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#110 メンタルも人間関係も良くなる? 「他己目標」

「もっと自信を持ちたい!」
「自分の欠点を直したい!」

と思ったとき、どんな目標を立てますか?


「他人から認められるようになろう」
「もっと良い行動ができるよう頑張ろう」


など、「自分が変えたいこと」
目標にしますよね。


このとき、自分に関する目標よりも、
他人に関する「他己目標」の方が、
効果が出やすくなります。


「自己目標」でメンタルが悪化する?

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アメリカの
シアトルパシフィック大学の研究では、

「自分を変えよう、弱点を直そう」

と考えた人ほど、
不安やうつが悪化することが分かりました。


さらに、
人間関係にトラブルを起こす確率も
高まった
そう。

「行動を変えなきゃ、直さなきゃ」

と思ったときほど、
空回りしてしまった経験、
きっと誰しもありますよね。


しかも、そんなときに限って
「本当は変えたいって思ってないでしょ?」
と言われてしまったり…


本当は、
「変えたい」と強く思ってるのに、
目標の立て方のせいで、
逆効果となってしまう
のです。


「人のため」の目標にする

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では、どう目標を立てれば
いいのでしょうか?


それは、

✅ 他人のための目標を立てること

です。


例えば、

✔︎ 家族や友達が喜ぶことをしよう
✔︎ 同僚が仕事をしやすいように働こう
✔︎ みんなで協力しやすいように行動しよう

といった感じです。


同じ研究では、
他人への貢献など
「他己目標」を立てた人たちほど、
メンタルも人間関係も改善
したそう。


また、

「人のために何かしよう」

考えるだけでも、
メンタルや体調に
良い効果がある
ことがわかりました。


つまり、

「自分を変えよう」
「欠点を直そう」

と考えるよりも、

「人の役に立とう」
「他の人のために、こう行動しよう」

と考えた方が、
自分にも良い影響が出るのです。


なぜ 「人のため」 が効果的なのか?

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なんで「人のため」が
メンタルや体に良いのか、
不思議ですよね。


これには、
脳内ホルモン「オキシトシン」
が関係しています。


オキシトシンは、

「絆のホルモン」
「愛のホルモン」

とも呼ばれていて、
他人を思いやったり、
大切な人と交流すると分泌されます。


そして、オキシトシンは

⭕️ 心臓病など、病気を予防する
⭕️ 筋肉を再生させて、老化を遅らせる
⭕️ 恐れや不安を生む「扁桃体」の活動を抑える

などの効果があるのです。


つまり、

✅ 人を思いやる
✅ 人に親切にする
✅ 人のことを考えて行動する

ことは、
自分の幸せにもつながるのです。


まとめ

「自分を変えたい」
「欠点を直したい」

と思ったら、

✅ 他人のための「他己目標」を立てる

ようにしましょう。

✔︎ 人の役に立とう
✔︎ 他の人のために、こう行動しよう

と考えることで、
メンタルが安定・人間関係も改善して、
自分も幸せになれます。


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この記事は、こちらの本を参考にしました↓



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記事紹介


beibecoさんに、
記事を紹介して頂きました!


beibecoさん、
ありがとうございました!🙏

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