五七五のつぶやき(148)
車中から 猿への注意 優しさよ
(しゃちゅうから さるへのちゅうい やさしさよ)
こんにちは、hana.hafuriです。
(深い息 喫句一時 召し上がれ)
5月頃のことです。
山を越えた先まで歩いていた時のことでした。
私は道路の左側を歩いていたのですが、右側車線の車が減速し、運転席の女性が窓を開け、この先、私の歩いている方向に猿がいることを教えてくれました。(猿は人を襲う場合がある動物です)
後ろに車は2台ほど続いてましたが、クラクションを鳴らすことなく、前の車に続いて止まっていました。
私に教えてくれた車は、介護施設の車で、ロゴがついていました。
簡単な詩を綴ります。
運転手
我に 伝える
猿 注意
優しき 報に
礼 伝え
止まる 数台
頭下げ
落ちてた大振りで長い枝を 手にし
道を ゐく
細心払い
牛歩にて
されども 猿は
無常にて
一会にならず
枝は山
車 刻印
そのロゴが
温とし 人が
在りし 介護施設
それを知れたる
温かさ
袖振りあいし
その一期
一片 心
琥珀 色
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