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ギフト_No.4。幸せのお手伝い。

”誰かのためにがんばる、ステキな誰か”と。

これを読んでくれる、あなた。

ライターhanaが、縁結び。

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No.4【株式会社クレセント】
代表取締役 屋代 浩之 (hiroyuki yashiro)

テニスで世の中を元氣にする!

日本一のテニスバカ集団を目指す、株式会社クレセントの代表。
『テニスで幸せのお手伝い』という理念のもと、世のため人のために挑んでいます!



■”かんどう”してますか?



これは文字のなせる業だが、”かんどう” という文字を見て、多くの人が ”感動” と変換するのだろうと思いながら、わたしはこの記事を書いている。


『挑め!感動庭球業 世のため人のため』
これは、僕たちが掲げているミッションです。



滋賀、京都、愛知でテニススクールを運営している屋代さん。テニス一筋47年の大ベテランで、経営者でもある傍ら現役のテニスコーチとしても活躍されている。


”感動庭球業” というミッションは、テニスで3つの“かんどう”を与えることだと思っています。

1つ目は、『感動』
お客様に感動を与えること。

2つ目は、『歓働』
社員に歓働を与えること。

3つ目は、『貫道』
創業の志を貫くこと。



昨年は所属するスクール生が、全日本ジュニア14歳以下の部で優勝された。強豪選手を輩出している屋代さんのスクール。そんな由緒正しいスクールで、わたしが生まれて初めてテニスを経験したのは、ちょうど一年ほど前のことだった(遅っ…)。


屋代さんのテニススクールで、仲間内でのテニス企画があった。知人から『ラケットを持っているだけでも楽しいからおいでよー!』という、嘘のようなお誘いを受け、『それは嘘だろー(笑)』と思いながら参加させていただいた。


初めてのテニスで屋代さんは簡単なゲームの中でほとんど指導はせず、時々、少しのコツを教えてくれた。『テニスの楽しさを知ってほしい』という想いから、技術やルールなどでなく、誰もが楽しめる場を創って提供してくれた


おかげさまで、笑いの絶えない楽しい時間を過ごさせていただいた。仮に見学していたとしても、うずうずして参加してしまったに違いない。


アットホームで楽しいテニスができる。でも強豪選手もいる。個人的にこのギャップはおもしろいなと感じた。


ラケットを使うスポーツ自体、学生の時の授業でしかやったことがなく、『テニスをやってみたい!』と思ったこともなかった。どうせ参加したところでできないだろう…と思っていたけれど、ちょっとのコツでボールは打てるようになった。自らが体験することで感動したのは、久しぶりだった。


その後、お話のなかで教えてくださったのは、働く歓びの ”歓働” 。そして矜持のテニスコーチを貫く、という ”貫道”


社員に働く歓びを与えること。テニスコーチとしての誇りを持って貫くこと。お客様に ”感動” を与える上で、必要不可欠な ”かんどう” だと思う。


■率直に。今コロナに思うこと


僕たちのスクールは、滋賀、京都、愛知の3つに分かれていて、社員さんが集まれることが年に2回くらいしかなかったんです。

それが今、リモートで毎日繋がっている。コロナがなかったら、リモートはたぶん使っていなかったと思います。

世の中が不安に満ち満ちてしまっていると感じてはいましたが、この状況下でも社員さんとの一体感、繋がりを保つことができたことはよかったと思っています。



いろんな方にお話を伺っていると、リモートになってコミュニケーションが増えたという方が、わたしの周りにはとても多い。


場所の制限が強制的に排除されたことによって、今まで一度に繋がれなかった人数と繋がれたり、画面越しであれ頻繁に顔を合わせることが、この期間中に日常になった人も少なくないだろう。


こうして離れたところにいる仲間と顔を合わせ、連携を密に取れたところは、組織としてとても良かったという。


休業要請で、レッスンができない状態でした。僕自身は、現役のコーチでもありますが、経営者です。経営者の役割は、経済的な縮小をさせないこと。会社存続のためにできることに取り組んでいます。

メインのテニスに関して言えば、コーチ陣はみんな仕事がないような状態だったのですが、スクールが休みの間は積極的に動画を撮ったりして、再開したときに向けて、力を蓄えていました



わたしはテニスは素人なので、どの動画をご紹介しようか悩んだが、単純にサムネイルに惹かれたのでおひとつ掲載させていただこう。


面づくり!!




この動画レッスン。きっかけは屋代さんご自身の思いつきだったそうだ。


スクールに一人でいた時に、ふと思いついて動画を撮ってみたんです。コートに三脚を立てて、スマホをセットして…。スマホに入っていたアプリを使いました。もちろん、衝動的な思いつきだし、アプリも初めて使いました(笑)。僕自身、あまり機械は得意ではないですし、詳しくもない。今思うと、どうして動画を撮ってみようと思ったのか思い出せません(笑)。

初めてではありましたけど、それでも意外とできるもんだな、と思ったんです。やってみて、『もう一人いたら、球出しもできて動きのある動画が撮れるなぁ』と思ったりしました。やってみて氣づかされることがあります。色々とアイディアも浮かんできて、ひとつひとつに学びがありますね

自分で撮って、下手なりに編集もしてみたら、だんだん楽しくなってきて(笑)。Zoomでのミーティングで社員さんに観てもらったんです。指示をしたわけではなくて、『こんなことやってみたらどうかなぁ?』という感じで。そうしたら、みんな家にいるだけで体もなまってしまうし、テニスがしたい。動画を撮影する目的で順番にコートにきて、自発的に動画を撮ってくれるようになりました。



まずは社長である屋代さんが、自らやってみることで示し、それにコーチ陣が追従した。言葉だけでの指示ならいくらでもできるが、自分でやってみるということは、苦労や必要な工夫、要する時間など、様々なことが身をもってわかるということ。意外と楽しいという氣持ちも、苦労も知った屋代さんは、コーチ陣が自ら動画を撮ってくれたことに、喜びはひとしおだったと思う。


テニスの技術的なレッスンだけでなく、テニスが上手くなるためのストレッチ講座もあって、短い動画で初心者でも勉強になる。


ここで、ちょっとテニスから話が逸れてしまうことを許してほしいのだけれど、わたしが超個人的におすすめしたい動画はこちら。きっとわたしのように、パソコンに噛り付いて肩こりがひどい人も多いと思うから、ぜひやってみてほしい。わたしの肩回りは悲鳴をあげたが(笑)、とてもすっきりした。(藤本コーチありがとうございます!)



動画に関してもみんな素人。もちろんプロが作ったものとは比べられないかもしれませんが、それでも動画をアップすると、生徒さんたちは『テニスやりたくなってきました!』と感想をくださいました。生徒さんたちが喜んでくれることが何よりなので、そう言っていただけるのは本当に嬉しい

やってみてわかることは本当にたくさんあります。たとえばZoomも、使ったことはありましたけど、慣れてはいなかった。使わないといけなくなったときに、事前にみんなで練習会を開いて、皆で覚えていった感じです。

すると、Zoomを使ったテニス講座をやったらおもしろいんじゃないかという意見が出てきた。改めてテニスのルールを学ぶとか、テニスの歴史とかでもいいよねと、話していくといろいろとアイディアが出てきます。僕も含めて言えることですが、誰もが慣れていないだけで、抵抗感があっただけなんだなと思います



未知との遭遇を、経験で排除する。誰にでもあることだと思う。全国的にリモートが浸透した背景には奇しくもコロナがあるわけだが、屋代さんの仰るように、やってみたらどうってことなくて、ただ自分に免疫がなく抵抗していただけなんだと氣づくことは、多い。


そしてまた、それらを乗り越えて得られるものもまた、多いのだ。


■これからどんな未来を創造しますか。


【テニスで幸せのお手伝い】という理念を、より明確にできるんじゃないかと思っています。

スクールを休んでいる間、生徒さんたちから、『早くテニスをしたい!』とのお声を多数いただいていました。僕たちも生徒さんも、テニスをできることは幸せなことなんだと、今まで以上に感じるようになった人が多いんじゃないかと思います。

ですから、テニスの楽しみ方としてさらなる付加価値を高めて提供し、喜んでいただきたい

コートでボールを打つことはもちろん一番楽しいですし、技術的な指導としても当然外せないのですが、座学でできることもたくさんあると思っています。今まで自分たちが蓄えてきた知識や技術、伝えられることはたくさんありますから。



スポーツとリモートの相性もまた、コロナ前だったら真剣に考えなかったかもしれないが、広がった可能性のひとつとして挙げられるだろう。テニスの場合、技術的な指導にコートを使わないのは無理だが、サポートできる範囲は他にもあることを考えていけば、いかようにも相性はよくなるかもしれない。


僕たちのスクールでは、【eggプログラム】という独自開発したプログラムを活用して、内面を鍛えるサポートをしています。

これは特にこどもたちに向けた指導の中で大切にしていることですが、楽しくて幸せな将来の土台をつくるには『心身ともに健全な成長』が必要です。体を鍛えることだけでなく、心の成長もサポートしながら、テニスを通して良い人間関係づくりを育む力を、身につけてもらいたい。

【eggプログラム】はこれまでは、リアルでの講座として受講してもらっていたのですが、これからはZoomでも開催していきたいと思っています。

僕自身も、Zoomを使ってたくさんの人と繋がって勉強会をしてみたいんです。社員さんにも協力してもらって、Zoomでのブレークアウトセッションで、社員さんの部屋をそれぞれ作る。そしてその部屋ごとに、滋賀、京都、愛知の生徒さんをミックスして分けたら、普段では生まれない交流が生まれます



こどもたちにとって、同じスクールでテニスをしている、離れたところにいる仲間たちと繋がれることは、きっといろんな氣づきがあって刺激になるだろう。いつか試合しようね!というような会話が生まれでもしたら、切磋琢磨しあえる良きライバルの出現のようで、とてもすてきなことだ。


スクールを再開することができたので、これからもコートでのテニスの指導はもちろん、主軸となるのですが、ただコートで指導するだけではない、 ”お客様と創っていく新しいテニスの形” というのも、おもしろいですね。



屋代さんの社名である ”クレセント” は、元は三日月という意味だ。
この社名に込められた想いの一つに、”創造的破壊” がある。


自ら欠けていく満月。これは現状維持を良しとせず、新たな創造のために自らを壊していく、突破していくことを表しているそうだ。お客様と創っていくテニスという言葉は、これまでのスポーツの概念がいい意味で壊されたような、そんな印象を受けた。






幸せは、人によってさまざまな形を持っている。これだけの変化が否応なく起こった世界で、幸せの形もまた、当然変化していくことだろう。


そんな幸せのお手伝いのために、変化を求められつつも、ブレてはいけない何かを問われているのではないかと思う。


屋代さんのスクールだけではない。どんな仕事もお客様に喜んでいただくために、提供する側に ”歓働” と ”貫道” があれば、それは ”感動” となって相手に伝わるのではないだろうか。




わたし自身も含め、読んでいる方に今一度、聴いてみたい。




”かんどう” 、してますか?













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♡屋代 浩之さんの情報はこちら。
詳しいお問い合わせなどもこちらまで。


■HP
http://crescent.co.jp/
  
■note
https://note.com/crescent_tennis


♡皆様にご協力いただき、取材はすべて対面を避け、電話やZoom等で対応させていただいております。


ステキなご縁になりますように。
いつもありがとうございます♡



flag *** hana










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