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「はみ出す」を称える文化が、社員の成長機会をつくる

私の行動を変えたひと言

ちょっとした一言で、自分の考え方がガラッと変わるようなことありませんか?私の場合は、Hameeに入って少し経ったところで、とある先輩から言われたことが、自分の仕事に取り組む姿勢を大きく変えるきっかけとなりました。

当時、私のいた部署はメンバーの入れ替えが多く、親睦を深めるためにバーベキューの企画が持ち上がっていました。準備するものを書き出すスプレッドシートが作られ、そこに「お肉」や「焼きそば」などみんな思い思いに希望を書き込んでいました。

あ、それやっていいんだ、という単純な気付き

私も書き込みをしながら実際に買い出しに行くことを想像して、ちょっとやりづらそうだなと思ったので「この表って、それぞれの量を書く列もあったほうが良くないですか?」と先輩に聞きました。「焼きそば」を記入する列はあっても、いったい何人前を買えばいいかがその表では分からなかったためです。

先輩の返事は「自分でやっていいんだよ?(笑)」の一言だけでした。深い意図で言われたものではなかったのかもしれませんが、私には衝撃の発想でした。その時の私にとって「ここに記入するように」と言われたシートは、欄に記入するためだけのものであって、表そのものを変えていいとは微塵も考えていなかったのです。

はみ出しても怒られないという成功体験が重なる日々

それから私は「自分がどこまではみ出ていいのか?」を常に意識して仕事に取り組むようにしました。請け負った仕事の、周りを見て、先を読んで、良かれと思ったことをやる。近くに「もっと気づける・動ける」人がいたら真似をする。

それでどうなったかというと、やってもやっても、感謝はされども怒られたり止められたりということは全くありませんでした。あ、そういう会社なんだ、と私は理解しました。

吸収できることは沢山あるけど、強制はされない

その後、いくつかの部署へ異動したり、一緒に働く人たちが変わる中で気づいたのはこの「自分でやっていいんだよ」を言ってくれる人は意外と少ないということでした。それから、言ってくれる人がいても自分で腹落ちしない限りは行動は変わらないなということも。

Hameeでは他の人から学べることは山ほどあるのですが、組織的な強制力が行使されることは少なく、先輩から後輩へ伝統を引き継がせるような力も強くありません。個を尊重する姿勢の表れとして良い面でもあり、厳しい面でもあります。

自分からアンテナを張り、自分の行動を変える。「自分」と向き合う覚悟のある人にたくさんの成長機会を与えてくれるのがHamee。私は実体験を通してそう思っています。

自己紹介_澤地


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