マズローの欲求と健康美容関心を掛け合わせて考えてみた

こんにちは。Faviewの鈴木です。

「マズローの欲求」はご存じでしょうか？そうです、あれです。旗のついたテント型のやつです。

今自社顧客の層はどこに多くて、どの層に進むことがゴールになりえるか？を考えるために使うことが多いです。マーケティングとして利用します。

マズローの欲求をみたときに健康美容にフォーカスして考えてみるとすごく面白いと思ったのでそれを書いていきます。概念的なお話と思われがちですが、ターゲットやペルソナを考える上ではヒントになるものとなっています。

マズローの欲求5段階とは？

心理学者のマズローが提唱した人間の欲望の階層です。有名なのは5段階。テントの旗部分はマズローが晩年に発表したものですが、その域に達するのは人類の2%にも満たないとも言われているので一旦スルーでもOKです。（お坊さんとか？って思っています）

これらは「欲求」なので顕在的なものと潜在的なものに分けられますし、下層にいくほど「生きるうえで必要なもの」になっていきます。

マーケティング活用方法

この5段階層をみて、多くの方は各階層における業種や企業・サービスを想いうかべることが多いです。頭の中で思い浮かべてみてください。どんな業種・企業・サービスが各階層に当てはまりますか？

たとえば

生理的欲求：飲食店、睡眠グッズ、アパレル、不動産・賃貸
安全欲求：保険、ウェブ診察サービス
社会的欲求：就職人材サービス、SNSサービス、コミュニティサービス
承認欲求：SNSサービス、恋愛マッチングサービス
自己実現欲求：資格、転職人材サービス、ジム、教育スクールサービス

こんな感じでしょうか？これを作っているときに「あれ？同じサービスが色んなところにかぶってくる？」と気づかれたと思います。ここからがマーケティング活用です。

Faviewは美容師探しのサービスなので、「美容師探し」のキーワードで考えてみます。それぞれの階層は「どんな欲求」の人がいらっしゃるでしょうか？

生理的欲求：髪がのびたのを切りたい
安全欲求：清潔でいたい
社会的欲求：会社で浮かないようにしていたい
承認欲求：きれいだねと言われたい
自己実現欲求：ガッキーのようになりたい

各階層でお客様のイメージが変わることがわかりますか？

上層になるほど、カウンセリングの汲み取り力と実現できる技術力が変わってきます。生理的欲求に関するサービスはやり方次第でどの階層にも当てはめることができるようになります。

あなたのお客様はどんなお客様？

どの層がいい、悪いではなく、あなたがターゲットにするお客様はどの階層でしょうか？それに応じて、価格や売り出し方、店のデザインは変わってきます。

生理的欲求が強い方だと、「早い・安い」が喜ばれるかもしれませんよね。承認欲求が強い方だと、「きれいと言われるポイントがどこにあるのか？」を丁寧にヒアリングしないと、なんか違うってなりかねません。

欲求は徐々に変化していきます。一度手に入れると新しい欲求がでてくるし、環境に応じて人は変化するからです。定期的にお客様の欲求を観察するようにしてみてくださいね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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