「人は一人では生きていけない」は本当なのか~私が考えた他人との関わり方~

先にこちらの記事をご覧いただく事推奨です。
後述する考えに至った経緯(出来事)が書いてあります。

1、「一人では生きていけない」から感じること

人は一人では生きていけない。

子供のころからそうやって教わってきました。
多分それはこの世界で当たり前の共通認識で、誰しもが思い、そう思うから人にやさしくなれるのだと思います。

今現在壊れている私でもそう思います。ただしこの言葉には隠された前段があるのではないかというのが最近の考えです。

正しくは
「物理的には」人は一人では生きていけない
だと思います。

例えばスーパーに行って野菜を買うとき、その野菜を育ててくれる人がいて、卸業者がいて、スーパーの店員がいて・・・
もちろん自給自足している人もいますが、一般的なこの社会において一人で生活することは無理だと思います。

でもこれってあくまでも物理的な話で合って、心理的には別ですよね。

「心理的には」人は一人でも生きていけるんじゃないでしょうか。
そんな人、この世の中、特に日本にはたくさんいると思います。
あえて願いを込めて少数であると思いますが、そのうちの一人が耐えられなかった方
孤独と孤立、死が勝利した人はこの世を去っているのだと思います。
私はそんな人にあこがれを持ち、尊敬します。

・・・どうしても死についての感情が頭を離れないので話が脱線しましたね。戻します。

「そんな人いないよ!」って思った方、いらっしゃると思います。
断言しますがいます。
現に私がそうです。

母親は数年前に他界し
父親は長年うつ病を患っており、私が入院した時も私が勤めている会社と自分(父親本人)の心配しかせず(大丈夫かの一言もなかったです)
妻はすでに私に興味を失っており、友達と遊んだり自分の夢を追いかける方が大事で
本音を打ち明けられるような友達もおらず
会社では誰とも会話せず、嫌われているか、陰口を言っているか、奇異の目で見ているか、誰も私に興味ないかのどれか。

名誉のため記載しますが、義父母だけは唯一私の事を心配してくれています。
ただ、一緒に住んでるわけでもないですし、私にとってはまだ「恐縮する人」の域を出られないです。
(こんなこと言っていますが、自殺未遂して入院した時に仕事を休んでまで世話をしてくれた恩は一生忘れません)

どうでしょうか。心理的に孤立していませんか?

でも私は生きています。生きている理由は死ぬのが怖いので生きています。それだけです。

そんな人私だけじゃないと思います。世の中にたくさんいると思います。推測ですが。
一人で自殺企画をする人は少なくとも同じような孤独感や孤立感を味わっていると思います。

2、出来るだけ心を壊さず一人で生きていく方法

最初に述べておくと、これはまだ実践中であり、結局のところまた心を壊す原因にもなりかねないのですが
もう他にも思いつかないので頑張ってやってます。

ここまで書いていると「じゃあ心理的に一人じゃない」の定義は?と考えてきます。

私の答えとしては「愛」です。

別にこれは男女間だけの話ではありません。
家族愛、友情愛、仲間愛・・・
誰であろうと心理的に近づくとすれば、そこにあるのは愛だと考えます。

今私が一番欲しているもので、まったく無いものですね。

壊れる以前は自分から人を愛すれば、必ず帰ってくるものと思っていました。
愛することは美徳である。それこそ自分の価値を上げるものと思っていたかもしれません。

ただ、妻にも、同僚にも愛した結果、帰ってくるどころか逆に自分が傷つきました。(詳細はリンク参照)
そして壊れました。

そういったことを経て今思う結論は「人を愛すれば必ず自分が傷つく」という事です。

掲題の「心を壊さず一人で生きていく方法」

それは「人を愛さない」「深いかかわりを持たない」ということ。

ただしこれはあくまで能動的な話で合って、受動的に愛してくれる人がいるのならばありがたく受け入れます。
ただ、いくら愛をもらっても感謝はしますが私から愛することはしません。
最終的に傷つくから。

いわばこれは自衛です。
私の実態はかまってほしくて、愛されたくて、たまらないのですが
それ以上に自分の事しか考えられず、いかに自分を守るかしか考えていない超自己中なので。

最近能動的にバンドを新しく組もうと思っていますが、それも自衛なんです。
誰かと楽器を演奏している時だけが、私が唯一この世界から切り離される、逃れられる方法だからです。
現にバンドメンバーには深入りしません。もっと仲良くなろうとは思いません。あくまでビジネス的な付き合いのみです。

もう衝動的に死にたくなるほどの辛い思いはしたくありません。
もう傷つきたくありません。

だから、私は愛することをやめます。

人とのかかわりはすべて義務や義理で接します。

そして、誰も私を愛してくれないこの世界を憎み、壊し、傷つけながら生きていきます(完全な逆恨みですね)


またこの考えが失敗した時には記事を書くと思います。
共感、批判コメントお待ちしております。

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