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#96 自信をとり戻す!「自己効力感」

ふだん、「自信がない…」と感じること、
ありませんか?


新しいことにチャレンジするとき。
大きな仕事を任されたとき。


「失敗したらどうしよう…」
「できるか不安…」


って、きっと誰しも思いますよね。


この「自信がない」を打ち消して、
前向きに挑戦できるメンタルを作るのが、
「自己効力感」です。


「自己効力感」とは?

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「自己肯定感」はよく聞くけど、
「自己効力感」って、
あまり聞かないですよね。


この2つはよく似てますが、
実は大きな違いがあります。


「自己肯定感」は、

自分には良い面も悪い面もあるけど、
全部大事だよね!

と、「自分の存在に価値がある」と思うこと。


「自己効力感」は、

どんな仕事も挑戦も、自分ならできる!
自分には目標を達成できる力がある!

と、「自分には能力がある」と思うことです。


つまり、

▶️ 自己肯定感は、「どんな私でも大丈夫!」
▶️ 自己効力感は、「私ならきっとできる!」

という感じですね。


いわゆる「自信」は、
心理学では自己効力感のことを指します。


そして、自己効力感が高い人ほど、
新しいことや難しいことに
どんどん挑戦できる
のです。


「自信を持て!」では自信はつかない

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よく、

「自分を信じろ!」
「自信を持て!」


って言いますよね。


でも、思い込みだけで自信が持てたら、
悩むこともないはずです。


むしろ、この「自信を持て!」は、
逆効果になる可能性があります。


なぜかというと、
本当の感情から目を背けてるからです。


私たちの脳は、
「〇〇について考えない」と思うほど、
余計にそのことを考えてしまうように
できてます。


心理学では有名な、「シロクマ実験」ですね。


「シロクマのことを考えないでください」
と言われると、
シロクマのことばかり考えてしまうヤツです。


それと同じで、
「自信がないって思うな!」
と考えると、余計に
「自信がない」と思ってしまいます。


そこで、根性論ではなく、

✅ 自己効力感を科学的な方法で鍛えていく

ことが大切になります。


方法① 記録をつける

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1つ目の方法は、

✅ 記録をつけること


家計簿、食事日記、体重記録など、
記録にもいろいろありますよね。
noteやSNSも、記録のひとつです。


なんでもいいので、
なにかしらの記録をつけ続けると、
自己効力感がアップする
ことが
分かっています。


2007年に行われた実験で、
参加者に家計簿サイトで毎日
記録してもらいました。


すると4ヶ月後には、
自己効力感や集中力が上がり、
さらにストレスも減った
そう。


なぜ記録に効果があるかというと、
同じ行動を反復することで、脳が
「これは大事な作業なんだ」と判断します。


さらに続けると、

「大事な作業をこれだけ続けられるんだから、
 自分の能力高くない?」

と認識するようになって、
自己効力感が上がるのです。


方法② 1人の時間をつくって考える

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2つ目は、

✅ 1人の時間をつくって考えること


ここで考えたいのは、

✔︎ 自分は今まで、どんなことをしてきたか?
✔︎ なにを頑張ったか?
✔︎ どんなことにチャレンジできたか?

など、「自分の行動のふり返り」です。


毎日忙しく過ごしてたり、
ネットやSNSを見てると、
「自分のことをしっかり考える時間」って、
意外と少なくありませんか?


本当は、いろんなことができてるのに、
「自分は大したことができてない」
と思い込んでることも、
きっとあると思います。

・今日できたこと
・その結果、どんなことが起きたか

などをふり返ることで、
「明日はどうするか」が明確になります。


それを実行できたら、
確実に前進できますよね。


この「進んでる感」を毎日感じることで、
自己効力感が上がっていく
のです。


まとめ

「自信がない」と悩んだら、
自己効力感をきたえてみましょう。

次の2つの方法で、きたえることができます。

✅ 記録をつける
    (家計簿、日記、SNSなど)

✅ 1人の時間をつくって考える
    (どんなことができたか?
  なにを頑張ったか?など)


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この記事は、こちらの本を参考にしました↓


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