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オンラインでも社員みんなで「つながり」を感じたい!全社イベント開催レポート

こんにちは。人事広報部の高倉です!
少し時を遡りますが2021年11月、事業戦略・方針などを共有する半期に一度の「Hamee全社キックオフ」を開催しました。

オンラインでの全社イベント開催は今回が4度目。

4度目ともなると、オンラインイベントのアイデアは一通りやり尽くした感があり、「毎回、これ以上のクオリティーはムリだな」と感じるのですが、
今回も事務局一丸でアイデアをふり絞り、最高のイベントになるようクリエイティブ魂を燃やしました。

今回はその舞台裏についてお話できればと思います。オンライン全社イベントを検討中の方にとって、少しでもご参考になれば嬉しいです。

コンセプトは「つながる」

全社イベントの企画でいつも一番時間をかけているのがコンセプト設計。

イベント全体を通してどんなメッセージを社員に伝えたいのか。みんなにどんな気持ちになってほしいのか。コンセプトによって、プログラム内容や演出も変わります。

まず、みんなは今どんな気持ちで働いているのか、どんな課題を抱えているのかを事務局内で話し合いました。楽しんでいるのか、疲れているのか、寂しい想いをしているのか、リモートでうまくやれているのかなど。

その中で解決したい課題を決め、それに対して全社イベントでどんなアプローチができるのかを考えた上で、今回は「つながる」というコンセプトに決めました。

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コロナ禍になって早丸2年。当たり前だった出社も極端に少なくなり、みんなで集まる機会が一切なくなってしまいました。

そういった環境だからこそ、今一度自分はなぜHameeで働いているのか、みんなとどんな気持ちでつながっていたのか、会社や仲間たちとの「つながり」をもう一度思い出してほしい。

そして「これまで」と「今」をつないで、「Hameeの未来に一緒にワクワクしていこう!」そんな想いを込めてこのコンセプトに決めました。

Mr.Childrenの名曲をイメージした動画づくり

コンセプトを決めたら、いよいよプログラムの設計です。どんな内容だったらコンセプトに近づけるのかを考えて、内容を慎重に検討しました。

結果、合計2時間半の枠で下記プログラムをやることに決めました。順を追ってレポートしていきます。(※発表プログラムについては、都合上割愛します)

・オープニング(5分)
・司会挨拶(10分)
・新入社員挨拶リレー(10分)
・全社発表(60分)
・休憩(10分)
・DJ日橋のサンクスラジオ(20分)
・クリ魂→事業PJ(30分)
・エンディング(5分)

オープニング動画
今までオープニングは体操やバンド演奏、ゲームなどのアイスブレイクをしていましたが、今回は「つながり」を感じられるオープニングにしたいという想いがあり、オリジナル動画に決めました。

イメージしたのはMr.Childrenの名曲「彩り」

僕のした単純作業がこの世界を回り回って 
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく

出典:Mr.Children「彩り」

名も知れない小さなストラップヤからスタートしたHameeが、一人また一人と仲間を作りながら、プロダクトやサービスを世の中に届けていくことで、まだ知らない誰かを驚かせ、笑顔にし、幸せをつくっていく。

そんなハートフルな「つながる」ストーリーを、約3分の尺にぎゅっと凝縮。デザイン部メンバーが素晴らしい動画に仕上げてくれました。

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▲オープニング動画の一コマ

ここでお見せできないのがとっても残念ですが、最高すぎる動画に社員だけでなく裏方の僕らまでも心を鷲掴みにされ、まさに「つながる」イベントにふさわしいオープニングとなりました!

■司会挨拶
オープニング動画が終わったら、いよいよ司会の登場です。

いつもは新卒などに司会をお願いすることが多いのですが、今回は社員にとって馴染が深いベテラン社員二人に司会をお願いしました!意外な選出に、登場からZOOMチャットは大盛り上がり!

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▲大いに盛り上げてくれた金子さん・めぐみさんコンビ

見てください、カメラを向けられてもこの余裕の表情!
通販番組を4年くらい経験してそうなベテラン感で、イベントをきっちり進行し沸かせてくれました!

2時間半の間にすさまじい量のチャットが行き交い、二人の活躍のおかげで和気あいあいとした場をつくることができました。

また前回は背景にグリーンバックを置きCGを映して特別感を演出しましたが、今回は見慣れた執務エリアに機材をセッティングして中継することで、オンライン上でも会社にいるような空気感を意識して演出しました。

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▲リハーサルの様子。中継は外部業者に委託

■新入社員挨拶リレー
司会の登場で大いに盛り上がった後は新入社員挨拶リレー。直近半年間に新たに入社した社員に一人ずつ順番に自己紹介をしてもらうもので、毎回恒例となっています。

今回はコンセプトの「つながる」に合わせて、1人ひとりが自己紹介とともに次の順番の人を紹介する「自己紹介&他己紹介」という初めてのスタイルでやりました。

新入社員にとっても、同じ時期に入った仲間のことを知る一つのきっかけになったと思いますし、他の社員からは「新入社員のフレッシュなつながりを感じることができてよかった」という反響がありました。

ドローン撮影で未来へのワクワク感を演出

■DJ日橋のサンクスラジオ
全社発表、そして休憩を挟んで盛り込んだのがこのプログラム。DJ日橋って誰やねん!なんやねん!という突っ込みが聞こえてきそうですが、弊社社員です。もちろんDJではありません(笑)

内容は、全社で社内の仲間に感謝したいエピソードを募集し、そのエピソードをラジオDJに扮した社員がリスナーからのお手紙を読み上げるような演出で紹介していくというものです。

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▲心細そうにスタンバイするDJ日橋(DJは素人です)

コロナ禍で今までのように会えなくても、社員のつながりは変わらずにそこにあって、きっと見えないところで素敵なエピソードがたくさん生まれているはず。それを全社的に紹介することで、つながりを感じてほしいと考えました。

複数応募があった中で、「Googleスプレッドシートの関数を丁寧に教えてくれた」「コロナワクチン接種に関するアナウンスを丁寧にしてくれて助かった」など、心温まるエピソードをいくつか紹介。

途中かなりドタバタしましたが……「ありがとう」を贈る人と贈られる人、それぞれにコメントをもらい、とってもほっこりした時間になりました。

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▲他部署の社員へ、感謝のメッセージを伝えているほっこりシーン

後のアンケートでは「穏やかな気持になった」「ほどよくゆるくて、Hameeらしい」という反響がありました。

■エンディング動画
プログラムの最後には、オープニングとは別の動画を用意しました。

最後は「つながる」だけじゃなく、その先にあるHameeの未来に胸が高鳴りワクワクしちゃう。そんな明るく元気の出るラストにしたいと考えました

昨年7月に代表取締役社長が交代し、新体制として歩み出したHamee。だからこそ、そういった終わり方が一番ふさわしいと思ったんです。

「どうしたらワクワクしてもらえるか?」
この視点から、インパクトのある映像にするためにドローン撮影を決めました。そして何度も話し合いを重ねながら、絵コンテとそこに載せるメッセージを検討しました。最終的に出来上がったのがこちらの動画です↓

▲ドローン撮影をしてくれた齋藤 三佳さんのYoutubeチャンネルより

小田原オフィスで生き生きと働く社員を映しながら、ドローンがオフィスを飛び出し、海へ向かって飛んでゆく3分弱の動画です。

「これからのHameeの未来、そして自分の未来を切り開くのは今の自分。だからこそクリエイティブ魂を燃やして楽しんでいこう」という未来に向けたメッセージを込めました。

いやいや、それにしてもすごくないですか。このクオリティー。撮影してくれたのは、プロのドローンレーサーとして活躍されている齋藤 三佳さん山田 開人さん

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▲ドローンを手にする齊藤さん&株式会社エリア51のディレクター三浦さん(右)

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▲撮影準備中の山田さん(左)と齊藤さん(右)

「こんな細かいところまで撮影できるの!?」っていうくらい、もう神業の連続で素晴らしい動画に仕上げてくれました。これから新たな船出に旅立つHameeにとって、最高の動画です。

撮影にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!

社内からも「映画の予告編みたい!」「SNSやメディアで公開したい」「家族に見せたい」など、嬉しいリアクションをたくさんもらえました。

70%以上が「つながり」を感じることができた

ここから振り返りです。
終了後のアンケートでは、全プログラム、前回同様約90%以上の社員が「よかった」「とてもよかった」と回答してくれました。

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そして「Hameeとのつながりを感じられたか?」の問いには約70%、「メンバーとのつながりを感じられたか?」の問いに対しては約60%が「感じることができた」という回答でした。

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「動画など、つながりの表現が素敵だった」「会社も働く仲間もつながりがあって、今の自分があるんだと思った」といった感想もみられ、目的である「つながり」を感じてもらう場はある程度作れたのかなと感じています。

一方で、「オフラインでコミュにケーションしてこそ、つながりを感じる」といった声も聞かれ、全社員の「つながり」を実現するにはまだ課題の残るキックオフとなりました。

また、事務局にとって今回のキックオフは大きな挑戦でもありました。
というのは、過去のオンライン全社イベントではアドバイザーの方に伴走してもらっていたのですが、今回はコンセプトやプログラム設計、台本づくりから動画のストーリー設計に至るまで多くを内製することができました。(当日の中継ディレクションなどはお願いしています)

ここまで自力でイベントの設計・運営をやりきれたのは、自分たちにとって一つ大きな自信と経験になりました。とはいえ、まだまだ課題はあります。

・ZOOM中継による全体的な音ズレ
・オンラインなので、発表者が孤独になってしまうシーンが多発。そこをどうカバーして発表しやすい環境を演出するか
・顔出しやチャット不参加のメンバーの巻き込み方

今後は、こういった課題もどんどん改善していきたいです。

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最後にキックオフにご協力いただいた皆さま。改めてありがとうございました!次回5月もいっそう充実したキックオフにできるよう、事務局一同頑張ってまいります!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

◆記事を書いた人

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執筆者PROFILE:高倉 裕直(たかくら・ひろなお)
広報・会社イベント担当。 静岡の片田舎で夫婦二人のんびり暮らし。ペットのコザクラインコと音楽が大好き。最近は埃をかぶっていたDTM機器を取り出し、音楽づくりを再開。オシャンティー曲がつくれるよう奮闘中。