#173 読んだ内容が頭に残る!「インターバル復習」
「 本の内容が頭に残らない 」
「 読んだそばから忘れてしまう 」
こう悩んではいませんか?
「 あんなにしっかり読んだのに 」
と、落ち込むこともあるかもしれません。
せっかく読んだ本の内容、
覚えておきたいですよね。
そんなときにできる、
記憶に定着させるコツは
✅ インターバル復習
です。
1回読んだだけだと、記憶には定着しない
私たちの脳は、
何度も使う情報を覚えるようにできてます。
これは、何度も使う情報ほど、
脳が「これは大事なんだ」と判断するため。
「大事」と判断された情報は、
短期記憶から長期記憶へ移動して、
記憶に定着します。
そのため、
1回だけ読んだ本の内容は、
そもそも覚えておくのが難しいのです。
ではどうすればいいかと言うと、
✅ 忘れかけたタイミングで読み返すこと。
この「忘れかけたタイミング」
というのがポイントです。
本を読んだ直後に、もう一度読み返しても、
「 この情報はもう知ってるから、
別に大事じゃないな 」
と脳は判断してしまいます。
でも、忘れかけた頃に読み返すことで、
「 この情報、また記憶してるってことは、
大事なんだな。長期記憶にうつそう 」
となるのです。
この
✔️ 記憶した直後よりも、
ある程度時間が経ってから復習した方が、
定着率が上がる
ことを、心理学では
「 バラード=ウィリアムズ現象 」
と呼びます。
そして、この復習の効果を上げるのが、
「インターバル復習」なのです。
復習するベストタイミングは?
研究者のピョートル・ウォズニアックによれば、
次のようにインターバルをあけることで、
効果的に復習できるとのこと。
① 1〜2日後(1回目の復習)
② 7日後(2回目)
③ 16日後(3回目)
④ 35日後(4回目)
⑤ 62日後(5回目)
「 2ヶ月後に大切な試験がある 」
「 長期的に勉強したい 」
という場合は、
この間隔に沿って勉強すると、
記憶に残りやすくなる可能性が高いです。
ちなみに、メンタリストDaiGo著
『最短の時間で最大の成果を手に入れる
超効率勉強法』
では、次のようなルールも紹介してます。
① 2日後(1回目)
② 2週間後(2回目)
③ 2ヶ月後(3回目)
ウォズニアックのルールより
精度は落ちるそうですが、
こちらでも効果は見込めるとのこと。
こちらの方が、
覚えやすいし手軽ですよね。
個人的にオススメなのは、
こちらのルールを使いつつ、
次のように本を読み返す方法です。
① 本の全体をざっくり読む
② 興味がある、大事な所にマークをつける
③ 2日後に、マークをつけた所を読み返す
③ 2週間後に、同じ所をまた読み返す
こうすることで、
自分にとって大事な情報を、
効果的に記憶に定着できます。
まとめ
「本の内容をすぐに忘れてしまう」
と悩んだら、
✅ 忘れかけた頃に読み返す
ようにしてみてください。
① 1〜2日後
② 7日後
③ 16日後
と、インターバルをあけて復習することで、
記憶に定着しやすくなります。
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この記事は、こちらの本とサイトを
参考にしました↓