【工作】はじめてのコスプレ~ホホホでプププなものがたり~
ハッピーハロウィン。
ハロウィン、今年も無事に終わりました。
僕はと言うと、家を訪れるであろう子供たちの存在に怯えながら過ごしていました。
ところで、ハロウィンと言えば仮装ですよね。
仮装した姿で近隣の家を巡り歩き「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ」って感じに可愛い脅しでお菓子を貰うイベント、それがハロウィン。
しかし、ハロウィンの仮装だけは子供の頃にしかできません。そんな貴重な体験をできる子供たちが羨ましいです。
と思えば今やハロウィンは大人のコスプレ大会と言えるほど市民権を得ました。
そんなハロウィン、これまで僕は参加しませんでしたが、ただただ参加できなくて残念だとは思わなかったです。むしろ「だからどうした」って感じです。
ところが世の中、何事も参加した方が圧倒的に楽しいし得をしている気がする。
だから、
…とはいえ、コスプレなんてした事ないし服も作れないしメイクもできない。そもそも人前に出る勇気もない。
なので人型のコスプレは諦めます。
そこで選んだのがこちら
「カービィ」です。
…さて、どうやってコスプレをするかについてですが、幸いにも僕は過去に
こういったフルフェイスマスクを作ったことがありますので、これをもっと大きくしたものを作ろうと思います。
これだったら誰かわからないから、堂々と人前に出ることができます。そして性別も年齢もわからないから、「お菓子を貰う」という目的も達成できるわけです。
というわけで、
来年のハロウィンに向けて「カービィ」を作ります!
そういうわけで用意したのはこちら。
膨らませた風船に紙を貼り、最後に中の風船を取り除くことでマスクが完成するという寸法です。
まずは土台となる風船を膨らましていきます。風船の色は製作に関係ないのですが、一応ピンクを用意しました。
自分の好みの大きさまで膨らましたら、
あとは縛るだ
け! なん!
ですが!風船は!
大きいほどに!縛るのが大変なので!
小さいお子さんは!お父さんにやって!
もらってください。
僕は人間なんですけど、比較すると大きさはこれくらいです。
ポヨポヨポヨと跳ね具合も良く、
遊び心地も最高です。思う存分遊んでから次の工程に移りたいと思います。
~1か月後~
12月
さあ、一緒に遊んで愛着の湧いた風船に書道用の半紙を貼っていきます。
…気づけば外は真っ暗に。暗くなったら電気をつけるとおすすめです。明るくて見やすくなります。
貼り終わりました。 少しくらい乱れた貼り方をしても問題はありません。
張り付けた半紙の上から、補強用の新聞紙を貼っていきます。
貼り終わりました。
この時点で手はノリでかさかさに、腰はばきばきになっていますが、もうひと踏ん張りしていきます。これもお菓子をタダで手に入れるためです。
新聞紙の上にもう一度半紙を張り付けたら、最後に貼り付けるのはカービィ色の画用紙。
ほいっ!
……さて、無事にすべてが貼り終わったら、風当たりのいい場所で乾燥させたのち
中の風船を針などの尖ったもので割って取り除きます。
賃貸にお住まいの方は近隣への配慮が必要なので、朝の11時頃をおすすめします。僕は怒られる覚悟があるので深夜2時に割ります。
あっ あっ あっ
あああああぁぁぁ!
…さて、割った風船のおしり側にできた穴を広げる作業に入ります。
お気づきの方もいるかとは思いますが、今回作っているのは人が被れるサイズのフルボディマスクです。
肩幅に合わせてハサミやカッターで広げていきます。
少し小さかったようなのでもっと広げます。
「胸の厚みで引っかかってるから~もっと前にも広げていいよね~」などと独り言を言っています。
マスクの中は音がよく反響しているので、まるで狭い洞窟に閉じ込められているような気持になります。
調整を繰り返し繰り返します。
…いい感じです。
しっくりくる収まりのよい穴の大きさになりました。
穴の中ではカービィに吸い込まれる(丸吞みされる)とこんな感じなんだろうといった景色を楽しめます。この予行練習で覚悟が決まったので、いつ吞み込まれても安心です。
丸いだけではカービィとは言えませんので、同様の作り方で手と足も作りました。
球体と球体の接着は難しいのでつなぎ目を布で隠すことで対処します。
このおかげで両手の稼働も可能になりました。
…裏側はこんな感じです。洞窟にしか生えないキノコのようですね。
足はセロハンテープで貼り付けます。
固定は下部分のみで適度に揺らすことができるので、カービィの元気さも再現できそうです。
カービィのほよんとした素敵なお口は、お絵描きアプリで描きました。
それを印刷してラミネート加工を施します。
余談ですが、コンビニで印刷中に小学生集団に「それなあに?」と聞かれたので「血で炊いたおにぎり」とだけこたえて逃げてきました。
…さて、このお口を内側から貼り付け、同じく印刷してラミネート加工した目を貼りつけたら、いよいよカービィのコスプレ衣装が完成です!
こちらが僕のはじめてのコスプレ、
「カービィ」
です。
「ポヨ~?」
「ハァイ!」
「プィプァアゥイ!」
「ププゥエァ!」
「ポェプォ!」
「プォ?パゥヨォ!」
どうですか?
ご覧いただいたように、カービィの備え持つ生命力やエネルギー、躍動感や表現力に富んだデザインを存分に生かせる立体マスクになったと言って良いでしょう。
細かな改善点はあるものの、前後左右どこから見ても愛くるしさを失わない仕上がりは、“Good”の一言に尽きますね!
インテリアマスクとして飾ることも、お部屋に彩りを添えるアイテムとしても、そして大切な人への贈り物としてもおすすめです。
実際に使用する予定は来年のハロウィンまで無いですが、せっかくなので現実では味わえないファンタジーなワールド、つまりはプププランドの世界感を、カービィのマスクで楽しむことにします!(コラ画像を作る)
たった数枚のコラ画像ですが、ぜひカービィのBGMと共にお楽しみご覧ください。
満足です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
僕はこれから来年のハロウィンに向けて“Trick or Treat”の発音練習をするので、この辺で失礼いたします。
会えない時のために、こんにちは、こんばんは、おやすみ。
さようなら
肩幅を測っていたらロボットダンスに
印刷した自分の目を照らし合わせている
作業するには圧倒的人手不足
『ホホホでプププな物語』
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