大人が子供に怒るワケ

おはようございます
こんにちは
こんばんは。

この記事を開いてくれた貴方がいつ見てくれているのか分からなかったので、全ての時間帯の挨拶をしてみました!

突然ですが問題です。
この記事を書いている時間帯はいつでしょう?

答えは「4.最後に」で発表します。

では今回の本題。
皆さんは人に怒ったことがありますか?
僕は仕事柄、子供と接することがよくあるのですが、あまり怒りません。
宿題を忘れても、塾で騒いでも、話を聞いていなくても。
なぜなのか?
今日はそんなお話。


1.怒ったらやる子の将来

学校や家で子供が怒られることはよくあります。

学校では
・廊下を走った時
・宿題をしてこなかった時
・提出物を出さない時
・掃除をしない時

家なら
・勉強しない時
・お風呂になかなか入らない時
・テレビやゲームをずっとしている時
・早く寝ない時

その他では
・悪さをした時
・他人に迷惑をかけた時

などでしょうか?
大人の皆さんはこんな時、怒ったことがありますか?

そしてその時、子供は言うことを聞きましたか?

今後もそれを続けたとして、
果たしてどうなっていくと思いますか?

僕の思う答えはこうです。

怒らないとやらない人に成長していく

怒られるのは子供も大人もイヤです。
なるべく怒られないように生活します。
でも、怒られ慣れてしまうと、
「怒られるまでは〇〇し続ける、△△しない」
ようになります。
大人もずっと怒り続けるのはイヤです。
もし「怒られてもいい」という風になると
当然、怒られてもやらなくなります。
こうなると、
・どうしたらやってほしいことをやるのか
・やってほしくないことをやめるのか
分からなくなります。

結果、怒られ慣れた人は「怖いものはない!」
と勘違いし、人の指摘や注意,アドバイスを聞かない、自由で社会に困った人になっていきます。






2.褒めたらやる子の将来

では褒めるならどうでしょうか?
よく「褒めて伸ばす」という言葉があります。

褒められると嬉しいので、また褒められるために頑張ります。

一見正解のように見えますが、ここにも落とし穴が。

褒められないとやらない人になる

褒めるというのにも「慣れ」が存在します。
「怒る」にも慣れはありましたが、
実はどちらも慣れるまではある程度効果があります。
でも慣れてしまえば、

「褒める」は
「もう褒められ飽きた」や「褒められないならやる意味ない」になり、

「怒る」は「もう怖くないからやらない」になります。



怒るのもダメ、褒めるのもダメ。

では一体どうすればいいのでしょうか?






3.怒るのは場合、褒めるは方法

怒るのはダメと言いましたが、怒って良い時もあります。それは危険な場合です。

車に轢かれそうになったとき、同じことがないようにしなければなりません。
このような時は「怒る」というのは有効です。
つまり、「慣れを必要としない場合」は怒ることで2度としないようにと意識させることができます。
ただ、理由をわかってもらう時は落ち着いた時にしっかり時間を使って説明してあげましょう。


褒めるに関しても「正しい褒め方」があります。
それは具体的に褒める
例えば勉強を頑張った時、
中身を見ずに褒めるのではなく、
難しい問題を解けたことや、正解数が多いこと、
本人が立てた目標を1週間クリアしたことなど、
本人が頑張ってきたことを褒めると、
これは次につながります。

人は褒められた時、
褒められた内容によって今後の頑張る内容も変わります。

字がキレイと褒めたら今後も字を丁寧に書く

文章がしっかり読めたことを褒めたら
次も文章を丁寧に読むようになる

褒める側ができることは
もし、ここを頑張って欲しいと思うことがあれば
そこを褒められるよう、よく見ておくことです。






4.最後に

怒るのは場合
褒めるのは褒め方

という話をしてきました。
僕は授業中、勉強に気持ちが向かない人にはよく話をします。

何のためにやるのか
何をすべきなのか
どうしたらいいのか

答えは人によって違います。
それは性格はもちろん、生徒によって今いる段階があり、それに応じてアドバイスの中身や仕方が違うという意味です。
最終的に行き着くゴールは皆同じだと考えています。

これからも子供の勉強や成長に役立つ情報が
学校の先生や保護者にたくさん広まるように
少しでも尽力できれば幸いです。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。





ちなみに最初の答えは
「深夜」でした。
ではまた近いうちに笑

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