見出し画像

[和訳] 朝日のあたる家 (アニマルズ) [洋楽をしゃべり言葉に翻訳]

 「朝日のあたる家」は1964年にビートルズやローリング・ストーンズらと共に世界的に人気を博したイギリス系バンドの一つアニマルズに歌われてアメリカで3週連続首位、その他の国でも一位を記録する大ヒットとなった曲で、セールスは不明だが当時はアメリカのみでも100万枚は超えたようで、Spotifyではレット・イット・ビーなどより多い10億回再生ほどとなっている。

 本曲は元々はアメリカの民謡(フォーク)の一つであり歌詞を飛躍的に発展させ他の文学全般への影響も大きいボブ・ディラン氏のバージョンも有名で、この曲はアニマルズのアレンジによって「フォーク・ロック」というジャンルの始祖となっている。

There is a house in New Orleans They call the Rising Sun
 その家はニューオリンズにあって、皆それを"朝日(のあたる家)"と呼ぶんだ
And it's been the ruin of many a poor boy And God I know I'm one
 それは貧しいガキを沢山破滅させてんだ 神よ俺もその一人なのは分かってるさ
My mother was a tailor She sewed my new blue jeans
 俺のお袋は仕立て屋でさ 俺の青いジーンズを縫ってくれたんだ
My father was a gambling man Down in New Orleans
 俺のオヤジはギャンブル男だった ニューオリンズ中でやってったな
Now the only thing a gambler needs Is a suitcase and trunk
 今、ギャンブル男が唯一必要とするもの、そりゃスーツケースとトランクだ
And the only time he's satisfied Is when he's on a drunk
 そしてそいつはある時間だけ満足する それはそいつが酔っている時だよ

Oh mother, tell your children Not to do what I have done
 ああ、母さん、君の子供に伝えてくれや 俺がしてきた事をしないようにってな
Spend your lives in sin and misery In the House of the Rising Sun
 人生を罪と不幸と共に過ごすことになるんだよ "朝日のあたる家"でな

Well, I got one foot on the platform The other foot on the train
 まあ、俺の片足はプラットフォームにあって、もう片足は電車に乗ってんだ
I'm going back to New Orleans To wear that ball and chain
 俺はニューオリンズに戻る そのボールとチェーン(*鉄球ついた足枷)を着けて
Well, there is a house in New Orleans They call the Rising Sun
 まあ、その家はニューオリンズにあって皆それを"朝日(のあたる家)"と呼ぶんだ
And it's been the ruin of many a poor boy And God I know I'm one
 それは貧しいガキを沢山破滅させてんだ 神よ俺もその一人なのは分かってるさ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?