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働く母さんがとりあえず現代の色んな壁にぶつかった結果、Hameeならやっていけるんじゃないかと思っている話

気づいたら5社目でした。
HameeのWEBマーケティング部に所属しています、まるこです。
ライフスタイルに合わせて仕事を変えていたら、気づいたら5社目の転職でした。

働いていると、結婚、出産、子育てなどライフスタイルとの兼ね合いでおのずとさまざまな壁が出てくるのではないかなと思います。

今回は私が今までに出会った壁とその時に考えたことをお話ししたいと思います。
同じような悩みを抱えている働く女性にとって、会社選びや働きかたの一つの事例として参考にしていただければ嬉しいです!

壁その1 専業主婦ができない壁

私は新卒で航空会社に入社しました。
勤務地は関西の空港。グランドスタッフという、飛行機に搭乗するお客様のチェックインやバッグのお預かり、搭乗口でのご案内など飛行機を飛ばす際の旅客部門のスタッフです。

空港には毎日多くのお客様がいらっしゃり、幅広い知識と、迅速かつ的確な判断が必要です。さらに天候や災害などイレギュラーが多く、朝早いシフトや夜遅いシフトなど体力的にもハードです。

ですが、多岐にわたる部署のスタッフと連携をとり、1機1機大切に正確に飛ばしていき、飛行機が飛ぶたびに達成感を感じ、大変であればあるほど刺激的な日々を楽しんでいました。

同僚はグランドスタッフになりたくて就職している人がほとんどで、会社のことも好きで、和気あいあいとした雰囲気。今日は何が起こるだろうとワクワクした気持ちで出社していました。

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▲同期や先輩方にも恵まれて、今でも『空港・飛行機=ワクワク』

今から考えても1社目がここでよかったと思っています。

そんな中、結婚し関東へ引っ越しすることに。
関東で同じ仕事をすることは考えていませんでした。体力的にかなりハードで朝3時に起きて出社する日もあれば、お昼から働いて夜11時に仕事が終わる日もあり、結婚をして子供を産んだ時の想像がつきませんでした。

引越しをしてからは当分専業主婦をしようと思っていました。
が、まさかの専業主婦ができない自分がいました

夫が病気や怪我した際、どうするのだろうという不安。家もそんなに広くなかったので、家事をした後は不安について考えてしまいました。

どう考えても働く人が1人より2人の方が安心じゃない?子供が出来ても、好きな習い事はさせてあげたいし、受験をしたいと言ったらさせたいし。お金が入ってくる場所は多ければ多いほどいい。

しかも私、結構仕事したいよ!仕事が好きだよ!と悶々とする毎日。
特に前職が刺激的だったからこそ仕事をするワクワクさが当たり前になっていたのかもしれません。

旦那さんに思いの丈を伝えると、「いいと思う!」とあっさりと快諾。
専業主婦になり1か月で転職活動を始めました。

田舎で育った私は、結婚して専業主婦になることが幸せだと小さなころから思い込んでいたことで、”専業主婦=いい妻で幸せ”という価値観に自分自身で縛り付けていたことに気づきました。

壁その2 産休育休後の時短勤務の壁

2社目は、アパレルブランドのデザイン部でした。
子供を産んだ際も仕事を続けられるよう、シフト制ではないこと・オフィスワークであること・大学時代に学んだ人間工学を使って仕事ができること・自分がワクワクする仕事かどうかを基準に選びました。

この会社は社長のキャラもパワーもかなり強めでした。
上司もなかなかのキャラ強めで、ドラマで見るマウントの取り合いなど人間の色んな一面を見られる面白い会社でした。
途中で子供を授かり、産休育休を取得し、復帰しました。

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▲私にとっては天使過ぎて、毎日鼻血が出そうなくらい溺愛

ここで出てくる壁は2つ

・すべてがギリギリのスケジュール
家から会社まで1時間弱の通勤時間。時短で9:00-16:00の勤務。保育園の開始時間7:30に子供を連れていき、諸々セットし先生にご連絡すると8:00。そこから会社に向かうと8:55到着、という朝からギリギリのスケジュール。(保育園~駅・駅~会社はダッシュ)

・時短だけど、仕事量がフルタイムの時と変わらない。そのため、残業をせざる負えないor家で仕事することになる。
子供のいる社員が少ないこの会社では子育て中の社員への理解が少なく、“残業している人=頑張っている人””子育て中の人=迷惑かけられる”という方程式が成立しており常に肩身の狭い思いでした。

でも、商品デザイン以外にも自社のWEBサイトの運営も任されるようになり、モデル撮影やイメージ動画の撮影などでは社外のスペシャリストとやり取りさせていただく機会も多くなり、仕事内容は充実していました。畑違いだったWEB関係の仕事は学ぶことがたくさんあり、とても面白い!という思いで仕事中は仕事に集中し、仕事が終わった瞬間母親モードに切り替えギリギリのスケジュールを根性でどうにか乗り切りました。

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▲モデルさん撮影中、商品の洋服が綺麗に見えるようシワを直しまくる私。

壁その3 小1の壁

何とか保育園期を乗り越えたら、次にやってくるのは小1の壁です。
時短勤務が許されるのは保育園の間だけなので、小学生になると必然的にフルタイムになります。

保育園は延長すれば遅くまで預かってくれますが、小学校の学童は19:00が預かりMAX時間。1時間かかる勤務地なら、18:30に出ないとアウトです。

夏休みや冬休みは朝8:30~なので、1時間かかる勤務地で9:00~18:00のフルタイムはどう頑張ってもアウトです。
さすがに子育ての理解も少ない会社でこの状況は無理だと判断し退職しました。

今ならテレワークができるところで探せば、子供の問題も解決できるのですが、コロナ前はテレワークを推奨している会社は少なく、働く時間を短くすることか家の近所で働くことがこの壁を乗り越える手段だと思いました。

でも近所で見つからなかったので、労働時間の短い派遣社員として県が出している芸術情報誌の編集をさせていただくことになりました。

アーティストの方々の素晴らしい公演の数々がそばにあるこの仕事はとても面白かったのですが、派遣社員として任せていただける部分が少なく、小1の壁を乗り越えたらまた正社員として働こうと思いました。

壁その4 不妊治療の壁

子供が年長さんくらいから2人目の子供がなかなかできないなと思い、婦人科に通うようになりました。

が、しかし、不妊治療って、仕事をしながら行うの、めちゃくちゃ難しいのです!

体のタイミングに合わせて通院しなくてはいけないし、通院するときは連日の通院が必要で、採卵するとなると半日かかるし、ぎりぎりまで採卵のタイミングもわからないので、勤務の融通が利かないとかなり難しい。

この壁を乗り越えるためには、生活圏内で仕事をしてどうにか時間を捻出できないと厳しいなと考え、また転職活動を始めました。

壁その5 ワークライフバランスだけでいいの? 贅沢な壁

4社目は、子供との時間も確保出来て、不妊治療もできて、でも仕事にもしっかり打ち込みたかったこと、WEB関係の仕事や編集の仕事をもっと極めたいと思ったこともあり、家から自転車で15分の店舗併設の事務所でオンラインショップの運営担当として就職しました。

ここも社長のキャラ強めで、社長の知り合いの謎のコンサルタントの元、業務を行っておりました。本社は関西にあり業界ではそれなりに頑張っている会社でした。

関東にあるこの事務所は店舗併設でオンラインショップもあるが社員は6〜7人。業務は多岐にわたり、自社オンライン店舗の運営・モール店舗の運営・SNS更新・店舗のPOPやチラシや冊子作成・メルマガ作成・セールの準備などなど、オンラインショップだけではなく店舗に関することも業務となりました。

どの業務も好きで、面白く、売上を上げてより良くしたい!と熱い思いで働いていました。
大きなセールの冊子入稿時は午前様になることも当たり前でしたが、家に持ち帰ってOKでしたし、子供と向き合う時間も確保できて、仕事内容も楽しい!ワークライフバランスが整っている!と思っていました。

そんな恵まれた環境なのに、これが嫌だ〜っということが1つだけありまして。
それは、会社が好き・業務が好き・より良くするためにどうにかしよう!のようなポジティブな気持ちで働いている人がいない。ということです。

どのスタッフも、いつ辞めようか・早く辞めたい・この会社はもうだめだ。という言葉をつぶやいている状態。最初は聞き流していたのですが、毎日ネガティブなことを聞き続けると、頑張ろうと思っていても気持ちが滅入ってしまうようになりました。

今までの会社を振り返っても、実は、会社が好きor業務が好きor何か好きや楽しいことがあって働いている人の多い会社って少ないんだ!ということに気づきました。

特に新卒の航空会社で、熱い思いを持った人たちと働いた経験のある私にとって、働く中でポジティブな感情で働いている人たちと働くことは大切なんだと気づきました。

今までは結婚や子育てなどライフスタイルの変化で転職していましたが、今回は初めて自分が働く中で大切にしたい事を求めて転職したいと思いました。

Hameeに入社して1年。壁がなくなった

次の転職では、ライフワークバランスが取れること・もっと頑張りたいと思っているWEBの仕事ができること・働いている人がどんな気持ちで働いているかもできる限り知ってから決めたいと思っていました。

コロナ禍での転職活動は、よりそれぞれの会社の方針が顕著に出ていたように感じました。そんな中Hameeに出会いました。

Hameeは小田原にあるので、勤務地としては厳しいなと思いましたが“テレワークも推奨”している。そんなことを書いていても本当は出社を余儀なくされるんじゃないか?とかなり疑っていました。

ですが、面接官の方も「会社に久しく行っていない」とのことで、そんなこと言ってもコロナが収束したら出社しないといけない状況が増えるんじゃないか?と聞いても、会社として在宅勤務を制度化しているのでテレワークで問題ないとのこと。

しかも、出社時は新幹線も利用でき、時間の確保も必要な私にとってはそれなら大丈夫かもと思いました。

そして何と言っても面接官の方がなんか魅力的でした。人のよさそうな人事の方と直属の上司になる真面目そうな方で、面接を受けるというよりも自由に会話でき何でも質問できる形式でした。

働いている人の考えや想いを知りたかったので、いろいろと聞いた気がします。1次面接から、私ここで働きたい!と思える方たちでした。

面接は進み、進んでいっても喋りやすく質問しやすい雰囲気の面接が続き、ご縁あって入社しました。
そして今のところ新しい壁が出現しないまま1年が経とうとしています。

Hameeで満足しているところ

① ワークライフバランスが保てる
テレワーク推奨の会社なので、部署にもよるかと思いますが、私のいる部署はテレワークでほぼ済みます。最初の1か月は研修や業務を教えていただくために出社しましたが、そこからは約1年間、片手で数えるほどしか出社していません。

家にいて、仕事もできて、子供が帰ると「お帰り~」といえる環境はありがたいです。(地味にうれしいのは洗濯ものが干せること。)フレックスタイム制なので通院もできています。

② より良くしたいと思って働いている人が多い
より良くするための議題が上がることが多いです。これをこう変えたいと思いますが、どう思いますか?という話や、もっとこの商品の良さを知ってもらうためにどうしたらいいかという話もよく出ます。

③ 上司との1on1で業務が明確化できる
半期の目標を立ててそれを毎月の目標に落とし込んで作業し振り返るという時間が上司との1on1で確認できます。1on1は基本的にポジティブなので、毎週1on1後には課題が明確になりポジティブな気持ちで業務に向かうことができます。

④ テレワークでコミュニケーション不足になりがちかと思いきや、コミュニケーション量は多すぎずちょうどいい。

⑤ とにかくみんな優しい
これは、本当に不思議。とても居心地がいいです。ふとした時の言い回しに気遣いを感じたりします。そういう部分も学ぶところがたくさんあります。

仕事が面白くて、子供との時間も確保でき、人がいい。
言葉にして並べると嘘みたいですが、働く母さんとしては長く働きたいと思う会社です。
まさに今働く環境やライフスタイルとの兼ね合いに悩んでいる方は、選択肢の一つとして、Hameeを入れてもらえると嬉しいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

◆記事を書いた人

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PROFILE:小山 裕子(こやま ゆうこ)
2021年Hamee入社。WEBマーケティング部所属。
家族で夏はキャンプ・冬はスノボを楽しんでいるけど、いまだにテントは張れないし、スノボでは流血もよくする。
息子愛が半端ない。



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