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ハーブとサウナ旅 inバルト三国+フインランド編 - epi.0 プロローグ

コロナ禍にスタートしたサウナ旅

こんにちは、岡山在住のイラストレーター浜竹です。
私は2021年コロナ禍、友人からの勧めをきっかけに大のサウナ好きに。
そのうち、絵日記の感覚で楽しかったサウナの記録をイラストに描き、インスタグラムで公開するようになりました。

「偏愛サウナめぐり」よりーPARADISE(東京)

行動制限が解除されてからは、神戸を皮切りに大阪、京都とサウナを目的とした旅、いわゆる「サ旅」が一番の楽しみに。

“植物とサウナ”のことがもっと知りたい

2022年12月には伊吹山のめぐみをうけ、古から続く薬草文化が残る土地、岐阜県へ。薬草の蒸気と香りで身体を温める”蒸気風呂”「田辺温熱保養所」、日本一薬草とハーブにこだわった温浴施設「恵みの湯」での体験に目が覚める思いがしました。

「偏愛サウナめぐり」よりー恵みの湯(岐阜県)

その足で、愛知県「SaunaLabNagoya」へ、初めてウィスキングを体験。
ウィスキングはロシア、バルト三国を中心に広がるサウナ文化で、はちみつやシナモンや、ヴィヒタと呼ばれる、白樺やユーカリなどの枝の束など自然の素材を使います。
サウナ室に広がるのは蒸気、植物の香り、祈り、感謝、願い。
遠い国の文化のはずなのに、その姿が巫女だった祖母の姿と重なりました。

SaunaLab Nagoya ウィスキングの様子

その後、インスタグラムでの投稿をきっかけに、2023年秋「サウナ語辞典」(著/草彅洋平+amami、誠文堂新光社)でイラストを担当。2024年3月に、これまでのサウナの記録をまとめた初の著書「偏愛サウナめぐり」(誠文堂新光社)を出版しました。

「偏愛サウナめぐり」では”めくるめく植物パラダイス”章で終わります。
続きはこの興味の先だという思いがあり、岐阜、愛知での体験で締めたのでした。

サウナで稼いだお金はサウナで返したい

私はサウナの本で頂いたお金を、サウナの学びに使いたいと思っていました。
できれば、バルト三国でウィスキング、スモークサウナを体験したい。
でも、すべて個人旅行で行くことは、言語、交通、人脈、金銭的な事情からも、本質的な体験をするのにとてもハードルが高いと迷っていました。
そんな時「恵みの湯」の星山千穂さんから、私が学びたいことと重なるツアーの案内をいただきました。「これは行けってことだ」と即決、旅が決まったのです。

ここでは、夏至直前の2024年6月に行ったエストニア、ラトビア、フィンランドの旅での体験と記録を、イラストや漫画で私らしく楽しく描き残します。

大きなテーマは3つ。

  1. 大衆・公衆浴場 ー 昔からある日本の銭湯のような施設の楽しみ方を知る

  2. 伝統的なサウナ ー 古くから続くサウナ文化、ウィスキングを知る 

  3. 植物の文化 ー 暮らしと植物のことを知る

プラスして、現代的なサウナ施設、ご飯、旅のことなど

ゆっくり描いていきますので、どうぞ気長にお楽しみください。


期間:2024年6月9日(日)ー19日(水)11日間
エストニア、ラトビア、フィンランド 
研修企画:Lini 
旅行企画実施:ジェイアイシー旅行センター


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