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こどもたちとの日々ぐるり

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子どもの観察が趣味。日々子どもたちに育てられている母の発見や、ときどき反省文。
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#子どもの観察

こどもへの言葉がけ

こどもへの言葉がけ

日曜日の公園で聴こえてくる会話「なんでちゃんと並べないの?」
「早くしなさい!」
「なんで妹が泣いてるのにほっといたのよ!」
「ほらあんたがグズグズしてるから場所取られちゃったじゃない」
「ちょっとそこさわんないの!!」

あー、わかるよ、と思いつつ…
いやはや、質問というより呪いやら命令やら、楽しいはずの公園で涙目だったりプンスカしてる子どものなんと多いこと。公園て怖いところです(違)

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21世紀を生きていく

21世紀を生きていく

むすめが生まれた時に込めた想い不確実な時代に、
自分の足で立って、
自分の手で未来を拓く。

岐路に立ったときに、
自信(自己信頼)を持って選択できる。
たとえ失敗しても
立ち直れる力を持っている。

自分もそうありたいし、こどもにもそうあって欲しい。

そんな気持ちで、名前を考えた。

こどもが育つのを邪魔しない。私たち親が「育てている」というより、こどもが「育っていくのをサポートする」という感

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100年歩ける足を育てる第一歩

100年歩ける足を育てる第一歩

“とびきりいい靴をはきなさい。
いい靴は素敵な場所に連れて行ってくれる。”

「花より男子」藤堂静の名言!?
ヨーロッパに昔から伝わることわざ、だそう。

こども靴のコストは勿体無いのかこどもたちの靴はヨーロッパ製。
オシャレのため、ではなく、健やかな身体作りのため。
あれこれ情報を探し、行き着いた先にたまたまあった。
足を大切にする文化圏の靴ということ。
まあ、日本は靴を履き始めてせいぜい80年

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こどもにも、メンターを。

こどもにも、メンターを。

こどもが育つのを邪魔しない
挑戦したいこころを妨げない

そう思っているけども、毎日毎日一緒にいれば、時には「早くして」「何やってんの」なんてこともある。いや、わりとよくある(反省)

反抗期とか思春期になれば、さらにモヤモヤするんだろうなぁ。

親にできること、他人にできることは違う。自分に置き換えれば自明で(あまり友達には相談しない、というのもあるが)
親には言えないけど、メンターには相談する

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「イヤイヤ期」は大人が作っている?

「イヤイヤ期」は大人が作っている?

登園時、雪が積もってるよー!ほらここ!
子どもたちが走り出した!
サクサクふみふみ子どもたち、と私
(うっかり雪を期待)

朝も帰りもこの調子、時間かかってしょうがないけど、楽しい。

ふみふみリトルガールと怒鳴り声のママさん「もういいかげんにして!なんでそんなことするの!」
「やだ!」

…小さな女の子が、抵抗むなしくほぼ引きずられ連行されていった。

いいかげんにする、も、そんなこと、も理解す

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呪文をかけないで。

呪文をかけないで。

「貸してあげたら?」
「押すのはダメって約束してね」

ちょっとした腹痛で10分ほどトイレにこもっていたら、
聞こえてきた夫の声。
声こそ荒げていないけど、温和な彼には珍しく、イラついているのがわかる。

場面は容易く想像がつく。
3歳むすめが大事にしているものを、まもなく1歳ヤンチャむすこが、触りに行っている。

やめて!だめ!こないで!
○○くん抱っこしててよ!

涙ながらに訴えている。

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負けず嫌い

負けず嫌い

4歳娘、スポーツ教室に通い始めた。
体験会で脇目ふらずの大号泣。終わって、先生たちの「この子は入会しないだろうな…」という表情に反し、『来週もくる』と力強い回答。

だよね、そう言うと思った。
じゃあ、と申し込み、今日は入会2回目。

相変わらず大泣きしている。
この3回観察していてわかったのは、とにかく「負けず嫌い」であるということ。

負けず嫌いには2種類ある①人と競るときに負けるのを嫌う

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