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才能と集中力の関係

とてつもなくおもしろい作品に出会ってしまった。

このタイトルで想像がつくかもしれないけれど、『左ききのエレン』というマンガだ。

読めば読むほど面白くて久々にこんなに早く先が読みたくなる作品に出会った。その中で『才能の正体』という架空の本がでてくるのだけれどその内容に ”集中力” というキーワードが深く関わってくる。集中力を呼び覚ますためのルーティーンが誰しもあるという。いわゆる”ゾーンに入る”前のきっかけ。

自分はなんだろうと考えてみると、昔は本を読む、勉強をするときに好きな音楽を聴きながらやっていた。すると読み終えて気付いたときにはいつの間にか音楽が終わっていたり、流れていることに気付かず集中していたことがよくあった。

ただ、反復系の練習や本を読むときは脳の違う部分を使うからなのか音楽を聴きながらでも問題ないのだけれど、文章を考えて書くような作業だと言葉を理解するという意味で同じ場所を使うからなのか逆に音があると文章を書けないことに気付いた。特に最近耳が敏感すぎるのかかなり音や音からくる情報というものに対して反応してしまい音楽を聴くことや音楽を聴きながら何かをすることが減った。もしかしたらいまは逆に静寂のなかにいることで集中力が高まるのかもしれない。

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キャッチフレーズにある『天才になれなかったすべての人へ』の言葉どおり
凡人である自分、才能とはなにか、言葉にできない気持ちをこの作品を読むことで言語化できる気がした。

作品の中に実在の場所やバンクシーが登場するところなど本編はもちろん面白いのだけれど、真剣さのなかにときどき現れるキャラクターのコミカルさや番外編で架空の本である『才能の正体』が読めるところなどもツボだらけで早く先が読みたいのだけれど、最後まで読み終えたくないそんな気持ちになる作品だ。

気になった方はマンガアプリ少年ジャンプ+で初回無料で読めるのでぜひ読んで欲しい。さぁ、わたしも続きを読もう。

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