毒親育ち、緊急連絡先がいなくて震える

親に頼れない人にとって、「緊急連絡先を提出してください」という言葉は恐怖ではないだろうか。
転職が多い私は、内定をもらった会社から緊急連絡先を求めらて嫌な思いををしたことが度々あった。
入社早々に訳アリの人と思われたくなくて、緊急連絡先がいないと言い出せなかった。そのため、緊急連絡先の提出が不要な派遣会社に登録をして
働いたりしていた。


アパートの契約でも緊急連絡先で引っかかる。保証会社に保証人になってもらうのに、それとは別で緊急連絡先を求められる。アパートの契約の場合は緊急連絡先に確認の連絡が入ることがあるらしく、書けない。


一度市営住宅への申し込みを検討したことがあったけど、入居条件に保証人が二人必要と記載されていて諦めた。身寄りがない人って市営住宅にも入れないの?生活保護の人は要相談と書いてあって、いっそ生活保護のほうがいいんじゃないかと思った。生活保護費より安い給料で働いているし・・。


在宅で仕事をしている今、もう少し暮らしやすい街への転居を考えている。
そこで問題になるのがやっぱり緊急連絡先だ。今どきは身寄りのない人のために、身元保証サービスや請負会社、代行サービスなど色々と便利なサービスがあるようなので、緊急連絡先を求められて困っている方がいれば、そういった業者の利用も検討してみてはどうだろうか(※違法性はないとHPに記載されていますが、請負会社や代行サービスの利用がばれた場合、契約解除になることもあるようなので、利用する場合はしっかり確認した方がいいと思います)。


何らかのサービスを利用する場合、当然だけど費用がかかる。稼ぐ能力がない私にとって、当然費用も大きな問題になる。あれこれと考えているうちに、もうここでいいやといつも諦めてしまう。こういう問題に直面するたび、この世は本当に生きづらいなと感じる。



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