挫折をしても乗り越えたと思えたことを書く

気づけば1ヶ月近くnoteから遠のいていました。
何をしていたかと言うとコロナ関係で毎日仕事仕事仕事。私の大嫌いな急に降ってくる仕事。それにてんやわんや。しまいには在宅勤務といういつでもパソコンを触れる環境にいるため、時間を問わず仕事をしてしまってる。これは不味い、社畜だ。

そんな前置きはさておき、自己肯定感を高めるシリーズということで今回のテーマはタイトル通り、『挫折をしても乗り越えたと思うこと』について自己満で殴り書きをしようと思う。

私は生まれてから今日まで挫折ばかりの人生だったと思う。
物心ついた頃から両親の仲は最悪でお互い『馬鹿』だの『豚親父』だの言い争う姿は日常茶飯事。勉強運動生活習慣どれ1つをとっても完璧じゃないと怒られる環境で、知らず知らず私は完璧主義という性格が作られた。少し話はズレたが要は家庭環境には恵まれないという挫折を味わっている。
そして小学校高学年からは自分の容姿に悩み中2の時には1日3回すれ違ったイキった学生に『ブス!!』と言われ泣きながら帰ったこともある。容姿で挫折。
そんな経験から歪んで形成された性格が引き起こすのは『人間関係の不安定さ』
学生時代は嫌われるのが怖く相手に合わせ疲れ果て、友人のちょっとした言動に傷つきその場では笑って過ごすが家では寝る前に必ず思い出し泣きながら眠る毎日。社会人になってからは元々何事に対しても不器用な気質と人間関係の不安定さで爆弾扱い。すぐにリタイアするだろうとずっと思われていた。

まぁそんな挫折を色々味わってきたが今日はそのうちの1つ、容姿について乗り越えたことを書こうと思う。正直『乗り越えた』と言い切るにはまだまだ時間がかかるだろうし、恐らくきっとこの先、死ぬまで容姿については悩み続けるだろう。それでも14際の頃の私と今の私なら変わってるところもあると思って書き出してみる。

単刀直入に言うと、今の私は初対面で会った9割の人間から『可愛い』と言われる。それ以外にも『細い』『足が長い』『色白』『小顔』『黒目がパッチリ』『スタイル良し』と書いてて嫌味に聞こえるかもしれないが、事実として言われている。残りの1割は『冷たそう』『怖そう』『キツそう』と言われる。原因はわかっている。笑っていないからだ。
まぁそれでも『冷たそう』=『ミステリアス』と拡大解釈をしてメンタルを保つようにしている。大体そんなマイナスに見てくる人と今後も付き合っていこうと思わないし。

ここまでになるまでコンプレックスをバネに死に物狂いで努力したと思ってる。
『ブス!!』と言われた日から顔を上げて歩くことができなくなって、リアル猫背が酷くなった。
でももう、そんな自分が惨めで恥ずかしくて嫌だった。
転機は高校2年生。人生で初めてバイトを始めた。今はなきサンクスというコンビニ。バイトを始めたのは単純に遊ぶお金が欲しかったから。家は母子家庭で経済的に余裕はなくお小遣いも5000円程度。そんなんでは服も、プリクラも、ファーストフードも、何も楽しめなかった。だから自分で稼ぐ手立てが欲しかったのだ。
バイトはだいたい週4程度。地方の最低時給で働いてたと思うとゾッとはしたが、毎月4~5万は稼いでいた。
当時は携帯は母親に払ってもらっていたのと特に家にお金をいれることも強要されていなかったので稼いだお金は全部手元に入る。
そこから色々と手を出してみた。
まずは流行りを知るためにティーン誌を買ってみた。当時はSEVENTEENに鈴木えみ、榮倉奈々、北川景子が専属モデルとして活躍していて彼女たちの持ち物や制服の着こなしを参考にしようとした。
持ち物から派生すると、まずは文具。無印良品のシャープや色ペンが使いやすいと紹介されれば買いに行き、このコンビニお菓子とドリンクがオススメ!!と紹介されれば手に取って買っていた。そうやって流行りに乗ろうと頑張った。
そしてそんなキラキラした彼女たちは絶対に『メイク』をして『美容』に気を遣っていた。
体育の時は日焼け止めがマスト、落ちないマスカラ、つけまつげの紹介、ニキビに効く化粧水。片っ端から買い揃えた。
よく覚えているのは日焼け止めは奮発してANESSA、マスカラやアイラインはファシオ、化粧水は極潤と白潤、色白になりたいためにDHCのアセロラ化粧水やビタミンCサプリも買い込んで毎日試していた。体の中からも変わらなきゃいけないと思い10代でコラーゲンも摂取していた。
そうやって色々挑戦していく中で、やはりメイクが1番変わった。
私の顔は元々つり目で黒目が大きい。それが功を奏し『ギャルっぽい』『猫顔』と言われるようになった。その頃から身長の割に細身だったので『小顔』や『スタイルいい』と相乗効果で言われるようになった。
そうなると同級生の男子からお誘いを受けたり、地元の駅でたむろってた他校の男子生徒からもメアドの入った紙を渡されたり、繁華街に行くとナンパされたりと、一気に周りの扱いが変わった。

『あぁ、人ってやっぱり見た目や外見なんだな』というのを17歳で実感した経験であった。それと同時に戸惑いを感じたり、でもブスからの脱却の1歩を取れた自分に多少の自信も感じた。

それから時を重ねて今。
体重は当時より10キロ以上痩せ、正直に書くと160センチ43キロ。生理時は45近くまで増えるが生理後は43に戻る。年齢よりも若く見られることも多く正直得をしたと思っていることも多い。
しかし実を言うと心は益々歪んでしまった。救いようがないと思っている。それについてはまた別の機会に吐き出そうとと思う。

あの時ブスのまま終わってたら私は今生きていたのかな。引きこもって自分を傷つけて前を向くことが出来なかったも思っている。だからある意味これは自分の力で乗り越えた経験だと自負している。

長々書いたが、まずは容姿の乗り越えたお話。

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