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『好きと美しさを伝えるにはあまりにも拙い文章にはありあまる熱い熱がこもっている』日記

2023年 3月10日 金曜日 の日記



・今日一日のできごとをこの写真だけで説明できるけれど少しだけ細かく説明しながら脳の整理をする日記。



・もう少しだけ近づいた写真。わかる人にはわかるこのデザインのステッカーは、映画『パンズラビリンス』の入場特典。『パンズラビリンス』は、2006年製作、ギレルモ・デル・トロ監督によるダーク・ファンタジー。なんの記念かわからないけど、この日から1週間限定で全国上映が始まった。


・私は生涯二回目のパンズラビリンス。一回目はツタヤでレンタルして観た。一回しか見てないので言葉に信用がのらないと思うが、この映画は私の好きな映画トップ50(30かも)にはいる大好きな作品。大好きな作品でもあり、ギレルモ・デル・トロ監督作品を好きになるきっかけとなった作品でもある。


・ギレルモ・デル・トロ作品を全て観たわけではないから本当のファンとは言えないかもしれないけど、好きだという気持ちは誰にも否定できない。


・脚本製作をいれたらもっと鑑賞した作品は多くなるけど、監督作品に限定したら下記のこれらが視聴済み作品。

『ブレイド2』 『ヘルボーイ』 『パンズラビリンス』『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』 『パシフィックリム』『クリムゾンピーク』 『シェイプオブウォーター』


・じゃあどこが好きなの?なんで一回しか見てないの?の話になるんだけど、それは、


美しすぎるから。




・映像の色使い、出てくるクリーチャーのデザインの美しさ、セリフの選び方、世界観。うううっ。うまく説明できないんだけど、美しいと感じる何かがある。パンズラビリンスには特徴的なクリーチャーが出るんだけど、初めて見た時に泣いてしまった。それはそのクリーチャーの持つ怖さが原因ではない。そのクリーチャーの持つ美しさに感動して泣いてしまった。「このデザインよく思いついたな」と言う気持ちがその感動の大半を占めている。


・パンズラビリンスに並んで『ヘルボーイ』も大好き。出てくるキャラ、クリーチャー、死と言うか、天使と言うか、ごにょごにょ。とにかく感じるのは美しいという気持ち。デザインの美しさだけじゃなくところどころに感じられる映像の美しさも美しいの… ヘルボーイも一回ずつしか見てないから、完璧にここが良かったの説明は出来ないんだけど、なんだろうな(記憶探り中)、光の使い方と色の使い方のせいかな。大地の美しさと言うか、花、木、自然の美しさというか。なんで一回しか見てないの?の話なんだけど、



美しすぎるから。




・ここからはもっと説明しにくくなるんだけど、ひとまず自己紹介をします。私は給食に出てくる好物は一番最後に食べます。私は予約してまで楽しみにしてたゲームを発売日の次の日に遊びます。私は大好きなアーティストの写真集を買ってからまだ一度も開いていません。バレンタインにもらったチョコレートをまだ食べきっていません。


・私は好きなものを好きすぎるがゆえに後回しにします。もったいぶるというか、好きすぎて触れられなくなる。好きなアーティスト(TWICE)の新曲MVだって、好きなユーチューブの動画(オモコロ、匿名ラジオ)だってもったいぶって見れずにだいぶ溜まってる。これらのことから何が言いたいかと言うと、


一回目の鑑賞で一目ぼれしてしまったせいで、二回目観るのをもったいぶっているってこと。



・観たい、観たい、観たい、観たいけどここぞという時に観たいってこと。そのここぞは友達と、恋人と、映画館で、という条件があればすぐにやってくる。ここまで長くなったがつまりは、映画館でやるなら見なきゃなってこと。



・たくさん泣いちゃった。感動のシーンで泣いたし、キャラデザの美しさで泣いたし、結局やっぱりストーリーがめっちゃいい。こういう時いつも思う、私は映画コラムニストにはなれないなって。面白かったもんは面白かったし感動したもんは感動したもんだし、美しいものは美しいんだもんとしか伝えられない。観たことある人にはこれで理解してもらえるけど、観てない人に感想を伝えられるコラムニストさんは本当にすごいと思う。ちょっと真似して今度コラムってみようかな。


・日常日記に戻る。鑑賞後はお互いに感想を胸に秘めたまま新宿をあとにした。まだ映画については語ることなく電車に乗り、数十分揺られ、人けのないカフェに移動した。席を確保し、ドリンク注文。席に戻り、お互いのわくわくをひしひしと感じ合いながら一呼吸二呼吸した。そして私が切り出す

「どうだった」

そこから盛りに盛り上がり、そのお店の閉店時間まで語り合った。一緒に観た人と語り合うこの時間はなにものにも代えがたい。いやほんとこの喜びと楽しさはこれでしか味わえない。ひとり映画もいいけど、やっぱり性格の合う友達と観る映画がいちばん良い。いつもひとり映画の人はいつでも私を呼んでください。都内ならお供します。洋画限定ですけど。



・帰り道でもLINEでの楽しさ共有は続いていた。にやにやしながらスーパーに寄って、家に着いたのは夜の10時ごろだった。スンヂュブチゲを作った。スンデュブ すんぢゅ dつ でゅ dじゅ 

チゲを作った



キーボードで どぅ と打てん



・仕方なくdoxuで入力したけど、もしかして一発でどぅと入力する方法ってない?じゅとかしゅとかみたいに。うぉの入力も難しいよね!


・チゲはバスレシピのリュウジさんのレシピを参考にし、少し具材を変えて作った。おなかが空いていて欲が強かったので、二倍の量を作ったが、ぺろりだった。唐辛子をたくさん入れたはずなのにちょうどいい辛さなのをもっと疑うべきだった。つぎの日、炎。 レシピの中にイカの塩辛があったのが驚きだったなあ。



おわり



おやすみのあいさつ

悪口言おっと。映画の批評(批判)をほぼしない私だけど、ヘルボーイのリブート版はダメ。俳優さんは悪くない!デヴィッド・ハーバーかっこよかったし!それは良かったけど、なんか全体的にスプラッター映画だったのが私には合わなかった。あ、でも最後の最後に出てきたクリーチャーのデザインににはわくわくした。ほんの少ししか出なかったからダメだけど!うん!(厳しいねえ)。ギレルモ・デル・トロ版のヘルボーイのような美しさを期待して観に行ってしまった私も悪いな。いままではヘルボーイ好きなんだよねと人に言っていたけど、その日から「デル・トロ版のね」と付け加えざるを得ない生き方になった。さ、今日もスンヂュブチゲを作ります。おやすみなさい。さようなら

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