクリ 歩みゆく そこが 道なる ことを 知る? 烏 眼に その囲いは いかようにして 映る かと 思いし カラス 目で追うと 角に 辿り

        只のウタ(1)【自助の詩外伝】

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        記事

          【月の終わりに感謝の手紙(1)】(自助の詩外伝)

          Dear 感謝の気持ちを伝えたい、noterさんへ 🐈 今回は、手紙形式に させていただきました 自助漫才形式の感謝の漫才は 書き上げていたのですが、 今回は色々挑戦したものがあり、 その感謝を込めて書くにあたって、 自助漫才形式ではなく、 手紙形式のほうがしっくりくると 判断したからです では、改めまして、 [感謝のスタンス]に則り、 感謝の手紙、 綴りたいと思います 🌸 🐈 まずは、感謝の句から、 詠みますね (文末で、手書きでも書いてます) 🌸 🐈

          【月の終わりに感謝の手紙(1)】(自助の詩外伝)

          五七五の吟(2)

          こんにちは、hana.hafuriです。 https://note.com/hana_hafuri/n/n82da9903d1d7 この感謝の漫才でとりあげた、一番スキされた記事を、五七五の吟(ウタ)として、即興吟詠で詠(ウタ)っています もしよければ、聴いてみてください ※音量的な調節は頑張りまして、一応、左右から鳥の鳴き声が聞こえてくるように、立体的な音加工を目指しました。なので、イヤホンがオススメです🍀 (逆に大きすぎた場合はスミマセン💦小さめから聞いても良いかも知れません💡) ※詳細は、本日この後公開の感謝の手紙で補足します 対象の記事はこちらです↓ https://note.com/hana_hafuri/n/n6fbb2ae1eabb ※その節は、スキしていただき、本当にどうもありがとうございました

          五七五の吟(2)

          五七五の吟(2)

          【五七五の長詠い(2)】(自助の詩外伝)

          こんにちは、hana.hafuriです。 (心舞 音色に乗せて 伝えたい) 『糠語り』 久方の ホーロー容器 取り出して 和えたる 床素 異種 二袋 水入れ ほぐす その感触 手が覚えてる 手 沁む 心 沁む 馴染ませ まんべん 手入れ 混ぜ 糠の香りが 立ち込めて 床の土台が 整わん 採れたて キュウリを 水洗い 床 一番の 旬野菜 床上 均し 叩く 手の 弾力 触感 手が嬉し ここより 再開・再会 糠仕事 温き 気持ちに 菌達 懐う 父方 祖

          【五七五の長詠い(2)】(自助の詩外伝)

          五七五のつぶやき(151)

          芋達の 「同じ」を知りし 初夏の頃 (いもたちの おなじをしりし しょかのころ) こんにちは、hana.hafuriです。 (虹の文字 音色と色の ご賞味を) 5月頃のことです。 以前の記事(note🔗)で、花が咲き始めた芋の成長にまだバラツキがあることを詠みました。 ですが、その後聞いた話によりますと、この状態が「同じ成長(note🔗)」状態とのことでした。 簡単な詩を綴ります。 「同じ」 聞く されども それは 生き物で 故に 凸凹 内包し 確かに 芽吹き 時

          五七五のつぶやき(151)

          五七五のつぶやき(150)

          山緑 再び名無し 木々になる (やまみどり ふたたびななし きぎになる) こんにちは、hana.hafuriです。 (深い息 呼吸とともに 句をどうぞ) 5月頃のことです。 以前の記事(note🔗)で、桐が咲いたことにより、山のそこに桐があったことが分かったことを詠みました。 その後、合歓の木、もしくは、針槐≒ニセアカシアと思しき木が山に白色を添えましたが、それらの花も散り、葉が茂る山の木は、どこにどういう木があるのか判別がしにくくなりました。 簡単な詩を綴ります。

          五七五のつぶやき(150)

          五七五のつぶやき(149)

          沢蟹が 雨濡れ横に 梅の下 (さわがにが あめぬれよこに うめのした) こんにちは、hana.hafuriです。 (虹音色 癒やしの時に なれば幸) 5月頃のことです。 以前、雨の日の梅の木のことを詠みました(note🔗)が、同じような雨の日に、梅の木の下を横に歩いてゆく沢蟹をみました。 簡単な詩を綴ります。 沢蟹が 雨粒 照りて 横 歩き 梅の木 下を ヒョコヒョコと 『さるかに合戦』 異種の木の 下の 梅粒 当たらずに 柿の 代わり 慈雨を 受け 水柿に

          五七五のつぶやき(149)

          五七五のつぶやき(148)

          車中から 猿への注意 優しさよ (しゃちゅうから さるへのちゅうい やさしさよ) こんにちは、hana.hafuriです。 (深い息 喫句一時 召し上がれ) 5月頃のことです。 山を越えた先まで歩いていた時のことでした。 私は道路の左側を歩いていたのですが、右側車線の車が減速し、運転席の女性が窓を開け、この先、私の歩いている方向に猿がいることを教えてくれました。(猿は人を襲う場合がある動物です) 後ろに車は2台ほど続いてましたが、クラクションを鳴らすことなく、前の車に続い

          五七五のつぶやき(148)

          五七五のつぶやき(147)

          響きたる 声を見るなら キジを見る (ひびきたる こえをみるなら きじをみる) こんにちは、hana.hafuriです。 (心花 言の葉のせて 届けます) 5月頃のことです。 散歩をしていた時に、川の向こう側から、キジの鳴き声を聞きました。 声の方に目を向けると、そこには確かに、黒っぽいキジの姿がありました。 簡単な詩を綴ります。 「ケッケェーン」が 響き 通りて 野を 伝う 声に つられて 川 向う 目線を やると キジが 在る かつて 知りたる 『雉も鳴かず

          五七五のつぶやき(147)

          【少笑小咄(1)】キジ餅

          こんにちは、hana.hafuriです。 (少しでも 笑顔にできる こと願い) 以下の五七五のつぶやきをベースにした、少笑小咄(エッセイ風小咄)です。 (※これは、フィクションです〜!📢) 登場人物: 僕 主人公。脳内お花畑は、年中花盛り。 よく、後になってから、( ゚д゚)ハッ!としがち。 「やべぇ、語弊あったかも!」と575面相する、が、忘れpp前向き。 たまに脳内で謎の迷推理が炸裂する。 鳥がスキ。五七五で整いがち。 アイツ 僕の[麹縁]の一人。現実

          【少笑小咄(1)】キジ餅

          自助の詩(11)

          こんにちは、hana.hafuriです。 (五七五 喫する音色 召し上がれ) 私が、私自身を助けるための詩です。 『この地に在りて』 我 想う 我の マイノリティっぷり 我が 性根 故に 苛む 呵責する 我は 他者をば 傷めしか 我の 過敏・花瓶な 思考 故 我の 短気・嘆器の 伝え 故 我の 粗忽・底津な 放ち 故 我の 怠惰・対打な 開き 故 我の 強自・矜持の 固さ 故 我の 内気・内帰の 塞ぎ 故 我が 🤍 研磨 穿つ 故 糀縁に 仕事縁

          自助の詩(11)

          五七五のつぶやき(146)

          刈り上げの 休耕端で 猫休む (かりあげの きゅうこうはしで ねこやすむ) こんにちは、hana.hafuriです。 (ようこそと そっと喫句の 花を出す) 5月頃のことです。 以前の記事(note🔗)でジャンプして遊んでいるようなカラスを見た休耕は、所持者によって葉っぱが刈り上げられて、さっぱりした野原になっていました。 その休耕の端っこ、日陰になるところに、黒猫が横になっているのを見ました。 簡単な詩を綴ります。 さっぱりと 消えた 草々 花々に かつて カラス

          五七五のつぶやき(146)

          五七五のつぶやき(145)

          桐の木に 鷺にカラスが 三になる (きりのきに さぎにからすが さんになる) こんにちは、hana.hafuriです。 (いらっしゃい 言花どうぞ 受け取って) 5月頭頃のことです。 以前見た、鳶が止まった桐の木(note🔗)、別のタイミングの時、その同じ木の登頂部分に、鷺がとまりました。 するとよく見たら、その鷺を頂点として、下に2羽のカラスがとまっていることに気づきました。 簡単な詩を綴ります。 鷺 宿る 桐の木 てっぺん 白が 乗る 紫 桐の 花は枝 かつて

          五七五のつぶやき(145)